なすは年中手に入り、どんな料理方法でもおいしく食べられるため、食卓に欠かせない野菜の一つですよね。しかし、なすが嫌いな子どもも多く「なかなか食べてくれない」と頭を悩ませているパパママも多いのではないでしょうか?
今回は、なすを使ったおすすめの幼児食レシピを紹介します。なすが苦手な子どもも食べやすくなるような調理のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
なすに含まれる栄養素は幼児食にもぴったり!
なすは水分が多く、昔から「栄養が無い」といわれていますが、カリウムや食物繊維を豊富に含み幼児食にぴったりの野菜です。
なすに含まれる栄養素 | 主な働き・期待できる効果 |
カリウム | ・余分な塩分や水分を体外に排出し高血圧の予防やむくみを解消する ・利尿作用によって水分と一緒に体内の熱を排出し、体温の上昇を抑える ・心臓や筋肉機能を調節し動きに関わる |
ナスニン | ・ナスニンはポリフェノールの一種 ・強い抗酸化作用があり、免疫力を高める |
食物繊維 | ・腸内環境を整えて便秘を予防 ・改善する・血中コレステロール値を低下させ生活習慣病を予防 |
カリウムはミネラルの1つで、体内の余分な塩分を排出したり、筋肉の動きに関わったりします。
子どもが好きなハムやベーコン・スナック菓子には塩分が多く含まれているため、塩分の過剰摂取が気になる方も少なくないでしょう。塩分を摂り過ぎてしまった場合は、カリウムを多く含むナスを食卓に並べると余分な塩分を排出してくれる効果が期待できます。
なすには体の調子を整える栄養素がたくさん入っているため、積極的にメニューに取り入れましょう。
なすの調理ポイントと保存方法
夏野菜の定番でもあるなすですが、苦手意識のある子どもも多く「食卓に並べても手を付けてくれない」と困っているパパ・ママも少なくありません。なすは調理方法を工夫するだけで子どもの苦手な苦味がなくなり、食べてくれる可能性が高まりますよ。
ここでは、なすを調理する際のポイントや保存方法を紹介します。
アク抜きしてから加熱する
子どもがなすを嫌う理由は、アクの苦味や渋みが大きく関係しています。大人に比べ、子どもは味覚を感じ取る味蕾が多く、苦みや渋みに敏感です。調理する際はアク抜きしてから加熱しましょう。
アクは水にさらして取り除くことが可能で、2通りの方法があります。
- カットした後に数分間、水につけておく
- 切り口に塩をかけて出てきたアクをふき取る
ただし、幼児食ではアク抜きの際に塩を使わず、1.の水につける方法がおすすめです。
塩分の摂り過ぎは腎臓に負担がかかるだけでなく、幼児期の味覚形成に影響を及ぼします。幼児期から濃い味付けに慣れてしまうと、薄味では満足できなくなってしまうため不要な塩はなるべく避けるようにしましょう。
また、なすに含まれるカリウムやナスニンは水溶性のため、水につけると溶け出してしまいます。水につけてアク抜きする際は10分ほどを目安に、長時間付けておかないように注意しましょう。
電子レンジでの加熱もOK
なすを調理する際は、アク抜き用のボウルと加熱用のフライパンや揚げ鍋など、洗い物がたくさん出て面倒に感じる方も多いのではないでしょうか?
洗い物を減らし、時短調理するには電子レンジでの調理がおすすめです。なすを電子レンジで加熱する際は、アク抜きをしたボウルをそのまま使って加熱ができます。
【なすの電子レンジでの加熱方法】
- なすを好きな大きさにカットする
- 耐熱ボウルに水をはり、10分ほど浸けてアク抜きする
- ボウルの水を捨ててなすをサッと洗う
- ボウルになすが浸かる程度の水を入れ、軽くラップをする
- なすに火が通るまでレンジで加熱する(加熱時間はお使いのレンジによって調整してください)
なすはカットせずに丸ごとレンジにかけることも可能です。メニューによっては丸ごとレンジで加熱し、粗熱が取れたら手で繊維に沿って割いてみましょう。
包丁でカットするより、汁やタレが絡みやすくなるためおすすめです。
なすの保存は冷凍がおすすめ
なすは水分が多いため傷みやすく、冷蔵庫で1週間ほどしかもちません。使いきれない場合は、冷凍保存がおすすめです。
冷凍すると水分が抜けて食感が変わってしまいますが、冷凍前後の調理法を工夫すればおいしく食べられます。
冷凍前の加熱法 | 解凍後のおすすめの調理法 | 保存期間の目安 |
生のまま | 煮物・蒸しなす・煮びたし | 1ヵ月 |
焼いたもの | 炒め物 | 2週間 |
素揚げしたもの | 揚げびたし・麻婆豆腐 | 2週間 |
生のまま冷凍する場合は、カットしてアク抜きをした後に水気を切っておきます。焼いてから冷凍する場合は、アク抜きしてからグリルやトースターで加熱して粗熱を取っておいてください。
素揚げしたものはバットに上げて余分な油をきり、冷めてから冷凍します。調理する際は凍ったまま加熱するか、レンジで解凍してから使ってください。
冷凍保存した場合でも、衛生面を考慮しできるだけ早く食べるように心掛けましょう。
なすを使ったおすすめの幼児食レシピ
なすは煮る・焼く・揚げるなど、どの調理方法でもおいしくなる万能野菜です。レパートリーを増やすことで、毎日の献立作りにも困らなくなるでしょう。
ここでは、なすを使ったおすすめ幼児食レシピを紹介します。
麻婆なす
幼児食の麻婆なすなので、辛み成分は加えずに仕上げました。とろみが付いているので子どもも食べやすくおすすめです。
【材料 (子ども2人分)】
- なす 中〜大1本
- 玉ねぎ 1/2個
- ごま油 小さじ1
- 豚ひき肉 100g
- 水 170cc
- 醤油 小さじ1
- 味噌 小さじ2
- 砂糖 小さじ1/2
- 水溶き片栗粉 適量
【作り方】
- なすを一口大にカットしてアク抜きをする
- 玉ねぎをみじん切りにする
- フライパンにごま油をひいてひき肉を炒める
- なす・玉ねぎを加えて、しんなりするまで炒める
- 水・醤油・味噌・砂糖を入れる
- 具材に火が通るまで煮込む
- 水溶き片栗粉を加えとろみを出して完成
※子どもがなすの皮を嫌がるようなら、皮をむいてからカットしましょう。
鶏肉となすのみぞれ煮
なすと鶏肉を大根おろしの煮汁で煮込んだ、さっぱりとした料理です。子どもにとって生の大根おろしは辛味が強いですが、煮込むことで甘みが増して食べやすくなります。大根は荒めのおろし金でおろすと、ゴロゴロとした大根の食感が楽しめます。
【材料(2人分)】
- 鶏もも肉 1枚
- なす 2本
- 油 大さじ1
- 大根おろし 300g
- 醤油 大さじ3
- みりん 大さじ1
- 酒 大さじ1
- だしの素 大さじ2
【作り方】
- 鶏もも肉は一口大にカットする
- 大根はすりおろしておく
- なすは一口大にカットしてアク抜きしておく
- フライパンに油をひき、鶏ももを皮面から焼く
- 鶏肉に半分くらい火が通ったらなすを入れる
- 鶏肉をひっくり返し火を通す
- 大根おろし・醤油・みりん・酒・だしの素を入れて弱火で煮込んで完成
夏野菜カレー
なす・パプリカ・コーンを使った彩の良いカレーライスです。パプリカは皮が硬く苦手な子どもも多くいますが、みじん切りにすることで食べやすくなります。
【材料(4人分)】
- 豚ひき肉 120g
- なす 40g
- 人参 60g
- 玉ねぎ 100g
- 赤パプリカ 40g
- 黄パプリカ 40g
- コーン 10g
- スキムミルク 大さじ2
- 油 小さじ1
- カレールウ 60g
- ケチャップ 小さじ2
- ソース 小さじ1
【作り方】
- 人参・玉ねぎ・赤パプリカ・黄パプリカはみじん切りにする
- なすは1㎝の角切りにする
- 鍋に油をひき、豚ひき肉を入れて色が変わるまで炒める
- 野菜を入れて炒める
- 野菜に火が通ったら水をひたひたになるくらいに入れる
- コーンを入れて煮る
- 一度火を止めてルウを溶かす
- ルウが溶けたら火をつけ、ケチャップ・ソースを加えて煮る
- ぬるま湯で溶かしたスキムミルクを入れてひと煮立ちさせて完成
※今回は野菜が苦手な子のために具材をみじん切りにしましたが、一口大にカットして野菜の食感や旨みを楽しむのもおすすめです。
ラタトゥイユ
ラタトゥイユはフランス南部の郷土料理で、夏野菜を煮込んだ栄養価の高いメニューです。そのまま食べてもおいしいですが、耐熱皿に入れ、とろけるチーズをかけてグラタン風にしてみるのもおすすめです。
【材料(子ども4人分)】
- トマト 40g
- 玉ねぎ 1/4個
- 人参 1/2本
- ズッキーニ 1/4本
- なす 1/2個
- ピーマン 1個
- にんにく 少々
- 塩 少々
- オリーブオイル 小さじ1
- ケチャップ 小さじ2
【作り方】
- トマトは6等分にカットしておく
- 玉葱・人参・ズッキーニ・なす・ピーマンは一口大の大きさにカットしておく
- にんにくはみじん切りにしておく
- 鍋にオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかける
- 香りが出てきたら野菜を加えて中火で炒める
- 野菜に火が通ってきたらトマトを加える
- 塩・ケチャップを加え、蓋をして20分ほど弱火で煮て完成
※トマトが無い場合は、トマト缶で代用もできます。
なすと鶏ひき肉のあんかけ
ご飯・うどんにかけてもおいしい、なすと鶏ひき肉のあんかけです。野菜も入ってたんぱく質も一緒に摂れるので、栄養バランスが気になったときの主菜にもぴったりですよ。
【材料(子ども2食分)】
- 鶏ひき肉 100g
- 茄子 1本
- 玉ねぎ 1/2個
- もやし 1/2袋
- さやいんげん 5本
- だし汁 200ml
- 醤油 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- 片栗粉 大さじ1
- 水 適量
- サラダ油 大さじ1
【作り方】
- なすは1cmの角切り、玉ねぎはみじん切りにしておく
- もやし・さやいんげんは一緒に茹で、5mm幅に切っておく
- フライパンに油をひき、鶏ひき肉と野菜を炒める
- もやし・さやいんげんを加える
- だし汁・醤油・砂糖を加えひと煮立ちさせる
- 具材に火が通ったら水溶き片栗粉を入れてとろみを出して完成
参考:幼児食に☆茄子と鶏ひき肉のだしあんかけ|cookpad
トマトとなすのパスタ
ブイヨンや白ワインを使った、本格的な味わいのミートソースパスタです。なすが苦手な子には、輪切りではなく1㎝角にカットして炒めてあげましょう。
【材料(3人分)】
- パスタ 300g
- 鶏ひき肉 200g
- なす 1本
- 玉ねぎ 1個
- ほうれん草 2房
- 人参 1/2本
- 舞茸 1/2パック
- ニンニク 1片
- オリーブオイル 小さじ4
- ブイヨン 500cc
- 白ワイン 50cc
- 塩 ひとつまみ
- トマト缶 1缶
【作り方】
- ニンニク・玉ねぎ・人参は粗みじん切りにしておく
- なすは輪切りにカットしておく
- ほうれん草は1〜2分茹でてみじん切りにしておく
- 舞茸は手で適当な大きさに割いておく
- フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ、香りが出るまで加熱する
- 玉ねぎを入れてしんなりするまで加熱する
- ひき肉を入れ炒める
- ひき肉に火が通ってきたら野菜を入れて炒める
- 全体に火が通ったらブイヨン・白ワイン・トマト缶・塩を入れ弱火で15分ほど煮込む
- パスタを茹でる
- さらにパスタを盛り、その上にミートソースをかけて完成
※ブイヨンが無い場合は、コンソメと適量の水で代用可能です。
なすの煮びたし
シンプルな味付けで、なすの旨みを最大限楽しめる煮びたしです。なすは皮面に隠し包丁を入れておくと味が染みこみやすく、子どもも食べやすくなります。
【材料(2~3人分)】
- なす 2本
- 油 小さじ1
- 醤油 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 水 150cc
- かつおだし 小さじ1
【作り方】
- 茄子は縦にカットしてアク抜きし、水気を切っておく
- フライパンに油をひき、しんなりするまで炒める
- 水・かつおだし・醤油・砂糖を加え煮る
- 煮汁が煮詰まってきたら完成
なすそぼろ丼
ご飯が進む、なすのそぼろ丼です。丼ぶりにすると子どもも食べが良く、食器の洗い物が減り楽になりますよ。
【材料(子ども2人分)】
- ごはん 200g
- 合いびき肉 100g
- なす 2本
- ごま油 大さじ1
- 白いりごま 小さじ1
- 青ネギ 適量
- 酒 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- 醤油 大さじ1/2
- オイスターソース 大さじ1/2
- おろししょうが 小さじ1/2
【作り方】
- なすは縦半分に切り、縦1cm幅にカットしておく
- 青ネギは小口切りにしておく
- なすをラップで包みレンジで600Wで1分30秒加熱し、粗熱を取っておく
- ボウルに酒・砂糖・醤油・オイスターソース・おろししょうがを入れ混ぜ合わせておく
- フライパンにごま油・合いびき肉を入れて中火で炒める
- 肉に火が通ってきたらなすを加え、少し焼き色がつくまで炒める
- 混ぜ合わせた調味料を加えて炒める
- 皿にご飯を盛ってなすそぼろをかけて、ごま・青ネギを散らして完成
※なすを先にレンジで加熱するため、炒める時間が短くなります。
※レンジで加熱せずにお肉と一緒に炒めても問題ありません。
参考:簡単にできる!なすそぼろ丼|DELISH KITCHIN
なすの肉巻き
肉を巻いて焼くことでなすが肉の油を吸い、うま味の詰まった肉巻きになります。なすを肉で巻いているので、子どももパクっと食べやすいメニューです。
【材料(2人前)】
- 豚バラ薄切り肉 12枚
- なす 3本
- サラダ油 小さじ1
- 片栗粉 適量
- 酒 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- 醤油 大さじ1と1/2
【作り方】
- なすはへたを切り落とし、縦4等分にカットしておく
- まな板に豚肉を縦長に置き、片栗粉を薄くふっておく
- なすを肉で巻く
- フライパンに油を入れて熱し、肉の巻き終わりを下にして並べて入れる
- 中火で全体に焼き色がつくまで転がしながら焼く
- 蓋をしてなすに火が通るまで弱火で7分ほど蒸し焼きにする
- 余分な油をキッチンペーパーでふきとる
- 酒・みりん・砂糖・醤油を加え、照りが出るまで煮詰めて完成
※薄味にしたい場合は、煮汁を煮詰める前に取り出しましょう。
参考:ジュワッとおいしい♪なすの肉巻き|DELISH KITCHIN
なすの甘酢煮
甘酢の酸っぱさが食欲をかきたて、夏バテで食欲が低下している際にもおすすめのメニューです。カットしたなすを調味料と一緒にレンジにかけるだけなので「もう一品あったらいいな」というときにおすすめです。
【材料(2人分)】
- なす 3本
- 醤油 大さじ1
- 酢 大さじ1
- ごま油 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- 水 大さじ3
【作り方】
- なすは乱切りにし、アク抜きして水気を切っておく
- 耐熱容器に醤油・酢・ごま油・砂糖・水を入れて混ぜ合わせておく
- なすを加えてふんわりとラップをして、レンジで600Wで5分加熱する
- 混ぜ合わせて5分くらい味を馴染ませて完成
参考:レンジで簡単!なすの甘酢煮|DELISH KITCHIN
なすを使った料理が大変なら!幼児食の宅配サービスがおすすめ◎
なすはカリウム・ナスニン・食物繊維などが含まれており、栄養価の高い食材です。しかし、アク抜きの手間があり面倒に感じる方も少なくありません。
手間暇かけて調理しても、なすが苦手な子どもも多く「せっかく作ったのに食べてくれなかった」と悲しい気持ちになる方も多いでしょう。
なすの調理が面倒と感じる方には、幼児食の宅配サービスを活用するのもおすすめです。ここでは、管理栄養士監修の幼児食の冷凍宅配サービス「mogumo」のなす料理を紹介します。
mogumo「まろやかな旨みのトマトとナスのミートソース」
「まろやかな旨みのトマトとナスのミートソース」は、赤ワインを使った本格ミートソースとなっています。
なす・トマト・人参・マッシュルーム・玉ねぎを使い、野菜のうまみをギュッと閉じ込めたまろやかな旨味が特徴です。パスタだけでなく、ご飯やパンに乗せてもおいしく食べられます。
内容量 | 100g |
調理方法 | ・湯煎の場合:冷凍パックのまま熱湯の中で2分間程度温める ・電子レンジの場合:冷凍パックのまま、500Wで約2分程度温める |
対象年齢 | 1歳6ヶ月頃〜 |
価格 | 定期購入プランのみ(単品販売なし) 8食プラン〜 8食 ¥4,640(税込)+送料 ※送料はエリアによって異なります。詳細はこちらをご覧ください。 |
栄養素 | エネルギー149kcal、たんぱく質6.9g、脂質9.6g、炭水化物7.7g、食塩相当量1.3g(推定値) |
アレルゲン | 乳成分・小麦・牛肉・大豆・鶏肉 |
【商品レビュー】
- 野菜嫌いな息子がパクパク食べます。これ一つで野菜とタンパク質が入ってるので、炭水化物にかけて終わりで他のもの用意しなくていいので楽チンです。
- 濃すぎず、薄すぎずの味付けは、保育園のお給食に似ているのか嫌いなはずのナスもパクパク食べてくれます。パスタにかけても、ご飯にかけても、パンにのせてピザ風にしてもとにかく食べてくれるので大活躍しています。
- ミートソースはひき肉がしっかり入っていて味もしっかりしているので食べ応えがあります。レンジでチンしている間にスパゲッティを茹でるだけで出来上がるので楽ちんです。
引用元:mogumo公式サイトより一部抜粋
幼児食でなすをおいしく食べるコツ
苦手な子どもが多いなすですが、おいしく食べるコツがあるのをご存じでしょうか。なすはアクや皮の固さから子どもが苦手意識を持ちやすいため、除去してあげることで食べやすくなります。
ここでは、なすをおいしく食べるコツを紹介するので、ぜひ試してみてください。
皮をむいて調理する
なすが苦手な子は皮が嫌いな場合が多いため、皮をむいて調理してあげましょう。
なすは皮が硬いため、食べている最中に皮だけ口の中に残ってしまい、苦手と感じてしまう子どもが多いようです。「硬い皮は苦手だけど柔らかい中身は好き」という子どももいるため皮をむくことで食べられるようになります。
しかし、なすの皮にはナスニンというポリフェノールの一種が豊富に含まれているため、食べさせたいと感じている方も多いでしょう。皮が嫌いな場合や咀嚼力の低い月齢の場合は、全て皮をむいて調理してみてください。
咀嚼力が付き、苦手意識も薄くなってきたら皮を縞状にむいてみましょう。栄養素をキープしながら、食べやすくなるためおすすめです。
油分の強いものと合わせて甘さを引き立たせる
なすは油分の強いものと合わせると、甘みが出て子どもも食べやすくなります。吸油性の強いなすは、油と合わさると中身がやわらかくなり、とろけるような食感になります。
サッと炒めて中身がやや固い状態よりも、油をたくさん吸わせて弱火でじっくり焼いた方が、柔らかく甘さが強く出てくるためおすすめです。なすが苦手な子どもには、油分の強い揚げなすの煮びたしや麻婆なすで、なすの甘さを伝えてあげましょう。
なすを使っていろいろな幼児食を作ってみよう!
なすは栄養価が高く、ほてった体温を下げる働きがあるため夏バテ防止にも期待できる食材です。レシピも豊富で献立のレパートリーを一気に増やしてくれるため、パパママの強い味方ともいえます。
なすは苦手な子どもも多い食材ですが、おいしく食べるコツを知り調理方法を変えるだけで食べられるようになる場合も少なくありません。なすを使っていろいろな幼児食を作り、子どもと一緒においしく食べられるレシピを探してみてください。
調理の時間が取れない場合、mogumoの幼児食冷凍宅配サービスがおすすめです。mogumoの幼児食冷凍宅配サービスは管理栄養士がメニューを監修し、幼児の食べやすさや必要とする栄養素が補えるよう配慮されています。
今回取り上げた「なす」を取り入れた料理も扱っているので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。
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