まだ大人と同じ食事がとれない2歳児には「どんな作り置きおかずあるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
通常の作り置きおかずは保存性を高めるために、濃い味付けになっている場合が多く2歳児には不向きなレシピが多くあります。
今回は、幼児食の作り置きおかずの中でも、2歳児におすすめのレシピを紹介します。2歳向けの作り置きレシピのポイントや、正しい保存方法も紹介しているので、参考にしてみてくださいね!
【2歳向け】幼児食の作り置きは忙しいときに大活躍
2歳児はまだ大人と同じものが食べられないため、別に作ったり、先に取り出したりと面倒に感じることもありますよね。
仕事や用事が立て込んでいるとき、子どもの面倒を見ながら食事を作るのは難しく、時には作れない日もあるのではないでしょうか。そんなときに作り置きは大活躍!
ここでは、幼児食を作り置きしておくメリットを紹介します。
食事を作る手間が省ける
作り置きおかずは、時間のある時に作って保存しておけるので、毎日の食事の手間が省けます。
仕事や家事・育児をしながら、毎日3回の食事をバランスよく作るのは大変ですよね。特に、2歳児は食材の大きさやかたさなど、調理に工夫が必要なため時間がかかってしまいます。
2歳児の幼児食を作り置きしておけば温めるだけで提供でき、調理時間を大幅に短縮できます。毎日忙しく「ご飯を毎回作っている余裕がない」というママ・パパには、作り置きおかずがおすすめです。
必要な栄養もしっかり摂れる
作り置きおかずを組み合わせることで、栄養バランスの整った献立が簡単にできあがります。
野菜は皮をむいたり食べやすい大きさにカットしたりと、手間がかかってしまいます。そのため、忙しい日にはお肉やお魚などの「メイン料理のみ」になってしまう場合も少なくありません。
2歳頃は偏食や食べムラもあり、栄養素が不足しがちな時期でもあります。特に、以下の栄養素は不足しがちなため、積極的に取り入れる必要があります。
- カルシウム
- 鉄分
- DHA
- EPA
不足しがちな栄養素を含むおかずを作り置きし、献立にプラスして栄養バランスを整えましょう。
時間がなくても食事内容が充実する
一汁三菜の献立は、栄養バランスも良く食卓も華やかになりますが、時間がないといくつもおかずを作れませんよね。
作り置きおかずは時間のある時にいくつかまとめて作って保存しておくため、時間のない日でも簡単に献立を整えることできます。
特に、調理に時間のかかる煮物や、調理工程の多いおかずは、作り置きしてストックしておくとおすすめです。
作り置きおかずがあれば時間のない平日も、品数が増えて食事内容が充実するためぜひ、試してみましょう。
2歳向けの幼児食を作り置きするときのポイント
2歳児の幼児食を作り置きする際は、安全においしく食べてもらうためにいくつかポイントがあります。
作ったおかずを食べてくれなくては意味がないため、子どもの「食べたい」を引き出すようなメニューも必要です。
ここでは、2歳児の幼児食を作り置きするときのポイントを解説するため、参考にしてみてください。
必要な栄養が取れるよう工夫する
体が急成長する2歳頃は、栄養が偏らないよう不足しがちな栄養素を取り入れるなど工夫が必要です。食材がかぶっていると、栄養が偏りやすくなるため要注意。
主菜が肉の場合は、野菜を使った作り置きおかずを組み合わせてみましょう。魚を主菜にする場合はたんぱく質を少し補うように、卵や大豆を使った作り置きおかずがおすすめです。
主菜との組み合わせを考慮して、必要な栄養がしっかりと摂取できるような作り置きおかずを作りましょう。
好みの食材を積極的に使用する
2歳の作り置きおかずでは好みの食材を積極的に使用し、食欲をそそるよう工夫しましょう。
自我が芽生え始めイヤイヤ期に突入している2歳頃は、好き嫌いが多く出てきます。嫌いな食材が入っていると手を付けてくれないことも多く、献立作りに悩むことが増える時期でもあります。
食事を食べなければ栄養も取れないため、まずは好きな食材を中心に献立を考えてみましょう。好きな食材ばかり偏らないよう、苦手な野菜を少しだけ加えてみるのがおすすめです。
一度食べておいしいと感じたものは「また食べたい」につながります。好きな食材と苦手な食材の比率を工夫しましょう。
子どもが食べやすい大きさ・味付けにする
幼児食の作り置きおかずは、食材の大きさ・味の濃さに注意して作りましょう。2歳頃は乳歯が生えそろえておらず、咀嚼力や嚥下力も未熟です。
そのため、食べやすい大きさにカットし、柔らかく調理する必要があります。弾力の強いものはご誤嚥の危険性があるため避け、食べにくい食材は調理方法を工夫しましょう。
【注意すべき食材の特徴】
- 弾力の強いもの
- 皮が残るもの
- 唾液を吸って飲み込みにくいもの
- まとまりにくいもの
さらに、通常の作り置きおかずは味が濃いものが多く、2歳の幼児食には向きません。2歳児の味付けの濃さは大人の半分程度といわれているため、薄味を心がけましょう。
衛生面に配慮する
幼児食を作り置きする際は、衛生面に配慮して作る必要があります。子どもは細菌に対する抵抗力も低く、消化器官もまだ未熟です。
大人と同じものを食べても、子どもだけ食中毒にかかるケースもあります。
【食中毒の症状】
- 腹痛
- 下痢
- 吐き気
- 嘔吐
- 発熱
2歳の幼児食を作り置きする際は、衛生面に配慮して食中毒に気を付けましょう。
【2歳向け】作り置きした幼児食の保管方法
衛生面に気を配って調理していても、保存状態が悪いと細菌が繁殖してしまうため注意が必要です。
ここでは、作り置きした幼児食の保管方法のポイントを解説します。安全な食事を提供するために、作り置きおかずの基本を身に付けておきましょう。
保存容器は清潔なものを使用
作り置きおかずを保存する際は、清潔な保存容器を使用することが重要です。洗いが不十分な保存容器では、容器に菌が付着している場合があります。
保存容器は食器用洗剤できれいに洗ってから、乾燥させておきましょう。水分が付着していると細菌が繁殖しやすくなるため、乾燥させる時間がない場合はキッチンペーパーでしっかりとふき取ります。
耐熱容器の場合は鍋で煮沸するか、熱湯をかけて殺菌するのも効果的。非耐熱容器の場合は洗ってから、キッチン用のアルコールをかけて除菌します。
1食分ずつ小分けに管理
幼児食の作り置きおかずは、1食分ずつ食べきれる量に小分けしておきましょう。作り置きおかずは温めたり冷ましたりを繰り返していると、細菌が増殖し食中毒の原因となります。
さらに、大きな容器で保存していると直箸で食材に触れる機会が増え、箸から細菌が食材に移ってしまいます。
1食分ずつ小分けにしてあると、一度で食べきってしまうため細菌が増殖する心配がありません。食中毒菌の増殖を防ぐためにも、1食分ずつ小分けにして管理しましょう。
できるだけ空気を抜いて保管
幼児食の作り置きおかずは、できるだけ空気を抜いて保管しましょう。食材は空気に触れているところから酸化するため、料理が傷む原因となります。
酸化以外にも空気があることで霜が付き、細菌の増殖が進んでしまいます。長期間保存したい場合や、傷みやすい食材には真空保存容器がおすすめです。
真空保存容器がない場合は、以下の手順で空気を抜いてみましょう。
- 作り置きおかずをジップロックなどの保存袋に入れる
- ボウルに水を張る
- 保存袋を水につけ、袋の中の空気を抜く
- 空気が入らないよう閉じる
【2歳向け】幼児食の作り置きレシピおすすめ10選
ここからは、幼児食の作り置きおかずの中でも、2歳児におすすめのレシピを紹介します。忙しくて献立を考える余裕のない日には、作り置きおかずを組み合わせて提供するのもおすすめです。
お肉やお魚の主菜は作ったけれど「栄養が偏ってしまった!」という日にも、作り置きおかずで足りない栄養を補足できます。ここでは、メイン系・野菜系・おやつ系の3つに分けて紹介します。
食べごたえ抜群◎メインのおかず
仕事や家事・子育てに追われ「今日はもう何も作れない!」という日には、メインの作り置きおかずを活用しましょう。お肉やお魚を使った作り置きおかずは、ボリュームがあるためお腹も心も満たされます。
メインのおかずに野菜を使った作り置きおかずをプラスすれば、栄養バランスも整います。多めに作って冷凍しておくと、長期間保存できるためおすすめです。
イワシの南蛮漬け
食欲の落ちた夏にうれしい、さっぱりとしたイワシの南蛮漬けです!イワシには不足しがちなEPAや、DHAなどの栄養素が豊富に含まれています。
酢には殺菌作用も期待できるため、日持ちのしないイワシも数日間保存が可能です。さらに、魚が苦手な子も揚げることで食べやすくなるため、ぜひ作ってみてください。
【材料 4人分】
- イワシ(中:全長18cm程度) 8~10尾
- 玉ねぎ 80g
- ピーマン 1個
- パプリカ(赤、黄) 各1/4個
- 塩こしょう 少々
- 片栗粉 少々
【南蛮酢】
- 米酢 80cc
- 砂糖 大さじ2杯
- しょうゆ 大さじ1杯
【作り方】
- ボウルに米酢・砂糖・しょうゆを入れ混ぜ合わせ、南蛮酢を作っておく
- イワシの頭・内臓を取り除き、手開きして骨を外しておく
- イワシに塩こしょうをして、片栗粉をまぶす
- フライパンに少し多めの油をひき、揚げ焼きにする
- 火が通ったら油をよく切り、南蛮酢につける
- 数時間冷蔵庫で寝かせて完成
参考元:夏!作り置きに!子供に♪イワシの南蛮漬け|Cookpad
ふっくら豆腐ハンバーグ
豆腐を加えてふっくら柔らかく仕上げたハンバーグです。鶏ガラスープの素やケチャップも入っているため、そのまま食べてもOK!
「お肉だけではまだかたすぎる」という子どもも豆腐を加えることで食べやすくなります。冷凍保存もできるため、少し多めに作ってストックしておくのもおすすめです。
【材料2人分】
- 豆腐(絹or木綿) 200g
- 合びき肉 180g
- キャベツ 適量
- 小麦粉 大さじ1杯
- 鶏がらスープの素(顆粒) 大さじ1/2杯
- ケチャップ 大さじ1杯
- 卵黄 1個
【作り方】
- 豆腐を耐熱容器に入れてラップをかけ、500Wで10分加熱する
- 豆腐をザルにあけて10分ほどおき、水切りする
- キャベツをみじん切りにする
- ボウルに材料をすべて入れ、よくこねる
- フライパンに油をひき、肉を俵型に成形して焼く
- 焼き色がついたらひっくり返し、少量の水を加えて蒸し焼きにして完成
参考元:ふっくら豆腐ハンバーグ(幼児食/冷凍可)|cookpad
具材たっぷり手作り餃子
キャベツや白菜などの野菜をたくさん使った手作り餃子です。種を包んだ状態で冷凍してあるため、冷蔵よりも長く保存できます。
調理する際は冷凍のまま加熱できるため、メイン料理を作る時間がない日などに重宝します。にんにく・ニラなどは、子どもの月齢やお好みに合わせて加えてください。
【材料 4人分】
- 豚挽き肉 400g
- キャベツ 1/4個
- 白菜 10~15枚
- 万能ねぎ 3~4本
- 餃子皮 2パック
(A)
- しょうゆ 大さじ2杯
- テンメンジャン(味噌) 大さじ1杯
- 日本酒 大さじ1杯
- ウェイパー 小さじ1杯
- オイスターソース 大さじ1杯
- ごま油 大さじ1杯
- 塩こしょう 適量
- すりおろし生姜 小さじ1杯
【作り方】
- (A)の調味料を混ぜておく
- キャベツ・白菜・万能ねぎはフードプロセッサーでみじん切りにしておく
- ボウルに肉・水気を切った野菜・Aの調味料を入れてよく混ぜ合わせる
- 肉を餃子の皮で包み、小麦粉をふるったバットの上に並べる
- ラップをして冷凍する
- 凍ったらジップロックに移して保存しておく
野菜・きのこがたっぷり取れるレシピ
忙しい日には主菜のお肉やお魚を焼いて、終わりになってしまう方も多いのではないでしょうか。ごはんと主菜だけあればお腹はいっぱいになるかもしれませんが、栄養が偏ってしまいます。
そんな方には野菜やきのこを使った、作り置きレシピがおすすめです。サッと作った主菜に野菜のたくさん入ったおかずをプラスすれば、栄養バランスの整った献立が完成します。
万能チリコンカン
カレー粉や香辛料を使っていない、野菜のうま味がつまったチリコンカンです。野菜がたくさん入っているため彩りもよく、食卓を華やかにしてくれます。
そのまま食べてもおいしいですが、パスタと混ぜたりチーズを載せてオーブン焼きにしたりとアレンジ自在です。じゃがいもやキノコなど、子どもの好きな野菜への変更もOK!
【材料2人分】
- ひき肉 150g
- にんじん 1/2本
- ズッキーニ 1/2本
- 玉ねぎ 1/2個
- 大豆 1パック
- トマト缶 1缶
- 塩 少々
【作り方】
- にんじん・ズッキーニは1cm角、玉ねぎはみじん切りにしておく
- フライパンに油をひき、にんじん・玉ねぎを炒める
- にんじん・玉ねぎに火が通ってきたらズッキーニを加えて炒める
- 全体に火が通ったらひき肉を加えて炒める
- 肉に火が通ってきたら大豆を加えて炒める
- トマト缶を加えて全体に火が通れば完成
野菜たっぷりポタージュ
野菜の甘味が感じられる、野菜たっぷりのポタージュです。冷凍保存したい場合は、ミキサーにかけた状態でジップロックに移して冷凍しておきましょう。
汁物はみそ汁や中華スープなどレパートリーが偏りやすいため、ポタージュを冷凍してあると食卓も一気に華やかになります。
【材4料人分】
- かぼちゃ 1/4個
- 玉ねぎ 1個
- にんじん 1/2本
- バター 10g
- 固形コンソメ 2個
- 水 400cc
- 牛乳 400cc
- 塩こしょう 適量
【作り方】
- 玉ねぎ・にんじんを薄くスライスしておく
- かぼちゃを耐熱皿に入れ、軽くラップで包み600Wで2分~3分加熱する
- かぼちゃが柔らかくなったら皮を削ぎ落とし、5㎜ほどの厚さにカットする
- フライパンにバターをひいて玉ねぎ・にんじんを炒める
- かぼちゃを加え、火が通ってきたら固形コンソメと水を加える
- 沸騰したら蓋をして弱火で10分ほど煮る
- 野菜が柔らかくなったら火を止める
- ミキサーにかけて撹拌する
- 鍋に戻し牛乳・塩こしょうを入れて味を調え、弱火で加熱して完成
参考元:冷凍作り置き♪野菜たっぷりポタージュ**|cookpad
お弁当にも◎大学イモもどき
子どもも大人もお箸が止まらなくなる、甘さ控えめの大学芋です。さつまいもはエネルギー源でありながら、ビタミンやミネラルを豊富に含むため「準完全栄養食」や「スーパーフード」とも呼ばれています。
食物繊維も多く含まれ、お腹の中の掃除をしてくれるため、積極的に食べさせたい食材の一つです。スナック菓子の代わりに、おやつとして提供しても喜ばれます。
【材料2人分】
- さつまいも中 1本
- 砂糖 大さじ1杯
- みりん 大さじ1杯
- しょうゆ 大さじ1/2杯
- 白いりごま 適量
【作り方】
- さつまいもは洗って皮を縞目に剥き、一口大にカットしておく
- 耐熱容器に入れ、ふんわりラップをかけてレンジで600Wで5分ほど加熱する
- フライパンに多めの油をひき、焼き目がつくまで炒める
- 火が通ったらフライパンの余分な油を、キッチンペーパーでふき取る
- 砂糖・みりん・しょうゆを加えて煮詰める
- お皿に盛り白いりごまをかけて完成
参考元:子供が大好き!大学イモもどき♡作り置き|cookpad
きのこのしぐれ煮
しめじやえのきなど、甘じょっぱく煮詰めた作り置きおかずです。きのこは食物繊維が豊富に含まれておりお腹の中を掃除して便秘の予防にも繋がります。
えのきや糸こんにゃくは噛み切りにくいため、短くカットすると子どもも食べやすくなりますよ。ごはんにかけたり、豆腐にかけたりとアレンジもしやすいため「あと1品あったらな」というときに大活躍。
【材料2人分】
- しめじ 1袋
- エリンギ 1パック
- えのき 1袋
- 生姜チューブ 適量
- 糸こんにゃく 1袋
- 砂糖 大さじ1/2杯
- 酒 大さじ3杯
- しょうゆ 大さじ2杯
- みりん 大さじ2杯
【作り方】
- きのこは一口大にカットしておく
- 糸こんにゃくは洗って水気を切り、短くカットしておく
- フライパンに油を薄く引き、きのこを炒める
- 糸こんにゃく・砂糖・酒・しょうゆ・みりん・生姜チューブを入れて加熱する
- ひと煮立ちしたら落し蓋をして煮る
- 煮汁が少なくなるまで煮詰めたら完成
大根の葉ふりかけ
捨ててしまう方も多い大根の葉っぱを使った、手作りふりかけです。大根は淡色野菜ですが、葉は緑黄色野菜に分類されています。
β-カロテンやビタミンC・葉酸など豊富に含まれているため、捨てずにふりかけにしてみましょう。葉は根の部分よりも苦味が強いため、少し濃い目の味付けにすると子どもも食べやすくなります。
【材料 3~4食分】
- 大根の葉 1株分
- にんにく 1片
- にんじん 1/4本
- 鰹節 一掴み
- ごま 適量
- サラダ油 少々
- 焼き肉のタレ 大さじ2杯
【作り方】
- 大根の葉・にんにく・にんじんをみじん切りにする
- フライパンに油をひき、にんにくを弱火いためて香りを出す
- 大根の葉・にんじんを加えて、水気がなくなるまで炒める
- 鰹節・ごまを加えて、さらに水分を飛ばす
- 焼肉のタレを加えて、味がなじめば完成
アレンジもできる♪おやつにおすすめ
ここからはアレンジがしやすく、おやつにもおすすめのレシピを紹介します。特に、蒸しパンはアレンジがしやすく、おやつ感覚で野菜も食べてくれるためおすすめです。
「今日はデザートがない」という日にも簡単にでき、日持ちもするためぜひ試してみてください。
簡単蒸しパン
蒸し器を使わずにフライパンだけで作れる簡単蒸しパンです。ジュースを入れることで甘味が増すため、砂糖不使用でもパクパク食べてくれます。
具材はじゃがいもやかぼちゃ・りんごなど好みの食材にアレンジもできます。野菜が入っていてもおやつ感覚で食べてくれるため、野菜が苦手な子どもにおすすめです。
【材料4人分】
- 小麦粉 80g
- 幼児用ジュース 100ml
- ベーキングパウダー 4g
- にんじん 1/4本
【作り方】
- にんじんを1cm角にカットし、柔らかくなるまで茹でておく
- ボウルに小麦粉・ベーキングパウダーを入れて混ぜる
- 幼児用ジュースを加えて混ぜる
- にんじんを加えて混ぜる
- カップの半分まで生地を入れる
- フライパンに1㎝ほど水を張り沸騰させる
- カップを入れて8分ほど加熱する
- 爪楊枝で刺して生地が付いてこなければ完成
リンゴのコンポート
デザートやおやつとしても活躍するりんごのコンポートです。酸味が強いと子どもは食べにくいので、好みに合わせてはちみつや三温糖の量を調節してみてください。
そのまま食べてもおいしいですが、ヨーグルトと混ぜたり、バニラアイスに乗せたり、アレンジもしやすいレシピです。
【材料4人分】
- リンゴ 2玉
- はちみつ 80cc
- レモン 1/4個
- 三温糖 大さじ1杯
- 水 100cc
【作り方】
- りんごの皮をむき、一口大にカットしておく
- レモンは薄くスライスしておく
- 鍋に材料をすべて入れ、20分ほど煮る
- 煮詰まったら粗熱を取って完成
※はちみつは1歳未満の乳児に与えないでください
【2歳向け】作り置きした幼児食を活用するときの注意点
幼児食の作り置きおかずには、食べる際にもいくつか注意点があります。食中毒菌は目に見えず、常に増殖を続けています。
抵抗力の低い子どもが食中毒を発症すると、重症化する恐れがあるため注意が必要です。ここでは、作り置きした幼児食を活用する際の注意点を解説します。ぜひ、参考にしてください。
十分に再加熱する
作り置きした幼児食は、食べる前によく加熱することが重要です。ほとんどの細菌は冷蔵庫内で増殖が遅延したり停止したりしますが、死滅はしていません。
細菌の増殖に適した温度は20℃~50℃といわれており、子どもの食べやすい温度と一致します。そのため、再加熱する場合は沸騰するまでしっかりと加熱してから、食べやすい温度に調整しましょう。
特に、電子レンジで加熱する際は一部のみ温まりやすいため、途中で混ぜて加熱ムラを防ぎましょう。
幼児食の作り置きおかずを提供する際は、しっかりと加熱して菌を死滅させるのがポイントです。
一度加熱した料理は再保存しない
一度加熱した作り置きおかずは細菌が増殖しやすいため、再保存は避けましょう。作り置きおかずを食べきれなかった場合、もったいないからと再保存している方も少なくありません。
しかし、再加熱後は冷ましている間に菌の増殖に適した温度帯になるため、菌が爆発的に増加します。
さらに、食べる際に直箸で食材を触っていると、菌が箸を介して食材に移ります。再加熱した作り置きおかずは再保存せず、一度で食べきるか残ったものは廃棄しましょう。
保管期限に注意
手作りの作り置きおかずは、販売されているお惣菜のように保存料が入っていないため、保管期限に注意しましょう。
作り置きおかずを活用していると「これ、いつ作ったものかな?」「まだ食べられるかな」と不安を感じるケースも少なくありません。作ってから日にちの経っているおかずは、傷んでいる可能性が高く危険です。
タッパーやジップロックに作った日付と料理名を記載しておくと、調理から何日経過しているか一目で確認できます。
作り置きおかずの保存期間の目安は、以下を参考にしてみてください。
保存方法 | 保管期限 |
冷蔵 | 基本的に2〜3日 |
冷凍 | 基本的に2週間 |
食べる際は日付の古い順や傷みやすい順に食べると、フードロスも減らせるためおすすめです。
食事の準備が簡単に◎mogumoの幼児食宅配サービス
2歳児におすすめの作り置きおかずを紹介しましたが「作り置きする時間がない」「まとめて作るため重労働」と思うママも多いでしょう。
負担を減らしながら作り置きおかずを活用したい方には、mogumoの冷凍幼児食がおすすめです。
冷凍幼児食のmogumoでは、管理栄養士が監修した栄養バランスの取れたおかずを冷凍のままお届けします。レンジで温めるだけで提供できるため、作り置きおかずのストックとして活用できます。
mogumoかりっとジューシー 無添加からあげ(しょうゆ)
mogumoの「かりっとジューシー 無添加からあげ(しょうゆ)」は、国産の鶏もも肉を使用し、肉汁を閉じ込めて柔らかくジューシーに仕上げました。
「今日はメインの料理を作る時間さえない!」という忙しい日に、おすすめのメニューです。味もしっかりしているので、大人もおいしく感じられます。
外はカリッと、中はジュワっとジューシーなから揚げを、ぜひ家族みんなで味わってみてください。
内容量 | 90g |
調理方法 | 電子レンジの場合:冷凍パックのまま、500Wで約2分間程度温める |
対象年齢 | 1歳6ヵ月頃〜 |
価格 | ・8食セット:1食あたり543円 ・12食セット:1食あたり525円 ・18食セット:1食あたり478円 ※送料はエリアによって異なります。詳細はこちらをご覧ください。 |
栄養素 | エネルギー260kcal、たんぱく質15.3g、脂質17.9g、炭水化物9.6g食塩相当量0.6g |
アレルゲン | 鶏肉・小麦・大豆 |
【商品レビュー】
- 1歳の子供用にハサミで小さく切ってあげると、中から肉汁が出てきてとっても美味しそうでした!子供もバクバク食べました!
- レンジ調理なのにすごく美味しい!
- 急に唐揚げが食べたい!と言われても一から作るのって本当に大変だからこれが家にあると安心します。大人が食べても美味しくて我が家では取り合いです!これが無添加なんて…すごすぎます!
mogumoほんのり甘い国産じゃがいもポタージュ
mogumoの「ほんのり甘い国産じゃがいもポタージュ」は、じゃがいもや玉ねぎ・にんじん・長ねぎを使った野菜たっぷりポタージュです。
砂糖を使わずに仕上げているため、ほんのりと甘い野菜本来の甘味が楽しめます。朝は栄養が不足しがちなため、野菜がたっぷり入ったじゃがいもポタージュで栄養バランスを整えてみましょう。
内容量 | 100g |
調理方法 | 電子レンジの場合:冷凍パックのまま、500Wで約2分間程度温める |
対象年齢 | 1歳6ヵ月頃〜 |
価格 | ・8食セット:1食あたり543円 ・12食セット:1食あたり525円 ・18食セット:1食あたり478円 ※送料はエリアによって異なります。詳細はこちらをご覧ください。 |
栄養素 | エネルギー134kcal、たんぱく質5.9g、脂質7.5g、炭水化物11.0g食塩相当量0.9g |
アレルゲン | 乳成分・小麦・えび・鶏肉 |
【商品レビュー】
- 初めは躊躇していましたが、ひと口食べた瞬間においしいと笑顔になり、あっという間に食べ終わりました!
- ポタージュとしてあげる時もありますが、我が家では、ご飯やパンにかけてチーズのせてドリアなどにして食べさせるとあまり得意じゃない白米もよく食べてくれます。
- パンとヨーグルトだけであと一品!という朝食とかにぴったりでした!素材の甘さが優しくて、子供もパンにつけたりしながら完食しました!
mogumoふっくら切り身のサバの味噌煮
mogumoの「ふっくら切り身のサバの味噌煮」は、サバの身が柔らかく子供も食べやすいと人気の1品です。
サバの味噌煮は手間と時間がかかるため、忙しい平日にはなかなか調理できないですよね。さらに、サバの味噌煮は日持ちもしないため、作り置きおかずとしては不向きといえます。
しかし、mogumoでは調理済みの幼児食を冷凍の状態で自宅に届けるため、長期間ストックして置くことが可能です。自分で作ることが大変なメニューは、冷凍宅配サービスmogumoを利用してみてください。
内容量 | 80g |
調理方法 | 電子レンジの場合:冷凍パックのまま、500Wで約3分間程度温める |
対象年齢 | 1歳6ヵ月頃〜 |
価格 | ・8食セット:1食あたり543円 ・12食セット:1食あたり525円 ・18食セット:1食あたり478円 ※送料はエリアによって異なります。詳細はこちらをご覧ください。 |
栄養素 | エネルギー304kcal、たんぱく質17.5g、脂質26.4g、炭水化物4.5g食塩相当量0.6g |
アレルゲン | さば・大豆 |
【商品レビュー】
- 魚が好きなウチの子の大好物になってます!身もふっくら、味付けもいい!大人が食べても普通に美味しい。
- 身がふっくらとしていて、とても美味しかったらしく2歳の娘が喜んでパクパク食べました。もっとたくさん頼んでおけばよかったです。次回から増やします。
- 3歳の好き嫌いの多い娘もこの鯖は大好きです。忙しくても魚をレンジですぐにあげられる安心感…。毎回頼んでいます。
2歳におすすめ!幼児食の作り置きレシピで手軽に栄養バランスを整えよう
作り置きおかずは当日の調理の負担を減らし、組み合わせによって不足しがちな栄養素を補えます。しかし、休みの日に何種類も作ってストックしておくのは大変ですよね。
作り置きおかずの調理に負担を感じている方は、管理栄養士監修の冷凍宅配サービスmogumoがおすすめです。栄養バランスの整った豊富な冷凍幼児食の中から、お好みでメニューを選択できます。
作り置きおかずに負担を感じている方は、ぜひ冷凍宅配サービスmogumoを活用し、作り置きおかずの負担を解消してみましょう。
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