幼児食でコロッケはいつからOK?おすすめのレシピと気を付けたいポイント

mogumo「サクッ!とおいしい キッズコロッケ-5個入り-」 子育て

じゃがいものホクホクとした食感と優しい甘さが味わえるコロッケは、子どもにも人気の高いメニューです。一方、コロッケは油で揚げるメニューなので、いつから食べられるのか迷う場合もあるでしょう。

この記事では、幼児食でコロッケを作る際のポイントや、おすすめのコロッケレシピを紹介します。コロッケは何歳から食べられるのか、どのような栄養素が含まれているのかも解説するので、参考にしてください。

幼児食でコロッケを作る際のポイントと注意点

コロッケは子どもに人気のメニューですが、幼児期だからこそ気をつけたいポイントがあります。ここでは、幼児食でコロッケを作る際のポイントと注意点を紹介するので、参考にしてみてくださいね。

少量の油で調理する

幼児食でコロッケを作る際は、できるだけ少量の油で調理しましょう。サクッとした衣が特徴のコロッケは、たっぷりの油で揚げるのが一般的です。

しかし、消化器官が未熟な幼児にとって、油を多く含む食事は胃腸への負担が大きいです。油を多く含む食事を取ると、場合によっては下痢などの体調不良を引き起こすおそれがあります。

そのため、幼児食でコロッケを作る際は、少量の油で焼く、から煎りしたパン粉をまぶす、などの調理法が望ましいです。

子どもが食べやすいサイズで作る

手作りコロッケは大きさを自由に調整できるため、子どもが食べやすいサイズで作るのがおすすめです。一口サイズのコロッケは、子どももパクッと食べやすく手づかみ食べにも適しています。

大人の手のひらサイズの大きさにすると、口に詰め込み過ぎてしまうおそれもあります。柔らかいコロッケですが、窒息のリスクがないよう、手作りする際は子どもが食べやすい小さめサイズにしましょう。

卵やパン粉などのアレルゲンに注意

コロッケを作る際は、衣に使用する卵やパン粉、小麦粉などのアレルゲンに十分注意が必要です。卵と小麦は、どちらもアレルギーの発症数、重篤度が高いとされる「特定原材料(8品目)」に該当しています。

万が一、卵や小麦アレルギーのある子どもがコロッケを食べた場合、重篤なアレルギー症状を引き起こすリスクがあります。

そのため、コロッケを食べさせる際は、事前に卵や小麦のアレルギーがないか確認しましょう。

参考:加工食品の食物アレルギー表示ハンドブック(消費者庁)

幼児食のコロッケにおすすめの食材

コロッケといえば、じゃがいもで作るのが定番ですが、それ以外にもさまざまな食材で作ることができます。ここでは、幼児食のコロッケにおすすめの食材について、摂取できる栄養素とともに紹介します。

じゃがいも

コロッケは、じゃがいもで作るのがもっとも一般的ですね。じゃがいもは比較的手頃な価格で1年中購入できるため、幼児食としても取り入れやすい野菜の一つです。

じゃがいもコロッケは、身体を動かすエネルギー源となる炭水化物が豊富なため、食事のおかずとしてはもちろん、幼児食の間食や補食にもおすすめです。

また、じゃがいもにはビタミンCも多く含まれています。一般的にビタミンCは熱に弱い栄養素ですが、じゃがいもに含まれるビタミンCはでんぷんによって守られているため、熱に強いという特徴があります。ビタミンCは身体の調子を整えるほか、抗酸化作用によって細菌やウイルスなどへの抵抗力を高める効果も期待できるといわれています。

かぼちゃ

鮮やかなオレンジ色が特徴的なかぼちゃも、幼児食のコロッケにおすすめの食材です。

かぼちゃのオレンジ色の色素成分であるβカロテンは、皮膚や粘膜の保護にはたらく栄養素であるため、風邪の原因となる細菌やウイルスの侵入を防ぐ効果が期待できます。

また、かぼちゃに多く含まれるビタミンEは血行促進や血管の健康維持に役立つため、幼児期にも積極的に取り入れたい食材といえるでしょう。

コーン

コーンは子どもからの人気も高い野菜であるため、コロッケに加えることで子どもの食べる意欲を引き出せる可能性があります。缶詰のコーンであれば料理にも手軽に取り入れやすく、長期保存もできるため、作り手であるママ・パパにも嬉しい食材といえるでしょう。

コーンには食物繊維が多く含まれているため、子どもの便秘改善など腸内環境を整える働きがあります。また、炭水化物の代謝を促すビタミンB1も含まれており、食事から摂った炭水化物を速やかにエネルギーに変換したり、疲労感を和らげたりする効果も期待できますよ。

さつまいも

芋類のなかでも、特にしっかりとした甘みを感じられるさつまいもは、子どもにも人気の高い野菜の1つです。砂糖を加えなくてもしっかりとした甘みがあるため、野菜嫌いの子どもでもおやつ感覚で食べやすいコロッケが作れます。

じゃがいもと同じように炭水化物が豊富なため、子どものエネルギー補給に適しています。また、さつまいもに含まれるヤラピンという成分には、腸の蠕動運動を促し、スムーズな排便を助ける効果もあります。食物繊維も多く含まれているため、便秘気味の子どもにもおすすめです。

ご飯

ご飯は主食として食べることが多いですが、コロッケの具材に取り入れるのもおすすめです。炭水化物が特に豊富なため、脳や身体を動かすためのエネルギー補給に最適です。

また、ご飯は粒状のため、自然と噛む回数が増える傾向にあります。幼児期においてよく噛むことは非常に大切で、消化吸収をスムーズにするほか、顎の骨や顔の筋肉、さらに脳の発達にも良い影響を与えると考えられていますよ。

ごはんを使ったコロッケは、ご飯が少量残ってしまったときや、間食・補食のバリエーションとしてもおすすめです。

参考:お米と健康・食生活(農林水産省)

幼児食におすすめのコロッケレシピ5選

ここでは、幼児食におすすめのコロッケレシピを5つ紹介します。じゃがいも以外の食材を使ったレシピや油を使用しないレシピも紹介するので、参考にしてくださいね。

揚げないコロッケ

少量のオリーブオイルで焼いて仕上げるため、油で揚げるよりも手軽にコロッケを作ることができます。マヨネーズを使用してパン粉を付けるため、卵や小麦粉の準備が不要な点も嬉しいポイントです。

【材料(2食分)】

  • じゃがいも:1個
  • 玉ねぎ:少々
  • マヨネーズ:小さじ1/2
  • パン粉:少々
  • オリーブオイル:小さじ1
  • 塩:少々

【作り方】

  1. じゃがいもを1cm程度の厚みにスライスし、水にさらす
  2. 玉ねぎをみじん切りにする
  3. 鍋に1と2を入れ、具材がかぶる程度の水を入れる
  4. じゃがいもが柔らかくなるまで茹でる
  5. 茹であがったら余分なお湯を捨て、じゃがいをつぶす
  6. 塩で味を調え、4~5等分にして円形にまとめる
  7. 6の両面にマヨネーズを塗り、パン粉を付ける
  8. オリーブオイルをひいたフライパンで、両面に焼き目が付くまで焼いたら完成

参考:❤︎幼児食❤︎揚げないコロッケ|cookpad

かぼちゃコロッケ

油を一切使わずにサクサク感のあるかぼちゃコロッケが作れます。一口サイズで食べやすく、油も不使用のため、手づかみ食べにもおすすめです。

【材料(12個分)】

  • かぼちゃ:200g
  • 牛乳(または豆乳):小さじ2
  • パン粉:適量

【作り方】

  1. かぼちゃの皮を剥き、適当な大きさに切る
  2. かぼちゃが柔らかくなるまで電子レンジで加熱する
  3. かぼちゃをつぶし、牛乳(または豆乳)を加えて混ぜる
  4. フライパンにパン粉を入れ、きつね色になるまでから煎りして火を止める
  5. 3を小さく丸めながらフライパンに入れ、全面にパン粉をまぶしたら完成

参考:幼児食◎揚げないかぼちゃコロッケ|cookpad

コーンコロッケ

コーンの甘さが引き立つコーンコロッケは、子どもにも食べやすい味わいです。塩こしょうで軽く味をつけたり、ベーコンやピザ用チーズを混ぜ込んだりするアレンジをすると、大人でも満足できる味わいになりますよ。

【材料(10個分)】

  • じゃがいも:100g
  • コーン缶:15g
  • 小麦粉:適量
  • 卵:適量
  • パン粉:適量
  • 揚げ油:適量

【作り方】

  1. 皮を剥いたじゃがいもを蒸す(または電子レンジで加熱する)
  2. 柔らかくなったじゃがいもをボウルに入れ、つぶす
  3. コーン缶を加えて混ぜ、一口サイズに小さく丸める
  4. 小麦粉・卵・パン粉の順に衣をつけ、油で揚げる
  5. きつね色になったら完成

参考:幼児食 子供喜ぶひとくちコーンコロッケ|cookpad

ライスコロッケ

食べ応えのあるライスコロッケは、おかずとしてはもちろん、軽食や間食にもおすすめです。野菜はみじん切りにして加えるため、野菜嫌いな子でも食べやすく、栄養価の高い1品が完成します。

【材料(4人分)】

  • ご飯:茶碗4杯分
  • にんじん:1/4個
  • ピーマン:1/2個
  • コーン缶:大さじ2
  • ケチャップ:大さじ4
  • パン粉:大さじ5
  • サラダ油:大さじ1

【作り方】

  1. にんじん・ピーマンをみじん切りにして、電子レンジで約3分加熱する
  2. 炊きたてのご飯に1とコーン缶を加え、ケチャップで味付けする
  3. 食べやすい大きさに丸め、パン粉をまぶす
  4. フライパンにサラダ油をひき、両面に焼き目が付くまで焼いたら完成

参考:ライスコロッケ|cookpad

さつまいもコロッケ

さつまいもの甘さを生かしたコロッケは、子どももおやつ感覚で食べられるでしょう。油を一切使用しないため、幼児にも安心して食べさせることができますよ。

【材料(10個分)】

  • さつまいも:100g
  • パン粉:適量

【作り方】

  1. さつまいもを適当な大きさに切り、茹でる(または電子レンジで加熱する)
  2. 柔らかくなったさつまいもをつぶし、小さく丸める
  3. フライパンにパン粉を入れ、きつね色になるまでから煎りする
  4. 2をフライパンに入れ、全面にパン粉をまぶしたら完成

参考:離乳食完了期★揚げないサツマイモコロッケ|cookpad

手間がかかるコロッケは幼児食の宅配サービスで時短がおすすめ!

ここまで、幼児食におすすめのコロッケレシピを紹介しましたが、コロッケは調理工程が多く、手間がかかる代表的な料理ともいえます。小さな子どもの相手をしながら、コロッケを手作りするのはなかなか大変という方も多いでしょう。

そこでおすすめなのが、幼児食の宅配サービスです。

幼児期向け冷凍食品の宅配サービスを提供するmogumoでは、子どもが安心して食べられる幼児期向けのコロッケを販売しています。

ここでは、2種類のコロッケの特徴や口コミを紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

mogumo「ほんのり甘いじゃがいもコロッケ -2個入り-」

mogumo「ほんのり甘いじゃがいもコロッケ -2個入り-」

mogumoのほんのり甘いじゃがいもコロッケ -2個入り-は、じゃがいも本来の味わいが楽しめる昔ながらのシンプルなコロッケです。

じゃがいものやさしい甘さが感じられる味わいで、薄味ながらも十分満足できる味わいとなっています。電子レンジで約1分加熱したあと、トースターで約2分温めるだけでサクサクのコロッケが完成します。

子ども向けの薄味ではあるものの、素材の旨味を生かした味わいになっているため「大人でもおいしい」という口コミが多くみられました。忙しいときでも手軽に調理できるほか、ボリュームもあるため、立派なおかずの1品として活躍してくれるでしょう。

内容量80g
調理方法電子レンジの場合:冷凍パックのまま、500Wで約1分程度、その後トースターで2分ほど温める
対象年齢1歳6ヶ月頃〜
価格・8食セット:1食あたり543円
・12食セット:1食あたり525円
・18食セット:1食あたり478円
※送料は全国一律990円、沖縄のみ1,800円(18食セットは無料)
栄養素エネルギー225kcal、たんぱく質4.6g、脂質11.5g、炭水化物25.3g、食塩相当量0.5g(推定値)
アレルゲン小麦・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆

【商品レビュー】

  • 「コロッケは普段作るには時間のかかるおかず。。 だけど冷凍幼児食なのでチンするだけでできるので嬉しい♬普段作る手間がかかるのでめったにコロッケ作ってあげられないので美味しそうに食べていて嬉しかったです。」
  • 「市販のお惣菜などでは少し味が濃い気がしますが、ほんのりとした甘さで、少しボリュームがほしいときにぴったりです」
  • 「子供が大好きで、食べムラがあってもこのコロッケだけはものすごいスピードで完食します。大人の私が食べても確かに美味しかったです!いざという時のために常にストックしています。」

引用元:mogumo公式サイトより一部抜粋

mogumo「サクッ!とおいしい キッズコロッケ -5個入り-」

mogumo「サクッ!とおいしい キッズコロッケ -5個入り-」

mogumoのサクッ!とおいしい キッズコロッケ -5個入り-は、コロコロとした一口サイズのボールコロッケで、小さな子どもでも食べやすいと人気の1品です。

じゃがいもだけでなく、玉ねぎやにんじん、鶏肉などの具材が入っているため、栄養価も高く食べ応えのあるコロッケとなっています。上記商品同様、電子レンジとトースターだけで、揚げたてのようなサクッと食感に仕上げることができますよ。

「おいしい」、という口コミはもちろん、小さなコロッケが5個入っているため「少量ずつ使えて重宝する」、という口コミも多くみられました。おかずだけでなく、間食にも活躍してくれる1品です。

内容量115g
調理方法電子レンジの場合:冷凍パックのまま、500Wで約1分間、トースターで3分程度温める
対象年齢1歳6ヶ月頃〜
価格・8食セット:1食あたり543円
・12食セット:1食あたり525円
・18食セット:1食あたり478円
※送料は全国一律990円、沖縄のみ1,800円(18食セットは無料)
栄養素エネルギー126kcal、たんぱく質2.3g、脂質8.1g、炭水化物11.6g、食塩相当量0.2g
アレルゲン卵・鶏肉・小麦・乳成分

【商品レビュー】

  • 「自分で作るよりも野菜や鶏肉など入っている具材が豊富なので、栄養面でもカバーできそうだし仕事終わりの作る気力がない時にとても助かりました☺️大人が食べてもおいしいけど決して濃いわけではなく優しいお味です。」
  • 「美味しいようで真っ先に食べます。大きさも小さめなので少しおかずが足りない時は1個だけ出したり、量の調整ができるので便利です。」
  • 「最近偏食気味な娘もよく食べました!大人が食べても美味しかったです。」

引用元:mogumo公式サイトより一部抜粋

幼児食にコロッケを取り入れる際のよくある悩み

ここでは、幼児食にコロッケを取り入れる際のよくある悩みに回答します。

コロッケはいつから食べてよいのか、どんな栄養素が含まれているのかなど、気になる疑問に回答するので、ぜひ参考にしてくださいね。

コロッケは何歳から食べられる?

コロッケは1歳半頃から食べられます。食べ物をしっかり咀嚼する力があれば、様子を見ながら食べさせても問題ないでしょう。

ただし、コロッケは衣が厚く、揚げ物のなかでも特に脂質が多いメニューです。一度にたくさん食べてしまうと胃腸への負担が大きく、下痢などにつながるおそれがあります。そのためコロッケを食べさせる場合は、少量ずつにするほか、頻度が多くなりすぎないよう注意しましょう。

なお、油で揚げないコロッケであれば、1歳頃から食べられますよ。

コロッケにはどんな栄養素が含まれているの?

コロッケには、主に炭水化物・脂質・食物繊維が含まれています。炭水化物はじゃがいもや衣のパン粉に多く含まれており、脳や身体を動かすエネルギー源としてはたらきます。

また、揚げ物であるコロッケには脂質も多く含まれており、炭水化物と同じように身体を動かすエネルギー源になります。脂質はなんとなく身体に悪いイメージがあるかもしれませんが、細胞膜やホルモンの合成などにも必要な栄養素の一つなので、適量を取ることが大切です。

食物繊維はじゃがいもに多く含まれており、腸内環境を整えるはたらきがあります。腸内環境が整うと便秘改善につながるだけでなく、免疫機能を高める効果も期待できるといわれていますよ。

参考:e-ヘルスネット>腸内細菌と健康(厚生労働省)

さらに、ひき肉などが入ったコロッケであれば、身体をつくる材料となるたんぱく質も摂取できます。偏食や少食の傾向がある子どもの場合、コロッケに肉類も加えるようにすると、手軽にたんぱく質の補足ができておすすめです。

コロッケを作るときの卵やパン粉のアレルギーが心配

コロッケは、衣に卵やパン粉を使用するのが一般的です。先述のように、卵やパン粉の小麦は食物アレルギーを引き起こす可能性がある食材を使います。コロッケを作る際は、事前にこれらの食材にアレルギーがないかを確認しましょう。

卵や小麦のアレルギーがある子どもにコロッケを作る際は、米粉や米粉パン粉を使用することで、アレルギーに配慮したコロッケができますよ。

いろいろな食材を使って幼児食のコロッケを作ってみよう!

この記事では、幼児食でコロッケを作る際のポイントをはじめ、使用するのにおすすめの食材やレシピを紹介しました。

幼児食のコロッケは、定番のじゃがいものほか、かぼちゃやさつまいもなどでもおいしく作ることができます。コロッケは1歳半頃を目安に与え始める料理ですが、油で揚げないコロッケであれば子どもの胃腸への負担も少なく、1歳頃から食べさせることができますよ。

コロッケは、幼児期に欠かせない炭水化物や食物繊維なども摂取できるため、今回紹介した内容を参考に、いろいろな食材を使って幼児食のコロッケを作ってみてくださいね。

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