無添加の幼児食おすすめ宅配サービス6選|手作りできない時のストック食にもぴったり

幼児食 無添加 子育て

育児をしていると、子どもの食事には特に気を使うものです。中でも食事に含まれる添加物について、気になる方も多いのではないでしょうか。忙しい日常の中で、無添加を意識した手作りの幼児食を毎回用意するのは難しいと思います。

そのようなときには、添加物に配慮した幼児食宅配サービスを利用することで、手軽に安全・安心な食事を子どもに用意することできます。
この記事では、添加物の幼児への影響や、おすすめの宅配サービスを詳しく紹介します。手作りできない時のストック食にもぴったりな無添加の幼児食宅配サービス。うまく利用して、安全・安心な食事を楽しみましょう。

幼児食は無添加の方が良い?気になる子どもへの影響

幼児食は子どもの成長に大きく関わるため、特に意識すると思います。幼い子どもは大人に比べて体が小さく、食品に含まれる成分が健康に与える影響も大きくなります。

そのため、なるべく無添加の食事を選びたいと考える方が多いと思いますが、食品添加物について正しい知識を持ち、適切に選択することも大切です。

ここでは、食品添加物の基本的な知識とその影響、無添加の幼児食を取り入れる方法について詳しく解説していきます。

食品添加物とは?種類や使用されている目的

食品添加物とは、食品の保存性を高めたり、味や見た目を改善するために使われる物質です。これらは様々な目的で使用され、その役割や効果に応じて下記のように分類されます。

食品衛生法上の分類

【指定添加物】
厚生労働大臣が安全性と有効性を確認した添加物です。

【既存添加物】
長年の使用実績があるものとして、厚生労働大臣が認めた添加物です。

【天然香料】
りんごや緑茶、乳などの動植物から得られる香りを目的とした添加物です。微量の使用であり、長年の食経験で健康被害がないとされています。

【一般飲食物添加物】
通常の食品として食べられているものを添加物として使用する場合です。例えば、オレンジ果汁を着色目的で使用したり、こんにゃくの成分であるマンナンを増粘目的で使用する場合が該当します。

使用目的別分類

【食品の製造や加工のために必要なもの】
特定の食品を製造・加工する際に欠かせない添加物です。例えば、豆腐を固める凝固剤やラーメンのかんすい、ビールのろ過に使う活性炭などがあります。

【食品の風味や外観を良くするためのもの】
食品の味や見た目を向上させるために使用されます。着色料・発色剤・漂白剤・香料・甘味料・調味料・乳化剤・増粘安定剤などが含まれます。

【食品の保存性を高めるもの】
食品の酸化や変敗、微生物の繁殖を防ぐための添加物です。保存料・酸化防止剤・殺菌料・防かび剤などが含まれます。

【食品の栄養成分を強化するもの】
食品に不足する栄養素を補充・強化するための添加物です。ビタミン・ミネラル・アミノ酸などがあります。

食品添加物は、加工食品の品質を保ったり、安全に届けたりするのに重要ですが、過剰摂取にならないよう食品の選択には慎重さと知識が必要です。バランスの取れた食事を心がけ、添加物の過剰摂取にならないよう加工食品の使用頻度には注意しましょう。

参考::食品添加物の分類|「食品衛生の窓」東京都保健医療局

過剰にならないよう配慮が必要

食品添加物の使用は法律で厳しく規制されており、通常の食生活で過剰摂取になることは稀です。しかし、特定の食品に偏って摂取する場合や添加物が多く含まれる食品を頻繁に摂取する場合は、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

添加物には安全面を考慮して上限が設けられていますが、この数値は20歳以上の成人を軸に設定した値のため、特に体が小さい幼児は、添加物の影響を受けやすくなります。

特定の食品を摂りすぎると添加物の過剰摂取のリスクも高まり、栄養素の偏りも懸念されるため、バランスの良い食事を心がけることが大切です。

注意しておきたい食品添加物

一部の食品添加物は、健康への影響が懸念されています。下記の添加物は発がん性が示唆されたことがあり、摂取を控えることが推奨されます。

  • 亜硝酸ナトリウム(発色剤):加工肉などに使用され、食品を鮮やかな赤色に保つための添加物
  • アスパルテーム(合成甘味料):ダイエット飲料や低カロリー食品に使用されることが多い添加物
  • タール色素(赤色〇号など):菓子や飲料に使用されることが多い添加物

これらの添加物については、完全に避けることは難しいかもしれませんが、可能な限り摂取を控えることでリスクを軽減できます。正しい知識を持ち、不安な方はなるべく避けるなど、選択する際の参考にしてください。

参考:食品添加物の使用基準と成分規格(東京都保健医療局)

幼児食を無添加にする方法

幼児の食事を無添加にするためには、家庭での手作りや無添加の宅配サービスを利用する方法があります。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

食材を準備して手作りする

家庭で食材から準備して手作りすれば、無添加の食事を提供できます。なるべく新鮮な野菜や果物・肉・魚を積極的に取り入れるようにしましょう。
旬のものは季節感も出ますし、味もよく栄養価も高いので、積極的に使うと良いでしょう。直接皮ごと口にする食材は、可能であれば化学肥料や農薬を使わずに栽培されている、オーガニックや有機栽培の食材を選ぶとより安心できます。

また、料理の食材に加工食品を使用する際には食品表示の確認をしましょう。食品添加物が使用されている場合、原材料名の部分に記載されています。

原材料名から食品添加物をチェックする場合、半ばに入っている「/」マークを目印にします。このマーク以降の部分が食品添加物です。含まれている割合が高いものから順に記載されている一番最初に記載されているものが、最も多く入っているということになります。加工食品を購入する場合は、チェックしましょう。

無添加の宅配サービスを利用する

仕事や育児に追われていると、添加物に配慮して食事を準備するのは大変ですよね。そのような時は、無添加の宅配サービスの利用がおすすめです。

宅配サービスの一番のメリットは、なんといってもその手軽さです。冷凍や冷蔵で届く食事は、温めるだけですぐに食べられるのでとっても便利です。

無添加の宅配サービスを選ぶ際には、使用される食材の原産地や生産方法、添加物の有無についての情報をチェックしましょう。栄養士や専門家による監修があれば、より安心して利用できますよ。

さらに、幼児の栄養バランスを考えたメニューが提供されているかも確認しておきましょう。無添加であっても、幼児に必要な栄養が取れない場合は意味がありません。幼児の成長に必要な栄養素バランスにも配慮されているサービスかを確認しましょう。

無添加の幼児食おすすめミールキット・宅配サービス6選

ここでは、無添加の幼児食宅配サービスについて、おすすめのサービスを6つ紹介します。

mogumo(モグモ)

mogumo(モグモ)

mogumo(モグモ) は、幼児期向けの調理済み冷凍宅配食サービスです。管理栄養士の監修のもと、お野菜やお肉など幼児期に必要な栄養を考えて作られた商品を提供しています。温めるだけで手軽に栄養バランスのとれた食事を用意できるため、忙しい親御さんにも最適です。

mogumoのメニューは基本的に無添加ですが、一部に添加物が含まれる商品もありますので、成分表を確認のうえ選んでみてください。「ゆとりが生む優しさ」をテーマに、子育て中の家庭に安心と便利を届けています。

mogumo(モグモ)公式サイトへ

リトルワンズ

リトルワンズ

リトルワンズ は、無添加の幼児食を提供する宅配サービスです。管理栄養士が監修した栄養バランスの整ったメニューを提供し、子どもの月齢に合わせた食材や大きさを選べます。

国産の有機・無農薬野菜、抗生物質を使わずに育てた国産のお肉や、天然の魚介類を使用し、化学調味料や保存料・着色料は不使用です。

冷凍で配送されるため、比較的長く保存でき、忙しい方のストック食にもおすすめ。子どもの健康を考えた安全・安心な食事が購入できます。

Bebemeshi for Family

Bebemeshi for Family

Bebemeshi for Familyは、無添加の離乳食と幼児食を提供する宅配サービスです。「家族全員が笑顔になれるよう」をテーマに、無農薬栽培の野菜を中心に、国産食材を使用したこだわりのメニューを提供しています。

栄養バランスを考えたメニューは、添加物を一切使用せず、卵・乳・小麦・えび・かに・落花生・そばのアレルゲンも除去されているのが特徴です。安心して子どもに食べさせることができますよ。

冷凍で届くため、必要な時にすぐに調理でき、忙しいパパ・ママのサポートをしてくれます。

Homeal

Homeal

Homeal は、家族全員が楽しめる栄養が豊富に詰まった幼児食を提供する、冷凍宅配サービスです。初回購入特典として1,000円割引や、初回から3回までの送料無料特典があり、初めての方にも利用しやすいサービスです。

メニューは、塩分控えめ・カロリーコントロール・高栄養バランス・国産食材使用・無添加などが用意され、管理栄養士とシェフが監修しています。西麻布の名店「アルポルト」片岡護シェフによる監修メニューもあり、一流レストラン品質の味を家庭で楽しめるのも嬉しいポイント。

冷凍技術を駆使し、手軽に栄養バランスの整った食事を食べることができますよ。

子どもの食卓

子どもの食卓

子どもの食卓 は、無添加の幼児食を提供する宅配サービスです。幼児期に食の土台を育むため、素材本来の味を体験できるやさしい味付けにこだわっています。天然の食材の味や香りを通じて五感を育む体験ができますよ。

最新の技術を用いて、白砂糖・化学調味料・保存料・着色料を使用せず、おいしい食事を実現しているのもポイントです。冷凍で届けられるため、忙しい時でも手軽に食事が準備できます。

Tot Plate

Tot Plate

Tot Plateは、料理家や管理栄養士、医学博士が監修した無添加の冷凍幼児食を提供する宅配サービスです。医学博士・保健師・看護師の資格を持つママが、栄養学的観点からレシピを考案しており、肉・魚・大豆製品とたっぷりの野菜を使用しています。

急速凍結技術で手作りのおいしさを保ち、電子レンジで簡単に調理が可能です。第14回ペアレンティングアワードや日本子育て支援大賞2021を受賞しており、品質と信頼性が評価されているのもポイントです。

無添加の幼児食について良くある質問

無添加の幼児食について、様々な疑問や心配事があると思います。ここでは、子どもの食事に関する疑問を解消し、安心して無添加の食事を提供できるようにしましょう。

添加物が入っているものは、どうやって確認するの?

添加物が入っているかどうかを確認するには、食品表示ラベルを確認しましょう。原材料名の欄には、使用されているすべての食材・成分が記載されています。添加物も同様に記載されているため、誰でもその場で確認ができますよ。基本的には、食品原材料の「/」マークの後ろに使用されている添加物が記載されています。

避けたい添加物がある場合は、記載がないか確認しましょう。製品によっては、無添加と表示されている場合もありますので、そういった表記も参考にしてみてください。

幼児は添加物をとっても大丈夫?

日本で流通している食品に入っている添加物は、国が定めた基準をもとに安全性が確認されています。しかし、この基準は20歳以上の大人の場合なので、体が小さく発育途中の幼児は、添加物の影響を受ける可能性があります。

気になる方は、できるだけ「無添加」の食品を選んだり、添加物の入った加工食品の頻度を減らしてみましょう。

添加物が入った食べ物を取るときに注意しておくべき点は?

添加物の入った食べ物自体の摂取量を控えめにし、頻繁に与えすぎないようにしましょう。できるだけ、加工されていない食材そのものの比重を多くすることがおすすめです。

食事は日々の積み重ねなので、毎回の食事で神経質になる必要はありません。数日間の食事を全体的に振り返り、バランスが取れているかをチェックしましょう。

手軽に幼児食を無添加にするなら宅配サービスがおすすめ

忙しい毎日の中で、幼児の食事を完全に無添加にするのは大変ですよね。しかし、無添加食品の宅配サービスを利用すれば、手間をかけずに安全・安心な食事が準備できます。

無添加の宅配サービスは多種多様に富んでおり、厳選された新鮮な食材を使用していたり、管理栄養士やシェフが監修したバランスの良いメニューを提供していたりと様々です。

各社のサービスを比較して、自分の家庭にぴったりな幼児食の無添加宅配サービスを見つけてみましょう。

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