子育てにおいて、栄養バランスが整った食事を毎日準備するのは結構大変ですよね。
特に幼児期は、栄養面や食べさせて良いもの、悪いものへの配慮が大変だったり、食材の大きさや硬さを気にしたりと、手間がかかってしまいがちです。
そんなとき、お子さまの食事作りを楽にしてくれるのがレトルト幼児食です。
なぜレトルト幼児食が人気なのか、忙しいパパやママの味方になる選び方と、レトルト幼児食のおすすめのメニューをご紹介します。
お子さまの「おいしい!」のために、レトルト幼児食を上手に取り入れてみませんか?
レトルト幼児食の基本知識
レトルト幼児食とは、1歳半〜5歳ごろまでの幼児を対象としたレトルト食品のことです。
レトルト食品は、高温処理により長期保存が可能で、調理済みなので、開封してそのまま食べることができます。
それでいて、栄養素はしっかりと保持されるため、お子さまの健康を支える食事としても適しています。
レトルト技術の特徴と安全性
レトルト食品は加熱して真空パックされており、非常に長い期間保存が可能です。
この技術は、食品を一定以上の高温で短時間加熱処理することにより、微生物を不活性化させるというもの。
これによって食品の安全性が高まり、栄養素の損失も最小限に抑えられます。また、保存料・殺菌料は使用せずに食品の安定性を保つことが可能になるのです。
幼児食では特に添加物を避けたいという親御さんのニーズに応えようと、無添加や自然食材を用いたレトルト食品が数多く開発されています。
なぜレトルト幼児食が人気なのか?
大切なお子さまには、おいしくて健康的な食事を食べさせてあげたいですよね。
噛む力や消化機能が未熟な幼児期は、完全に大人と同じ食事を食べることはできないため、大人とは別の食事を用意する必要があります。
そのため、日々の生活の中にレトルト幼児食があると、食事の準備の手間が減ったり、毎日の献立に悩まなくなったりと忙しい親御さんに人気です。
本章では、レトルト幼児食が人気の理由について詳しく解説していきます。
時短で手軽に調理可能
レトルト幼児食は、レンジや湯せんで簡単に調理が可能です。忙しい朝や夕食準備の際に、手間をかけずに栄養豊富な食事をつくれることから、多くの家庭で重宝されています。
これにより、家事の時間を減らし、育児や自分の時間に余裕を持てるようになります。
時短調理が可能という点は、レトルト幼児食の一番の人気の理由と言えるでしょう。
日持ちが良く、非常食としても利用可能
長期間保存が可能なレトルト幼児食は、災害時の非常食としても役立ちます。
普段から家にストックしておけば、緊急時にも栄養のある食事を食べさせてあげることができます。
また、電気やガスが使えない状況でも、温めずにそのまま食べられる商品もあり、万が一の備えとしてストックしておく家庭が増えています。
発達段階に合わせた味付け
幼児の味覚や食事の好みは成長につれて変化します。
レトルト幼児食は、様々な年齢や発達段階に合わせた味付けの商品が揃っており、子供が飽きることなく、食事の時間を楽しめるように工夫されています。
レトルト幼児食の選び方
手軽に取り入れることのできるレトルト食品ですが、幼児期の食事は特に塩分や、添加物、アレルギーなどに注意が必要です。
レトルト幼児食を選ぶ際には、以下のポイントを意識してみましょう。
塩分量や添加物をチェック
幼児期は味覚の形成が行われるため、この時期から濃い味に慣れてしまうと、内臓に負担がかかったり、将来的に生活習慣病にかかりやすくなります。
塩分量がなるべく少ないレトルト食品を選ぶことが大切です。
また、添加物に関しては、防腐剤や着色料など、不必要な化学成分はできる限り避けたいところです。
食品表示を確認し、できるだけシンプルな成分構成の商品を選ぶことで、安心して子どもに食べさせることができます。
アレルゲン表示に注意
アレルゲンに配慮した商品選びは、食物アレルギーを持つお子さまにとって重要です。
また、食物アレルギーを持っていなくても体の免疫システムが未発達な1歳半〜3歳ごろまでは特に注意が必要です。
市販の食品には、アレルギー症状を引き起こす原因となる8品目の特定原材料(卵、エビ、カニ、くるみ、乳、そば、小麦、落花生)の表示が義務付けられています(※)。
アレルゲン表示をはじめとする食品ラベルをよく読み、安全な商品を選ぶことが重要です。
※ 2023年3月9日、消費者庁より、食品表示基準の一部を改正する内閣府令が公表され、食物アレルギーの義務表示対象品目に「くるみ」が追加されました。
国産品や無添加を選ぶポイント
国産の食材は品質管理が徹底されていることが多く、安全性が高いとされています。
また、無添加やオーガニックにこだわることで、化学物質の摂取を抑え、自然な食品を食べさせることが可能です。
しかし、パッケージに「保存料無添加」と書かれていても、保存料と定められている「安息香酸」や「ソルビン酸」が使われていないだけで、それに代わる添加物が使用されていたり、香りづけに「香料」が使用されていたりする場合があります。
実は香料は一括表記が認められている記載方法で、中には食品添加物が含まれている可能性があるので、注意が必要です。
市販の食品で無添加というのは難しいですが、お子さまの健康のために、可能な限りこだわって選ぶようにしましょう。
レトルト幼児食の活用方法
レトルト幼児食はここまで解説してきた通り、さまざまなシーンで活躍します。更に具体的な活用法を知り、日常生活をより豊かにしましょう。
外出や旅行時の持ち運び
外出時には子どもの食事の準備が大変なこともありますが、レトルト幼児食ならバッグに忍ばせておくだけで、どこでも簡単に栄養満点の食事を食べさせることができます。
軽量でコンパクトなパッケージは持ち運びに便利で、特に長時間の移動が伴う旅行では、その利便性が重宝されます。
温める手段がない場合でも、常温で食べられる商品を選べば問題ありません。
献立の一品としての利用
レトルト幼児食を上手に取り入れることができれば、多忙な日々の中でも手軽に健康的な食事を作ることができます。
最近では多種多様なメニューが開発されているため、手作りのメイン料理に添えるサイドメニューとして、または献立に迷ったときの一品として役立ちます。
これにより、バランスの取れた食生活を維持しながら、時間と手間を節約できます。
非常食としてのストック方法
災害時など非常時の食料としてレトルト幼児食をストックしておくことは、家族の安全確保において極めて重要です。
長期保存が可能であるため、日々の食料とは別に専用のスペースに保管しておくことをおすすめします。
ストックする際には賞味期限を管理し、定期的に新しいものに入れ替えることを忘れないようにしましょう。
また、非常時にも使い慣れた食品を提供できるため、子どものストレスを軽減する効果も期待できます。
レトルト幼児食のメニューをご紹介!
レトルト幼児食は、さまざまな年齢に合わせたメニューが豊富です。
栄養バランスはもちろんのこと、食べる楽しさを感じさせるレトルト幼児食のメニューをご紹介します。
ここで挙げるメニューは、成長に合わせた栄養素を考慮したものばかりで、お子様が喜んで食べること間違いなしのアイテムをピックアップしました。
1歳半〜2歳までのレトルト幼児食
この時期は噛む力がまだ十分でないため、柔らかくて飲み込みやすいメニューが理想的です。
例えば、野菜とお肉を使った優しい味わいのビーフシチューや、色とりどりの野菜が入ったポトフなどは、栄養も豊富で食べやすく、食べることの楽しさを教えてくれます。
食物繊維やビタミンを豊富に含み、味覚の発達を助けるメニューを選びましょう。
和光堂 BIGサイズのグーグーキッチン 鶏だんごのお野菜ポトフ
2歳のレトルト幼児食
2歳になると、少し噛み応えのある食材も取り入れられるようになります。食事の中に、バランス良く肉や野菜を取り入れ、噛む力を育んでいきましょう。
また、手づかみ食べと並行して、一人でスプーンを使って食べるようになります。
そんな自立心を育てるためにも、手づかみで食べられるパスタや小さくカットされた食材を使ったスープなど、手やスプーンで楽しみながら食べられるメニューが適しています。
Smile& 大人もおいしい子どもスープ(鶏肉とえのきの豆乳スープ)
3歳のレトルト幼児食
3歳になると、乳歯が生えそろい、食べられる食材がぐんと増えます。
また、好奇心が旺盛で新しい味にも挑戦しやすい時期です。
たまには、カレーやトマトスープなど、少しスパイスや酸味の効いたメニューを取り入れてみるのもいいでしょう。
さまざまな味や料理に触れる経験をさせてあげることで、苦手なものが少なくなっていきます。
NISHIKIYA KITCHEN 7大アレルゲン不使用 鶏ひき肉と国産野菜のキーマカレー
Smile& 大人もおいしい子どもスープ(鶏肉とごぼうのトマトスープ)
レトルト幼児食ならmogumoへ
本記事ではレトルト幼児食の特徴や選び方、活用法などをお伝えしてきました。お子さまの食事選びに迷ったら、ぜひ「mogumo」の冷凍幼児食をご利用ください。
栄養満点で安全性にも配慮したmogumoの幼児食は、フライパンいらずの電子レンジで温めるだけで食卓にならべることができます。
mogumoは、各発達段階に合わせた味付けとメニューを提供しており、子どもたちの健やかな成長をサポートします。
日々の食事を通じて、親子の絆を深めながら、健康で楽しい食生活を送るお手伝いをいたします。