子どもに人気!幼児食におすすめのさつまいもレシピ15選

幼児食 さつまいも 子育て

自然な甘さが特徴のさつまいもは、料理にもスイーツにも活用でき、レシピのバリエーションが豊富な食材です。また、さつまいもにはさまざまな栄養素も含まれていて、子どもの健やかな成長をサポートしてくれます。

魅力たっぷりのさつまいもですが、「食卓に並ぶさつまいも料理は定番になりがちで飽きてしまった」、ということはありませんか。

この記事では、幼児食におすすめのさつまいもを使ったレシピを紹介します。調理のポイントや冷凍保存の方法も解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

幼児食にぴったり◎さつまいもは食物繊維やビタミンが豊富!

さつまいもにはさまざまな栄養素が含まれており、主に以下のような栄養素が含まれています。

主な栄養素主な栄養素の働き
炭水化物(でんぷん)体を動かすエネルギー源となる。
食物繊維余分な糖質や脂質の吸収を抑える。腸内環境を整え、排便を促す。
ビタミンA皮膚や粘膜を健康に保ったり、視力を維持したりする。
ビタミンC皮膚や血管を丈夫に保ったり、鉄の吸収を助けたりする。
葉酸赤血球や細胞の合成に必要となる栄養成分。
カリウム体内の水分量を調整したり、筋肉を正常に動かすようサポートしたりする働きがある。
カルシウム骨や歯を形成する主要な栄養成分。精神面を安定させたりする効果も期待できる。
マグネシウム骨の合成や、ホルモン分泌に必要となる栄養成分。
リン骨や歯を形成する主要な栄養成分。

幼児期は心も体も著しく成長する時期です。

さつまいもには、活動量が増えてくる幼児が摂りたい、エネルギー源となる炭水化物が多いのが特徴です。他にも、腸内環境を整える食物繊維や、体に取り入れた栄養素を効率よく使うためのサポートをするビタミン・ミネラルが含まれています。

特に、さつまいもに含まれるビタミンCはでんぷんに守られているため、加熱しても壊れにくい特徴があります。幼児期に必要な栄養が多く含まれているため、おすすめの食材と言えるでしょう。

幼児食でおさえておきたいさつまいもの調理ポイント

さつまいもは、加熱した後そのまま食べてもおいしい食材ですが、さまざまな料理やスイーツにも活用できる便利な食材です。

ここでは、さつまいもをおいしく食べるために、調理する際のポイントを解説します。

皮は厚めにむく

さつまいもは皮までおいしく食べられますが、皮の近くは繊維質が多く筋っぽい口当たりです。そのため、幼児にとっては食べづらい可能性があります。

下処理の時に、皮を5mm程度の厚さで剥いて、口当たりがよくなるよう工夫しましょう。裏ごしする場合も、皮を厚めに剥いておくと、なめらかに仕上がりますよ。

また、さつまいもは皮の下にはアクが多いため、皮を厚く剥くことでアクの除去にも繋がります。

アク抜きをする

さつまいもはアクが強い食材です。子どもの舌は大人よりも敏感なため、アクの苦味を感じやすい傾向があります。

また、アク抜きをすることで、さつまいもの鮮やかな黄色を保つことができます。使用するときは水にさらしてアク抜きをしましょう。具体的な方法は以下の通りです。

【さつまいものアク抜きする方法】

  1. さつまいもの皮を厚めに剥き、料理に合わせて食べやすい大きさに切る。
  2. さつまいもがかぶるくらいの水に浸す。
  3. 10~15分程水にさらす。

電子レンジや炊飯器を使った調理もおすすめ

電子レンジや炊飯器を使うと、さつまいもを手軽に調理できます。それぞれの調理のポイントを紹介します。

【電子レンジの調理方法】

  1. 水で湿らせたキッチンペーパーでさつまいもを丸ごと包む。
  2. その上からさらにラップで包む。
  3. 100Wの電子レンジで15分、もしくは200Wで7分加熱する。

※竹串を通してまだ固い場合は、数分ずつ追加する。

さつまいもが乾燥すると、パサついた食感になります。乾燥させないよう、濡らしたキッチンペーパーを使って水分を逃さないよう工夫しましょう。

また、さつまいもは低温でじっくり加熱することで甘みが増すため、ワット数を低めに設定して加熱するのがおすすめです。加熱ムラが起こりやすいため、太さが均一なものを選ぶと良いでしょう。

【炊飯器の調理方法】

  1. さつまいもを洗い、皮付きのまま炊飯器の中に入れ、水を200ml入れる。
  2. 通常通りに炊飯する。器に盛り付けて完成。

さつまいもが炊飯器に丸ごと入らない場合は、半分などにカットしてから炊飯器に入れましょう。また、ご飯と一緒に炊いて時短調理も可能です。

その場合は、さつまいもをアルミホイルで包み、米の上に乗せて通常通りに炊飯します。水加減によって、さつまいもの柔らかさを調整することもできますよ。

水分量の目安できあがったときの食感
水をさつまいもの高さの1/2程度入れるねっとり・しっとりとした食感
水をさつまいもの高さの1/4程度入れるホクホクとした食感

幼児食におすすめのさつまいもレシピ15選

幼児食におすすめのさつまいものレシピを紹介します。献立作りに悩んだ時は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

さつまいもを使ったおかずレシピ

まずは、おかずにぴったりなさつまいもレシピです。

さつまいもグラタン

離乳食完了期から食べられる幼児期の食事におすすめのレシピです。ご飯を加えるとドリアに、茹でたマカロニを加えるとマカロニグラタンにアレンジできますよ。

【材料 1人分】

  • 鶏ひき肉 20g
  • さつまいも 30g
  • ブロッコリー(小房に分けたもの) 15g
  • 水 小さじ1
  • 牛乳(またはお湯で溶いた粉ミルクでも) 大さじ2
  • 顆粒コンソメ 1g
  • ピザ用チーズ 10g

【作り方】

  1. さつまいもは皮を剥いて1cm幅の輪切りにし、かぶる程度の水と一緒に鍋に入れて火にかけ、沸騰後10分程茹でる。
  2. さつまいもが柔らかくなったら、1cm角程度の大きさに切る。
  3. ブロッコリーは水で濡らし、ラップに包んで電子レンジ600Wで1分加熱したら、5mm角程度の大きさに切る。
  4. 耐熱皿に鶏ひき肉と・水を入れてよく混ぜ、ふんわりラップをかけて電子レンジ600Wで30秒加熱する。
  5. 一度取り出しよく混ぜ、再度電子レンジ600Wで30秒加熱する。2〜3回繰り返し、鶏ひき肉に火を通す。
  6. 5にさつまいも・牛乳・顆粒コンソメを加えてよく混ぜ、電子レンジ600Wで1分加熱する。
  7. 6にブロッコリー・ピザ用チーズの順に乗せて1000W(230度)のトースターで3分焼き、焦げ目がついたら完成。

※電子レンジやトースターの加熱時間は調節してください。 

参考:【離乳食】12か月~ さつまいもグラタン|cookpad

さつまいもコロッケ

さつまいもの甘みが引き立ち、おやつにもおすすめのコロッケです。パン粉に青のりを混ぜることで、風味豊かになります。 お好みでソースを付けてくださいね。

【材料 5人分】

  • さつま芋 100g(1/4本程度)
  • じゃが芋 150g(中1個)
  • 長ねぎ 50g(1/2本)
  • 人参 50g(中1/2本)
  • 鶏ひき肉 100g
  • 塩 1g
  • 揚げ油 適量

 《 衣 》

  • 小麦粉 25g
  • 卵 1個
  • パン粉 35g
  • 青のり 少々

【作り方】

  1. さつまいも・じゃがいもは皮をむき、厚めのいちょう切りにする。
  2. 人参・長ねぎは粗いみじん切りにする。
  3. 1を茹で、つぶせるくらいの固さになったら、ざるにあけて水を切る。
  4. 3を鍋に戻して軽く火にかけ水分を飛ばし、熱いうちに潰す。
  5. フライパンに油(分量外)をひき、鶏ひき肉・人参・長ねぎを火が通るまで良く炒めて塩を加える。
  6. 4に5を混ぜ、握りやすい温度まで冷めたら、小判型に成型する。
  7. パン粉と青のりを混ぜ合わせる。
  8. 6に小麦粉・卵・7の順に衣をつける。
  9. 170度程度の油で揚げ、衣がからっと揚がれば完成。

※野菜をみじん切りする時は、フードプロセッサーで細かくしても良い。

参考:さつま芋コロッケ@つくば市幼児食|cookpad

さつまいものポテトサラダ

食物繊維が豊富なさつまいもをサラダにして手軽に食べられるレシピです。混ぜる具材は好みでアレンジしてみてください。

【材料 子ども1人分】

  • さつまいも 小1/2本
  • ミックスベジタブル(解凍したもの) 大さじ2
  • マヨネーズ 大さじ1強
  • 塩 ひとつまみ

【作り方】

  1. さつまいもの皮を剥き輪切りにして茹でる。
  2. 柔らかくなったらザルに上げ、ボウルにうつしてフォークやマッシャーで潰す。
  3. ミックスベジタブル・マヨネーズ・塩を入れて混ぜ合わせたら完成。

※大人は塩・こしょうを足して好みの味に調整する。

※ゆるめのサラダに仕上げたい時は、マヨネーズの量を多めに調整する。

参考:幼児食☆さつまいものポテトサラダ|cookpad

さつまいもシチュー

シチューのルーやホワイトソースが不要な簡単レシピです。ほっこり甘いさつまいもを入れた、子どもにも食べやすいシチューです。寒い季節に食べると体が温まりますよ。

【材料 2〜3人分】

  • さつまいも 小2個(約200g)
  • 人参 1/2個
  • 玉ねぎ 1/2個
  • ハム 4枚
  • バター 10g
  • 米粉(または薄力粉) 大さじ1と1/2
  • 水 150ml
  • 顆粒コンソメ 小さじ1と1/2
  • 牛乳 200ml
  • 塩 適量
  • こしょう 適量

【作り方】

  1. 皮付きのままさつまいもを切り、10分程水にさらす。
  2. 人参・玉ねぎ・ハムを食べやすい大きさに切る。
  3. 鍋にバターを溶かして、人参と玉ねぎを炒めます。
  4. 玉ねぎが透明になったら、水気を切ったさつまいもを入れる。
  5. 軽く炒めたら火を止め、米粉を加えて、具材と馴染むまでよく混ぜる。
  6. 再び火を付けて、水・顆粒コンソメを入れて混ぜる。
  7. 馴染んできたら牛乳・ハムを入れて、とろみがつくまで煮込む。
  8. とろみがついたら、塩・こしょうで味を整えて完成。

※皮が気になる場合は、皮を剥いても良い。
※ハムをベーコンや鶏肉に変えても良い。その場合は、工程4で一緒に炒める。

参考:ほくほく甘いさつまいものシチュー|cookpad

さつまいもの煮物

子ども向けに優しい味付けにした煮物です。冷凍保存もできるので、時間に余裕がある時にまとめて作って作り置きしておくと便利ですよ。

【材料 3〜4人分】

  • さつまいも 大1本
  • 水 400ml
  • 砂糖 小さじ1
  • 酒 小さじ1
  • みりん 小さじ1
  • 醤油 小さじ1

【作り方】

  1. さつまいもは皮を剥き、1〜2cmの角切りにし水にさらす。
  2. 大きめの鍋に水を切ったさつまいも・水を入れて火にかける。
  3. 砂糖を入れて沸騰したら酒・みりん・醤油を加え弱火でじっくり煮込む。
  4. さつまいもが柔らかくなったら完成。

※さつまいもを煮る時の水の量は、鍋の大きさによってさつまいもが浸るぐらいの量に調整する。
※煮ている間は触らないようにすると煮崩れしにくい。

参考:*幼児食*さつまいもの煮物|Rakutenレシピ

さつまいものきんぴら

手づかみ食べやフォークの練習にもおすすめなレシピです。甘辛い味付けがご飯にもよく合いますよ。

【材料 2人分】

  • じゃがいも 小1個
  • さつまいも 小1本
  • 人参 3cm
  • 大根 1cm
  • 黒いりごま 少々

 《合わせ調味料》

  • 水 45ml
  • 酒 小さじ1
  • みりん 小さじ1
  • 砂糖 少々
  • 醤油 小さじ1/2 

【作り方】

  1. じゃがいも・さつまいも・人参・大根を少し太めの千切りにする。さつまいもは軽く水につけておく。
  2. 1と水気を切ったさつまいもを耐熱容器に入れ、600Wの電子レンジで3分加熱して火を通します。
  3. フライパンもしくは鍋に2と合わせ調味料を入れて加熱する。
  4. 水気がなくなったら、黒いりごまを加え軽く混ぜて完成。

※電子レンジの機種によって、加熱時間を調整する。

参考:色々野菜のきんぴら煮【離乳食、幼児食に】|Rakutenレシピ

さつまいもを使ったおやつレシピ

さつまいもは、砂糖を加えなくても十分に甘さがあるため、おやつにもおすすめの食材です。糖質や食物繊維が豊富で、補食の役割を十分に果たしてくれます。

ここでは、子どものおやつにおすすめなレシピを紹介します。

さつまいもボール

さつまいもの甘さをいかした、おやつにぴったりのレシピです。黒ごまを生地に練り込んだり、チーズを入れたりと好みでアレンジ自在。外はカリカリ、中はモチモチの食感がおいしい米粉を使ったさつまいもボールです。

【材料 2〜3人分】

  • さつまいも 250g
  • 砂糖(またはハチミツ) 80g
  • 牛乳 大さじ3
  • 溶き卵 Sサイズ1個(または Mサイズ1/2個)
  • 米粉 大さじ2
  • 片栗粉 大さじ4
  • ベーキングパウダー 小さじ1
  • 揚げ油 適量

 《トッピング》

  • 粉糖 お好みで
  • メープルシロップ お好みで

 【作り方】

  1. さつまいもを一口大に切り、水にさらしてアクを抜き、水気をきる。
  2. 耐熱容器にさつまいもを入れて、600Wのレンジで約5分程さつまいもが柔らかくなるまで温める。
  3. 柔らかくなったさつまいもを温かいうちに潰し、砂糖・牛乳・溶き卵を加えてよく混ぜる。
  4. 3に米粉・片栗粉・ベーキングパウダーを入れてさらによく混ぜる。まとまってきたらお好みの大きさに丸める。
  5. 170°の油で菜箸で転がしながらこんがりときつね色になるまで3分程揚げ、油を切る。
  6. 器に盛り、お好みで粉糖やメープルシロップをかけたら完成。

※米粉・片栗粉・ベーキングパウダーを入れたら、粉っぽさがなくなるまでしっかりと混ぜ合わせる。生地がまとまり、おいしく仕上がる。

参考:もちもちさつまいもボール|cookpad

さつまいも蒸しパン

ホットケーキミックスを使った簡単レシピ!野菜ジュースやチーズを入れ、ビタミンやたんぱく質も摂取できます。まとめて作り、ラップに包んで冷凍保存するのもおすすめです。

【材料 2人分】※直径7cmのアルミカップ2個分

  • ホットケーキミックス 45g
  • さつまいも 40g
  • 野菜ジュース 大さじ2
  • キャンディーチーズ 3個(約15g)

【作り方】

  1. さつまいもは皮を剥き、1cm角に切り耐熱容器に入れる。ラップをして600Wの電子レンジで1分30秒程加熱する。
  2. ホットケーキミックスに野菜ジュースを混ぜ、1と4等分に切ったキャンディーチーズを加え混ぜる。
  3. 2を均等になるようにアルミカップに入れる。
  4. フライパンに水250mlを入れ、沸騰したらアルミカップを並べて入れ、蓋をして5分程加熱する。
  5. 竹串をさして何もつかなければ完成。

※竹串などで中まで火が通っているか確認する。 足りない場合には再度蓋をして加熱する。

参考:【幼児期】さつまいもの蒸しパン|cookpad
参考:ふわふわみるきー♪ さつまいも蒸しパン|DELISH KITCHIN

さつまいもスティック

カリカリした食感で、野菜が苦手な子どもも食べやすいさつまいもスティック。1歳半の子どもから大人まで、やみつきになるおいしさですよ。

【材料 4人分】

  • さつまいも 中1本
  • 片栗粉 大さじ4
  • 揚げ油 適量

【作り方】

  1. さつまいもは皮をよく洗い、細切りまたはスティック状に切り、水にさらす。
  2. 水を切ったさつまいもをボウルに入れ、片栗粉をまぶしよく混ぜる。
  3. フライパンに揚げ油を入れ180度に熱し、2のさつまいもを入れる。
  4. 途中で裏返して、反対側も揚げる。箸で触ってみて、カリっと固くなったらフライパンから上げて、油を切り完成。

※さつまいもは細切りにするとカリカリの食感になり、スティック状に切ると、ホクホクした食感が楽しめる。
※さつまいもは油に一度入れたら、あまり触らないようにするのが上手に仕上げるコツ。

参考:ぽりっぽり☆さつもいもスティック|cookpad

さつまいもドーナツ

さつまいもを潰してドーナツ生地に混ぜ込んだ、一口サイズのドーナツです。好みで黒ごまやレーズンを加えてもおいしいですよ。甘味を抑えたい場合には、砂糖の量を調整してください。

【材料 4〜5人分】※一口サイズのドーナツ20個分

  • さつまいも 200g
  • バター 15g
  • 砂糖 60g
  • 卵 Mサイズ1個
  • 牛乳 30ml
  • バニラエッセンス 数滴(お好みで)
  • 塩 ひとつまみ
  • 薄力粉 190g
  • ベーキングパウダー 小さじ1

【下準備】

薄力粉・ベーキングパウダーは合わせてふるっておく。

【作り方】

  1. さつまいもは皮を剥いて1cm角に切り、600Wの電子レンジで5分加熱する。
  2. 粗熱を取りビニール袋に入れてバターと一緒に揉み潰し、全体的に潰せたらボウルにうつし、砂糖と混ぜる。
  3. 卵を溶き牛乳・バニラエッセンスを混ぜ合わせ、2に加えて混ぜる。
  4. 3に下準備しておいた薄力粉・ベーキングパウダーを加え、ゴムベラでさっくりと混ぜる。
  5. ボール状に成形し、170〜180度の油で片面2〜3分ずつ揚げ、砂糖をまぶして完成。

※電子レンジの機種によって加熱時間を調整する。
※薄力粉やベーキングパウダーを入れた後はさっくりと混ぜ、捏ね過ぎたり混ぜ過ぎたりしないように注意。

参考:【幼児と大人のおやつ】さつまいもドーナツ|cookpad
参考:ひとくちサイズの♪ さつまいものシナモンシュガードーナツ|DELISH KITCHIN

スイートポテト

さつまいもの代表的なスイーツ「スイートポテト」は、子どもが食べやすい滑らかな食感が特徴です。さつまいもの甘みとバターのコクが相性バッチリで、おやつにおすすめです。

【材料 8人分】

  • さつまいも 大1本(約300g)
  • バター 15g
  • 生クリーム(または牛乳) 20g
  • 砂糖 30g
  • 卵 1個
  • バニラエッセンス 3滴(お好みで)

【下準備】

  1. オーブンを200度で予熱する。
  2. 卵を卵白と卵黄に分け、卵黄は溶く。

【作り方】

  1. さつまいもは皮を剥いて一口サイズに切り、菜箸がスッと通るくらいの柔らかさになるまで茹でる。
  2. さつまいもをザルにあげ、鍋に戻しマッシャーなどで潰す。
  3. さつまいもが熱いうちにバターを加え、混ぜながら溶かしていく。
  4. バターが溶けたら、砂糖・生クリームを加えて混ぜ、分けた卵白も入れて混ぜ合わせる。
  5. 4を型に入れ平らにならし、 表面に溶いた卵黄をハケで塗る
  6. 200度のオーブンで10分程焼き、表面に焼き色が付いたら完成。

※さつまいもを潰す時に、粒が残らないように滑らかに潰すと口当たり良く仕上がる。
※トースターで焼く場合は5分焼き、様子を見ながら時間を延ばし、表面に焼き色が付いたら完成。

参考: [保育園幼児食]スイートポテト|cookpad

さつまいもクッキー

さつまいもを生地に練り込んだ、素材の味が引き立つクッキーです。優しい味で子どものおやつにぴったりですよ。

【材料 10人分】

  • さつまいも(潰したもの) 165g
  • 薄力粉 160g
  • バター 80g
  • 砂糖 20g(お好みで)

【下準備】

  1. さつまいもは加熱して潰しておく。
  2. 薄力粉はふるう。

【作り方】

  1. バターを電子レンジで20〜30秒温めて溶かし、潰したさつまいもに混ぜてよく馴染ませる。
  2. 1にふるった薄力粉・砂糖を加え、全体が馴染むまでよく練る。
  3. 生地を2等分にしてラップで包み、それぞれ直径5cmくらいの細長い棒状に伸ばす。
  4. 3を冷蔵庫で2〜3時間程寝かせ、生地が固まったら7mm幅くらいの輪切りにする。
  5. 180度のオーブンで25分焼き、粗熱をとったら完成。

※生地を輪切りにする前にオーブンを180度に予熱しておく。

参考:1歳からのさつまいもクッキー|Rakutenレシピ
参考:ほっこりやさしい味♡ さつまいもビスケット|DELISH KITCHIN

さつまいもを使ったスープレシピ

おかずやスイーツに大活躍のさつまいもは、スープにしてもおいしく食べられます。ここでは、さつまいもを使ったスープのレシピを紹介します。

さつまいもポタージュ

さつまいもの味が楽しめるシンプルなポタージュスープです。さつまいも品種によって甘みが変化します。味の濃さやこしょうの量を調整すると、子どもから大人まで、おいしく食べれますよ。

【材料 3人分】

  • さつまいも 大1本(約300g)
  • 玉ねぎ 1個
  • バター 20g
  • 水 300ml
  • コンソメ顆粒 小さじ2
  • 牛乳 400ml
  • パセリ 適宜

【作り方】

  1. さつまいもの皮を剥き1cm程の幅のいちょう切りにして、水にさらしてアクを抜く。
  2. 鍋を弱火で温め、バターと玉ねぎを入れ2〜3分程炒める。
  3. 水気をよく切ったさつまいもを入れ、さらに2分程炒める。
  4. 水とコンソメを入れ、アクを取りながらさつまいもが柔らかくなるまで煮る。
  5. さつまいもと玉ねぎがくたくたになったら、4をミキサーで撹拌し、とろみが出るまでペースト状に加工する。
  6. 5を鍋に戻して弱火で加熱し、味を見ながらコンソメ顆粒・牛乳を少しずつ加えながら混ぜる。
  7. 器に盛り、仕上げにお好みでパセリを振ったら完成。

※塩分が気になる場合は、無塩バターを使う。
※大人用にはこしょうをかけると、旨みがさらに引き立つ。

参考:離乳食アレンジも可♪さつまいもポタージュ|cookpad

さつまいものポトフ

さつまいもや野菜の栄養素がまるごと摂れて、お腹も大満足の食べごたえがあるポトフです。優しい味わいで心も体も温まりますよ。

【材料 4人分】

  • さつまいも 2本
  • キャベツ 1/4個
  • 玉ねぎ 1個
  • 人参 2本
  • ブイヨン 2個
  • ローリエ(月桂樹の葉) 1枚
  • ベーコン 50g本
  • 塩 少々
  • こしょう 少々
  • 水 1000ml~※味の濃さにより、好みで調整

【作り方】

  1. さつまいもは大きめの一口大、キャベツは芯を取らずに4等分のくし形に切り、玉ねぎは上下を浅く切り落とし、くし形に切る。にんじんは大きめの乱切りにする。ベーコンは2cm幅にカットしておく。
  2. 鍋に1・固形コンソメ・ローリエ・かぶるくらいの水を入れて火にかけ、沸騰したらアクを取ってから中火にして、20分程煮る。
  3. ベーコンを加えてさらに10分煮込み、にんじんに菜箸がスッと通るようになるまで加熱する。
  4. 塩・こしょうで味を整え、器に盛ってできあがり。

参考:さつま芋のあったかポトフ|Rakutenレシピ

さつまいもとウインナーのコンソメスープ

ウインナーソーセージの旨みが広がるシンプルなコンソメスープです。さつまいもの甘みがよく合い、子どもも食べやすいスープです。あと1品添えたい時におすすめ。

【材料 4人分】

  • 水 600ml
  • 固形コンソメ 2個
  • さつまいも 1/2本
  • 玉ねぎ 1/4個
  • ウインナーソーセージ 3本
  • 塩 少々
  • こしょう 少々
  • 乾燥パセリ 適量

【作り方】

  1. さつまいもは小さめの一口大に切り、水にさらす。
  2. 玉ねぎは薄切りにし、ウインナーソーセージは1㎝幅に切る。
  3. 鍋に水・固形コンソメ・水気を切ったさつまいも・玉ねぎを入れて中火にかける。
  4. さつまいもがやわらかくなったらウインナーソーセージを加え、ひと煮立ちしたら味を見ながら塩・こしょうで味を整える。
  5. 器に盛り、乾燥パセリを散らしたら完成。

参考:さつまいもとウインナーのコンソメスープ|Rakutenレシピ

幼児食の宅配サービスを活用するのもおすすめ!

さつまいもは、さまざまな料理に使えて便利です。しかし、皮を剥いたり、水にさらしてアクを取ったりと、下処理が面倒に感じることもありますよね。

そのような時は、幼児食の宅配サービスを活用するのもおすすめです。ここでは、幼児食の冷凍宅配サービスmogumoのさつまいも料理を紹介します。

mogumo「おやつにもピッタリ!国産さつまいもパン- 3個入り- /プティポワン」

mogumo「おやつにもピッタリ!国産さつまいもパン- 3個入り- /プティポワン」

mogumoの「おやつにもピッタリ!国産さつまいもパン- 3個入り- /プティポワン」は、外はカリッと、中はふわふわの食感で、トーストすると焼きたてのようなおいしさが味わえます。ほんのり優しい甘さで、ジャムなどを付けなくても十分おいしく食べれますよ。朝食やおやつにおすすめのパンです。

内容量3個
調理方法冷凍のままトースターで2〜3分焼き、扉を閉めたまま予熱で6〜8分保温する。
対象年齢1歳6ヶ月頃〜
価格定期購入プランのみ(単品販売なし)
8食プラン〜
8食 ¥4,640(税込)+990円(送料)
※沖縄は送料が異なる
栄養素エネルギー111kcal、たんぱく質2.6g、脂質2.6g、炭水化物18.4g、食塩相当量0.30g(100gあたり)
アレルゲン小麦

【商品レビュー】

  • 朝食欲のない娘に何を出すか毎朝悩んでいましたが、こちらは美味しいと機嫌良く食べてくれました。その後おやつとしてもパクパク食べていました。
  • 大人が食べても美味しいのが嬉しいです。好き嫌いがまだまだ多い時期ですが、食べてくれました。

引用:mogumo公式サイトより一部抜粋

さつまいもの保存方法

幼稚園や保育園などでは、秋になると芋掘りを園の行事に取り入れている場合があります。幼児の食育としても役に立ちますが、たくさん持ち帰ったさつまいもの扱いに困ることはありませんか?ここでは、さつまいもの保存方法について紹介します。

ペースト状にして冷凍保存する

ペースト状にして冷凍保存しておけば、調理の時にすぐ使えて便利です。シップロックで保管するとき、箸などを使って小分けにしてから冷凍すると、必要な分だけ折って使えて便利です。サラダ・ポタージュ・クッキーなど、さつまいもを潰して使う料理に向いている保存方法です。

【方法】

  1. 皮を剥き、柔らかくなるまで加熱したさつまいもを潰し、裏ごしする。
  2. 冷凍保存が可能なチャック付き保存袋に1を入れ、薄く平になるように広げる。
  3. 1回分ずつ箸などで跡をつけてから冷凍する。

細かくカットして冷凍保存する

さつまいもは食べやすい大きさにカットして冷凍保存することもできます。煮物・きんぴら・ポトフなど、カットしたさつまいもを使う料理に向いています。

【方法】

  1. さつまいもをきれいに洗い、食べやすい大きさにカットし、水にさらしてアクを抜く。
  2. 柔らかくなるまで煮るか、もしくは電子レンジで加熱する。
  3. 粗熱を取り、キッチンペーパーで水気を拭き取る。
  4. 冷凍保存が可能なチャック付き保存袋に入れて、薄く平になるように広げて冷凍する。

さつまいもを使っておかずやスイーツなどいろいろな幼児食を作ってみよう!

今回は、幼児食におすすめのさつまいもレシピを紹介しました。さつまいもは、おかずからおやつまで、さまざまな料理に活用でき、アレンジも幅広く楽しめます。

さらに、さつまいもには子どもが積極的に摂りたい栄養素も豊富です。時間がある時にまとめて下ごしらえをして冷凍しておくと、調理の手間を減らせるので便利ですよ。調理のポイントをおさえながら、さまざまなレシピでさつまいもを味わってくださいね。

忙しくて、もっと手軽に食事を用意したいという方は、幼児食の冷凍宅配サービスmogumoがおすすめです。メニューは管理栄養士が監修していて、栄養バランスや幼児向けの味付けにも配慮されています。

冷凍された調理済み食品が届くので、温めるだけで食べられます。気になる方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。

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