幼児食という言葉を聞いたことはあるけれど、正しく理解できていないママ・パパも多いのではないでしょうか?小さな子ども用の食事とは理解していても、離乳食や完了食との違いが曖昧な方も少なくありません。
幼児食は離乳食から大人の食事への移行期間でもあり、食事内容だけでなく栄養面や進め方にも気を付ける必要があります。
この記事では、幼児食の基本や完了食との違い、正しい進め方などを解説します。幼児食におすすめの簡単レシピも紹介するので、献立作りの参考にしてみてください。
幼児食とは?基本を知ろう
まずは、パパ・ママが幼児食の基本を知り、重要性を理解しておきましょう。幼児食は離乳食と大人との食事の中間地点に位置し、目的や役割を正しく把握する必要があります。
幼児食を始めるタイミングも、子どもの発達状況に合わせなければならず、間違ったタイミングで進めてしまうと好き嫌いの増加や偏食の原因となります。
ここでは、幼児食の基本を解説するため、まずは正しい知識を身につけましょう。
幼児食の目的・役割
幼児食は、離乳食から大人の食事へのスムーズな移行をサポートするだけでなく、子どもが自立するための重要な役割があります。
ただ子どもの食べやすい食事を提供すればいいというものではなく、咀嚼力や消化機能などの発達状況に合わせて提供しなければなりません。
食べる量や歯の生えそろう時期などは個人差が大きく、食事中の様子を観察して移行していきましょう。
さらに、食事を通して自分で食器を使って食べる練習を行ったり、生活習慣を身に着けたりする役割も担っています。赤ちゃんの頃は、すべてママ・パパにやってもらっていたことも少しずつ自分で行わせ、自立を促してあげましょう。
幼児食を始めるタイミング
幼児食を始めるタイミングは、大体1歳半頃が目安と言われています。1歳半頃は最初の奥歯(第一乳白歯)が生えてくる時期であり、奥歯を使って咀嚼できるようになるためです。
ただし、歯の生えそろう時期や咀嚼力・嚥下力などの口腔機能の発達は個人差が大きく、月齢だけでなくしっかり食べられているか見極めも重要になります。
幼児食は月齢によって進めるのではなく、「この食材が食べられるようになったから、次はこの食材にチャレンジさせてみよう」という進め方をしましょう。
2歳半過ぎになると、上下の乳歯がすべて生えそろい、咀嚼力も高まるため奥歯で食材をすりつぶせるようになります。
この時期は食材を丸呑みしていないか、咀嚼する歯が偏っていないか確認し、食べ物の正しい噛み方を身につけさせましょう。
幼児食とパクパク期(離乳完了期)との食事の違い
幼児食とパクパク期(離乳完了期)の食事は似ていますが、主な栄養源や食べ物のかたさなどが異なります。
パクパク期(離乳完了期)の食事は歯が生えていない赤ちゃんが食べられるように、ペースト状から歯ぐきで噛めるかたさに調理してあるのが特徴です。
一方、幼児食は歯が生え始めた子ども用の食事のため、咀嚼力に合わせた固形の食事となっています。
主な栄養源 | 口腔機能 | 食べ物の形 | 食べ物のかたさ | |
幼児食 | 食事 | 歯が生えている(第一乳白歯) | 固形 | 咀嚼力に合わせたかたさ |
パクパク期(離乳完了期) | 母乳やミルク | 歯が生えていない | ペースト~固形 | ドロドロ~歯ぐきで噛めるかたさ |
ここでは、幼児食とパクパク期(離乳完了期)の違いを食事の形状や食材のかたさや、栄養面から詳しく解説します。
幼児食は大人の食事に近づける準備期間
離乳食と幼児食の目的や役割は明確な違いがあり、正しく把握する必要があります。
幼児食は大人の食事に近づける準備期間の意味合いが大きく、食器を使って食べる練習や生活習慣・自立などの目的があります。
一方、離乳食は母乳やミルクから形のある食べ物に移行する練習段階にあり、上手に食べられるようになることが目的です。離乳食は食べ物を食べられる様になる準備をし、幼児食は食べる技術の向上や自立を促す目的があります。
離乳食と幼児食の目的・役割の違いを正しく理解し、年齢や発達状況に合わせて適切なタイミングで移行していきましょう。
幼児食では目安の食事・栄養量がUP
幼児食は離乳食に比べて食事量や摂取すべき栄養量が多く、栄養バランスの取れた食事が重要になります。
離乳食から摂取すべき栄養素の比率は、離乳食:母乳・ミルクの割合が6:4~7:3ぐらいになっており、幼児食に比べて少なくなっています。
一方、幼児食に入る時期には卒乳をしている子どもも多く、必要な栄養をすべて食事から摂取しなければなりません。
幼児食は、食材のかたさや大きさ・調理法などを工夫し、食事から摂取できる栄養量を増やしましょう。
食事の形状・食材のかたさが変化
幼児食とパクパク期(離乳完了期)との食事は、食材のかたさや形状が大きく異なります。パクパク期(離乳完了期)はまだ歯が生えそろっていないため、歯茎で噛んでつぶせるバナナ程度のかたさしか食べられません。
一方、幼児食では前歯や奥歯が生えてくるため、前歯で噛みちぎって歯茎や奥歯で噛みつぶせるかたさまで食べられるようになります。
幼児食は1歳半〜6歳頃まで続くため、発達状況に応じて食材のかたさや形状を変化させていきましょう。
幼児食の進め方
幼児食は一人ひとりの発達状況に合わせる必要がありますが、どの時期にどの程度進めればよいか分からないパパ・ママも多いでしょう。
口腔機能は発達してきているのに、いつまでも離乳食のような食事を与えていると、咀嚼力や嚥下力が発達していきません。
一方、幼児食の進みが早すぎるとうまく噛めずに吐き出してしまったり、丸呑みにしてしまったりします。
ここでは、幼児食の正しい進め方を紹介するので、参考にしてみてください。
歯や噛む力など発達状況をチェック
幼児期は歯の生えそろう時期や咀嚼力など、子どもの発達状況を確認しながら進めることが重要です。
乳歯が生えてくるスピードは個人差が大きく、6ヵ月頃から前歯が生えはじめ、1歳半頃に手前の奥歯が生えてきます。
その後、2歳半~3歳頃に一番奥の歯が生えてきて、20本の乳歯すべてが生えそろいます。
また、幼児食を進めていくと、ごはんをずっと口の中にため込んでいたり、しっかり噛まずに丸呑みにしたりしている場合があるため、食べる様子を注意深く観察しましょう。
食材がかたすぎて噛めないと噛むのを諦めてしまい、口の中にためてしまう場合があります。子どもによっては吐き出してしまう場合もあり、パパ・ママが理由を理解していないと「なぜしっかり食べないの!」と怒ってしまうケースも少なくありません。
丸呑みにしてしまう理由も、食材がかたすぎる場合がほとんどです。食材が大きいまま丸呑みすると窒息の危険性があるため危険です。様子を観察して固さを調整してみましょう。
幼児食は、徐々に食材のかたさや大きさを変化させて行くのがポイントですが、子どもの発達のペースに合わせて焦らずに進めていくことが大切です。
おやつを補食として取り入れる
幼児食に移行した後も、補食としておやつを取り入れる必要があります。離乳期と同様、1歳半以降もまだ一度にたくさんの食事量を取れず、1日3回の食事では必要な栄養素を摂取しきれません。
そのため、3回の食事に1~2回の間食をプラスして、足りない栄養素を補給しましょう。
幼児期になるとスナック菓子や甘いお菓子など、塩分の多いものや甘味料がたくさん入ったおやつを食べ始める子どもも増加してきます。
できるだけ塩分や添加物の多く入っているものは避け、不足している栄養素を補えるようなおやつを与えるようにしましょう。
幼児食のおやつについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
不足しがちな栄養素を補給
幼児食では不足しがちな栄養を補給できるよう、栄養バランスに注意して献立を立てましょう。幼児期は体が急成長する大切な時期ですが、好き嫌いや食べムラにより栄養が不足する場合もあります。
特に、鉄分やカルシウムは不足しがちな栄養素で、多くの子どもが厚生労働省が推奨している1日に必要な摂取量に到達していません。
鉄分は不足すると鉄欠乏性貧血に繋がり、息が切れやすい・体の発育不良などの症状が出る可能性があります。
鉄を多く含む食品例は以下の通りです。
栄養素 | 多く含む食材 |
鉄 | にぼし レバー あさり しじみ 小松菜 枝豆 ほうれん草 |
一方、カルシウムは骨や歯を形成する重要な栄養素です。他にも、不足すると集中力が低下したり、骨粗しょう症のリスクが上がる可能性も考えられます。
さらに、カルシウム不足を予防するためには、スナック菓子や加工食品などの保存料に含まれる、リン酸の摂取量にも注意しましょう。
リン酸はカルシウムと結びついて体外に排出されるため、カルシウム不足を引き起こしやすくなりますよ。
カルシウムを十分に摂取して、効率的に体に吸収させるには、ビタミンDを同時に摂るよう心掛けましょう。ビタミンDは、魚やきのこ類などに多く含まれているため、一緒に調理できるような献立がおすすめです。
カルシウムを多く含む食品例は、以下の通りです。
栄養素 | 多く含む食材 |
カルシウム | 牛乳 乳製品 しらす 豆腐 納豆 海藻類 |
不足しがちな栄養素を多く含む食品を把握し、積極的に献立に取り入れるようにしましょう。
食物アレルギーに注意
食材によって食物アレルギーを発症する恐れもあるため、初めて与える食材には注意が必要です。食物アレルギーは、食材の中に含まれるアレルゲンに反応し、皮膚や消化器官にさまざまな症状を発症します。
発症する部位 | 症状の代表的な例 |
皮膚症状 | かゆみ・じんましん・むくみ・発赤・湿疹 |
呼吸器症状 | 鼻水・鼻づまり・くしゃみ・咳・息苦しさ・ぜん鳴 |
粘膜症状 | 目の充血や腫れ・涙、口の中や唇・舌の違和感・腫れ |
消化器症状 | 吐き気・嘔吐・下痢・血便 |
神経症状 | 頭痛・元気がなくなる・意識もうろうになる |
症状は1つだけでなく、複数同時に現れる可能性もあり、「アナフィラキシーショック」と呼ばれ、血圧低下や意識障害など急激に全身の症状が進行する場合もあります。
アナフィラキシーショックが発症した場合は、生命の危険にまで及ぶことがあるため注意が必要です。
また、以下の上記の食材は「特定原材料」「特定原材料に準ずるもの」に指定されており、アレルギーを発症する可能性があるため、与える際は注意しましょう。
特定原材料 | えび・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生 |
特定原材料に準ずるもの | アーモンド・あわび・いか・いくら・オレンジ・カシューナッツ・キウイフルーツ・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・マカダミアナッツ・もも・やまいも・りんご・ゼラチン |
初めて与える食材を食べる場合は、できるだけ医療機関を受診できる時間帯がおすすめです。気になる症状が出た場合は、すぐに中止してかかりつけ医に相談しましょう。
幼児食に必要な栄養と目安量
幼児に必要な栄養の目安は、厚生労働省が策定している「日本人の食事摂取基準」で定められています。主食・主菜・副菜・汁物を組み合わせて、栄養バランスの良い献立を立てましょう。
ここでは、年齢別に必要な栄養素の目安を紹介します。
幼児食に必要とされる主な栄養量の目安
幼児は体が急成長する時期のため、年齢によって必要な栄養素の目安が異なります。
特に、三大栄養素である炭水化物・たんぱく質・脂質は、生命を維持するために必要不可欠な栄養素です。
ビタミンやミネラルも健康な体を維持するために必要な栄養素で、三大栄養素に加えて五大栄養素と呼ばれています。
まずは、子どもに必要な栄養素の量を把握して、献立作りに活用しましょう。
幼児食(1歳〜2歳)に必要な栄養量
ここでは、1歳~2歳に必要な栄養量を紹介します。離乳食から幼児食へ移行する際に参考にしてください。
1~2歳の時期は母乳やミルクから栄養を摂取しなくなってくるため、食事から必要な栄養量を摂らなければなりません。
1~2歳は、1回に食べられる食事量が少ないので、1日3回の食事では、必要な量を補いきれません。十分量を補うために、補食を1日1~2回取り入れましょう。
また、不足しがちな鉄やカルシウムは摂取目安量に到達するよう、含有量の多い食材を積極的に献立に組み込んでください。
一方、ナトリウムは摂りすぎにならないよう塩分濃度に気を付けて、味付けは薄味を心がけましょう。
エネルギー | 男児:950kcal、女児:900kcal |
たんぱく質 | 20g |
脂質 | 20~30g |
炭水化物 | 50~65g |
食塩相当量 | 3.0g未満 |
カルシウム | 400~450mg |
鉄 | 4.5mg |
幼児食(3歳〜5歳)に必要な栄養量
3歳〜5歳頃になると活動量も増え、必要な栄養量も増加するため不足しないよう注意が必要です。
1歳~2歳に比べてエネルギー量だけでなく、ほとんどの栄養素の必要量が増加します。
一度に食べられる量も増えますが、まだまだ補食が必要なため栄養バランスの良いおやつを用意してあげましょう。食事量は増加していますが、ナトリウムの推奨摂取量は1歳~2歳の頃と変わりません。
そのため、引き続き薄味を心掛け、塩分の過剰摂取にならないよう注意しましょう。
エネルギー | 男児:1300kcal、女児:1250kcal |
たんぱく質 | 25g |
脂質 | 20~30g |
炭水化物 | 50~65g |
食塩相当量 | 3.5g未満 |
カルシウム | 550~600mg |
鉄 | 5.5mg |
幼児食で取りたい食事の目安量
幼児食に必要な栄養量を「kcal」や「㎎」など、数値で表しても実際にどの程度与えればいいか分からないパパ・ママも多いのではないでしょうか。
ここでは、幼児食で取りたい食事の目安量を具体的な献立として紹介します。
1食あたりの目安量
幼児食の1食あたりの目安量を参考に、主食や主菜・副菜を組み合わせバランスの良い献立を立てましょう。
子ども用お茶碗やプレート皿などを使用すると、量がわかりやすくなるためおすすめです。目安としては、大人の1食分の半量程度と覚えておくと分かりやすいでしょう。
1食あたりの目安量 | |
主食 | ・子ども用茶碗1杯(80~90g程度) ・麺類:ゆで麺90g、乾麺25~30g ・パン:8枚切り1枚 |
主菜 | ・肉:30~40g ・魚:切り身1/2切れ ・納豆:1/4パック ・卵:L玉1/2個 |
副菜 | ・野菜 ・きのこ ・海藻合わせて(60gくらい) ・大人の手のひら片方分ほど |
果物・汁物※毎食は取り入れない | ・果物:みかん1個または、りんご1/4個 |
おやつの目安量とおすすめメニュー
おやつは3回の食事では補いきれない、たんぱく質や炭水化物・不足しがちな栄養素などが摂取できるようなメニューを考えましょう。
エネルギー補給としては炭水化物を摂取できるよう、おにぎりやサンドイッチ・クッキーなどがおすすめです。
たんぱく質は、卵を使用したプリンやカステラなどがあり、大豆製品なら豆乳やきな粉を使ったメニューを取り入れると、同時に鉄分やカルシウムも摂取できます。
年齢 | 回数 | 目安量とおすすめメニュー |
1~2 歳 | 2回 | ・10時:ヨーグルト・りんご1/8個 ・15時:しらすおにぎり1つ、プリン |
3~5 歳 | 3回 | ・15時:サンドウィッチ1切れ、カステラ・豆乳 |
幼児期のおやつの目安量や補給したい栄養素ごとにおすすめのメニューを知り、取り入れてみましょう。
栄養バランスを整える献立のコツ
幼児食の栄養バランスを整える献立のコツは、一汁三菜を取り入れることです。一汁三菜は、ごはん・汁物・主菜・副菜2つを基本とした、和食の基本的な献立のことを指します。
主菜は肉や魚・卵などたんぱく質が豊富に含まれる、メインのおかずのことです。
副菜は野菜や海藻・きのこ類などがメインのおかずで、サラダや酢の物・煮物などがあります。こちらをそろえることで、食物繊維やビタミン・ミネラルが補えます。
1日の食事でさまざまな食材を使用して献立を立てることで、栄養素の偏りが少ないバランスのよい食事に仕上げることができますよ。
幼児食のレシピの具体例
ここでは、幼児食におすすめのレシピを紹介します。子どもと一緒に作れる簡単なレシピもあるため、ぜひ作ってみてください。
冷凍保存も◎甘辛タレのふんわり鶏つくね
甘辛タレが食欲をそそる鶏つくねです。鶏ひき肉を使っているので柔らかく、野菜もみじん切りにしているため子どもも苦手意識なく食べられます。
肉は一口大に成形すると、フォークで刺して自分で食べやすくなりますよ。
【材料 4人分】
- 鶏ひき肉 300g
- 玉ねぎ 100g
- にんじん 70g
- ☆卵 1個
- ☆おろししょうが 小さじ1杯
- ☆酒 大さじ1杯
- ☆塩 小さじ1/2杯
- ☆片栗粉 大さじ3杯
- ★醤油 大さじ3杯
- ★砂糖 大さじ3杯
- ★みりん 大さじ1杯
- ★酢 大さじ2杯
- ★片栗粉 大さじ1杯
- ★水 150ml
- サラダ油 大さじ2~4杯
- 白いりごま 大さじ3杯
【作り方】
- にんじんと玉ねぎはみじん切りにして耐熱容器に入れて軽くラップをして、電子レンジで600W2分ほど加熱して冷ましておく
- ボウルに鶏ひき肉・にんじん・玉ねぎ・☆の調味料を入れてよく混ぜ合わせる
- フライパンに油を引き、ひき肉を一口大に成形しながら入れる
- 中火にかけ、両面焼く
- 火を止めて★の調味料を入れる
- 再度火にかけ、とろみがつくまで煮詰める
- 白ごまをかけて完成
参考:子どもが大好き!甘辛タレのふんわり鶏つくね|楽天レシピ
手づかみで食べやすい!野菜たっぷり鉄分チヂミ
野菜たっぷりで手づかみ食べしやすい、幼児食にぴったりのチヂミです。生地には卵も入れてたんぱく質をプラスし、小松菜に含まれる鉄分の吸収率UPを狙います。
大人が食べる際は、ポン酢やラー油をかけてもおいしく食べられますよ。子どもが野菜を嫌がる場合は、みじん切りにカットして生地に混ぜ込んでみましょう。
【材料 3人分】
- 小松菜 2株
- にんじん 40g
- 玉ねぎ 40g
- 米粉 大さじ3杯
- 片栗粉 大さじ1杯
- 卵 1個
- 鶏ガラスープの素 小さじ1杯
- 水 50ml
- ごま油 大さじ1杯
【作り方】
- にんじんは千切り・玉ねぎは薄切り・小松菜は1cm幅にカットしておく
- ボウルに米粉・片栗粉・卵・鶏ガラスープの素・水入れ、よく混ぜ合わせておく
- にんじん・玉ねぎ・小松菜を加えて混ぜ合わせる
- フライパンにごま油を引いて材料を流し込み、両面弱火で蓋をしながらじっくり焼いて完成
朝食・おやつにぴったり♪簡単バナナマフィン
ボウルを使わず、ジップロックだけで作る簡単マフィンです。ジップロックに入れて揉んで混ぜるだけなので、子どもと一緒に作れます。
バナナ以外に、ほうれん草やコーンを入れるなどアレンジしやすいため、好みに合わせて作ってみてください。
【材料 2人分】
- ★バター 30g
- バナナ 2本
- ホットケーキミックス 150g
- ★卵 2個
- ★牛乳 50cc
- ★はちみつ 大さじ3杯
- ★バニラエッセンス 少々
【下準備】
オーブンを180℃で予熱しておく
【作り方】
- バターをレンジ500Wで30秒ほどかけて溶かしておく
- ジップロックにバナナを入れて揉みつぶしておく
- バター・卵・牛乳・はちみつ・バニラエッセンスを入れて混ぜ合わせる
- ホットケーキミックスを入れて混ぜ合わせる
- ジップロックの端をカットし、カップケーキ型に6分目ぐらいまで流し入れる
- オーブンに入れ15分ほど焼く
- 竹串を刺しても生地がくっつかなくなるまで焼いて完成
※1歳未満の子どもには、はちみつを与えないでください
参考:幼児と一緒に作る★簡単HMバナナマフィン|cookpad
幼児食冷凍宅配サービスも検討しよう
幼児期は子どもの体が急成長する時期であり、栄養バランスの取れた食事を食べさせたいですよね。
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幼児食のよくある問題と解決策
幼児食は1歳半から5~6歳頃までと長く、食事の進め方や偏食などさまざまな悩みが出てくる時期でもあります。
ここでは、幼児食に関するよくある問題や解決策を紹介します。悩みや疑問解決にお役立てください。
幼児食に進めるタイミングがわからない
離乳食から幼児食に進めるタイミングは、子どもの発達状況によって異なります。
一般的には1歳半頃を目安に、歯の生え具合や咀嚼力などを確認しながら進めていきます。
幼児食に進めるタイミングが早く、子どもの発達が追い付いていないと、食べ物を吐き出してしまったり丸呑みしたりするため注意が必要です。
子どもの発達状況をしっかりと見極め、焦らずに子どものペースに合わせて進めていきましょう。
食べムラ・偏食がある場合はどうすればよい?
幼児食に移行する時期には自我が芽生え、イヤイヤ期に入っている子どもも多く、食べムラや偏食に悩むパパ・ママも少なくありません。
食べムラは食感や味が合わなかったり、気分が乗らなかったり、生活リズムの乱れなどが原因です。
幼児食になって食べられる食材も増えてきますが、子どもは初めての食材を警戒しやすく拒絶する場合も多くあります。
食べムラや偏食を克服するには、味付けや盛り付け方を工夫する方法があります。
食べムラにお悩みの方は下記の記事がおすすめです。
子どもの偏食への対策や料理の工夫の仕方については、下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひご一読ください。
アレルギー対応は幼児食になっても続けるの?
食物アレルギーが出た場合、アレルゲンの食物を使用しない「アレルゲン除去食」を取り入れます。
子どもによっては成長に伴い、免疫力が発達してアレルギー食物を食べられるようになる場合もありますが、原因食物をいつまで除去するかは医師の判断が必要です。
アレルギー対応食については、自己判断せずに医師に相談して診断してもらいましょう。
忙しい場合の時短テクニックが知りたい
仕事や家事に追われ、毎日栄養バランスの取れた幼児食を作る時間がない場合は、さまざまな時短テクニックを活用しましょう。
作り置きできるものは土日など時間のある日にまとめて作り、保存しておくと忙しい平日の負担を減らせられます。
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毎日忙しいパパ・ママはさまざまな時短テクニックを駆使して、子どもの成長を後押しできる食事を提供してあげましょう。
幼児食を通じて子どもの成長を見守ろう
幼児食は離乳食と大人の食事との中間に位置し、子どもの発達状況に合わせて進めることが重要です。1歳半~6歳ごろは発達スピードに個人差があり、適切な進め方をしないとごはんを食べてくれなかったり、偏食が進んでしまったりする可能性があります。
まずは、パパ・ママが幼児食の基本を知り、子どもに合わせて焦らずに進めていきましょう。
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