幼児食の夜ご飯レシピ9選!栄養バランスが良い&手軽に作れるメニューを紹介

幼児食 夜ご飯 子育て

「夜ご飯は子どもにとってなぜ必要なの?」「幼児食の夜ご飯はどんなものを用意すればいい?」「幼児食の夜ご飯におすすめのレシピはある?」など気になる方も多いのではないでしょうか。

今回は、幼児食における夜ご飯の重要性や味付け、食材選びのポイントについて紹介します。幼児食におすすめの夜ご飯レシピも紹介するので、ぜひ毎日の夜ご飯作りの参考にしてみてくださいね。

幼児食における夜ご飯の重要性

せっかく夜ご飯を作っても子どもが食べてくれなかったり、ご飯の前に眠ってしまったりすることもあるのではないでしょうか。幼児食において夜ご飯はとても重要な役割があります。1歳半から5歳までの夜ご飯が大切な理由を解説します。

知っておきたい栄養バランスの基本

成長が著しい1歳半から5歳までの幼児期では、食事から身体作りに必要な栄養を補うことがとても大切です。炭水化物やたんぱく質、脂質やビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく摂れるように意識しましょう。

夜ご飯で栄養バランスを簡単に揃えるためには、主食と主菜、副菜や汁物を用意する方法がおすすめです。ご飯や麺類などが使われた主食からは炭水化物、肉や魚、大豆製品を使用した主菜からはたんぱく質や脂質、野菜や海藻類などを使った副菜や汁物からはビタミンやミネラルを補えます。

特に幼児期では鉄分やカルシウムが不足しやすいので、赤身の肉や魚、牛乳や乳製品を意識して摂取するとよいでしょう。

夜ご飯が幼児の睡眠に与える影響

子どもの健康な成長のためには必要不可欠な睡眠は、夜ご飯の影響を受けやすいので注意が必要です。十分な睡眠を確保するためにも、幼児食の夜ご飯は食べる時間に気をつけましょう。

幼児食の夜ご飯では、食べ物の消化が終わってから眠りに入れるように、睡眠時間の2時間前には食べ終わるように心がけましょう。

21時に就寝する場合は、19時までには食事を終えられるように意識しておくといいですね。食べる時間が遅くなってしまう場合は、消化に良い食べ物を選んだり食べ過ぎないようにしたりして対処するのも良いでしょう。

幼児食の夜ご飯で気を付けたい味付けと食材選びのポイント

ほとんど大人と同じものが食べられるようになる幼児食ですが、幼児食の夜ご飯では味付けや食材選びなど、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。

子どもの健やかな健康のためにも、幼児食の夜ご飯作りのポイントを知っておきましょう。

主食・主菜・副菜をバランスよく組み合わせる

幼児食の夜ご飯を作る際は、主食や主菜、副菜をバランスよく組み合わせるのがポイントです。主食や主菜、副菜を組み合わせることで、栄養バランスが整いやすくなります。

とはいえ、毎食栄養バランスの良い食事を用意するのは大変ですよね。1日で全ての栄養を補おうとしなくても、数日かけていろんな食べ物から栄養を補えていれば問題ありません。

塩分や糖分を控えめに

塩分や糖分は幼児期の身体に負担をかけやすいので、取り過ぎないように気をつけましょう。

小さい頃から食事で塩分や糖分を摂りすぎていると、将来肥満や糖尿病、高血圧などの生活習慣病に繋がりやすくなる恐れがあります。

幼児食では、大人の味付けの半分〜2/3程度の濃さになるように意識しておきましょう。またチョコレートやアイスなどの糖分の多い食べ物は、虫歯になるリスクも高いので食べ過ぎないように気をつけましょう。

幼児食におすすめの夜ご飯レシピ

子どもの成長に欠かせない夜ご飯。毎日作るとなると、どんなものを作ればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

今回は1歳半から5歳までの幼児食におすすめの夜ご飯レシピを紹介します。ぜひ参考にして作ってみてくださいね。

簡単に作れて栄養バランスも◎メイン料理

夜ご飯にはできるだけ簡単に夜ご飯を準備したい方も多いのではないでしょうか。おかずになるような主菜レシピで、幼児期に必要な栄養もしっかり補える簡単レシピを紹介します。

野菜ラーメン

品数を多く作るのが面倒だったり、子どもが食べてくれるものを用意したかったりする方におすすめの野菜ラーメン。野菜はたっぷり使用しても加熱することで量が減って食べやすくなるので、野菜嫌いの子どもでも美味しく食べられます。

【材料(1人前)】

  • ゆで中華麺     1玉(200g)
  • 豚細切れ肉      50g
  • キャベツ      50g
  • 人参        30g
  • もやし       50g
  • 水         320cc
  • 顆粒中華だし    小さじ2/3 
  • 塩         少々
  • ごま油       適量

【作り方】

  1. キャベツとにんじんは短冊切りにする。もやしは1cm幅に切る
  2. 鍋で豚細切れ肉を炒め、火が通ったら1を加えしんなりするまで炒める
  3. 水・中華だし・塩を加えて沸騰したら中華麺を入れる
  4. 1〜2分煮込んで、上からごま油を回しかける

ひじきと枝豆の炊き込みご飯

冷凍枝豆で作る炊き込みご飯。ひじきには鉄分、枝豆には葉酸が豊富に含まれています。多めに作って冷凍保存しておけば、夜ご飯を作る気力がない時や、子どものおやつとして取り入れられるのでおすすめです。

【材料(2~3人前)】

  • 米         1合
  • 鶏ひき肉       50g
  • 乾燥ひじき     大さじ1.5
  • 冷凍枝豆      100g
  • だし汁       適量
  • しょうゆ      小さじ2
  • 酒         小さじ1/2
  • 塩         ひとつまみ

【作り方】

  1. ひじきは水で戻す。冷凍枝豆は流水で解凍して皮を剥く
  2. 米を洗って上から材料全てを加える
  3. だし汁を目盛りまで加えて通常炊飯で炊く

照り焼きチキン

鶏もも肉を使用した照り焼きチキン。野菜も一緒に加えることで1品でも彩りよく、栄養バランスも整います。

【材料(子ども2人前)】

  • 鶏もも肉      90g
  • しょうゆ      小さじ2/3
  • みりん       小さじ2/3
  • ブロッコリー    40g
  • パプリカ赤・黄   各30g
  • サラダ油      適量

【作り方】

  1. 鶏肉とブロッコリーはひと口大に切る。パプリカは乱切りにする
  2. 袋に鶏肉としょうゆ、みりんを加えて20分漬け込む
  3. フライパンに油を熱し、ブロッコリーとパプリカを加え炒める
  4. 2を加えて鶏肉に火が通るまで炒める

疲れた日におすすめ◎レンチンで作れる時短メニュー

1日の疲れがどっと現れやすい夜ご飯の時間。夜ご飯を用意する体力も残っていない時は、電子レンジで加熱するだけで作れる時短メニューを取り入れるとよいでしょう。

ひき肉の親子丼

電子レンジで作れるひき肉の親子丼。鶏肉はひき肉を使うことで、切る手間がなく簡単に作れます。加熱が足りないようであれば、数分程度加熱時間を伸ばして様子を見てください。

【材料(2人分)】

  • ご飯       子ども用茶碗2杯分
  • 鶏ひき肉      80g
  • 玉ねぎ       中1/6個
  • 卵         1個

(A)

  • だし汁       80cc
  • しょうゆ      小さじ1
  • 砂糖        小さじ1
  • みりん       小さじ1

【作り方】

  1. 玉ねぎは薄切りにする。卵は溶き卵にしておく
  2. 耐熱容器に鶏ひき肉、玉ねぎ、Aを加える
  3. ふんわりとラップをして電子レンジ600Wで5分程度、肉に火が通るまで加熱する
  4. 3に溶き卵を加えてふんわりとラップをし、再度電子レンジ600Wで2分加熱する
  5. 4をご飯の上に乗せる

焼きそば

電子レンジで作れる焼きそばレシピ。野菜や肉を麺の上にのせて、レンジでチンするだけで簡単に作れます。焼き調理ではないので、もちっとした麺の食感を楽しみたい方にも向いています。

【材料(1人前)】

  • 焼きそば麺     1玉
  • 豚ひき肉       50g
  • キャベツ      大さじ1.5
  • もやし       100g
  • 焼きそばソース   大さじ1

【作り方】

  1. 耐熱容器に焼きそば麺・もやし・キャベツ・豚ひき肉の順で上にのせる
  2. ふんわりとラップをして電子レンジ600Wで5分加熱する
  3. 焼きそばソースを加えて混ぜ合わせる
  4. 再度ふんわりラップをして電子レンジ600Wで1分加熱する

茶碗蒸し

調味料は白だしだけの簡単茶碗蒸しレシピです。枝豆やコーンなどを加えることで、彩りも良く仕上がります。あと一品用意したいという時にもおすすめです。

【材料(2人前)】

  • 卵         1個
  • 白だし       大さじ1
  • 水         150cc
  • 冷凍コーン     小さじ1
  • 冷凍枝豆(皮むき) 小さじ1

【作り方】

  1. ボウルで卵を白身を切るように溶き、白だしと水を加えザルで濾す
  2. 耐熱カップに流水で解凍したコーンと枝豆を加え、上から1を流し入れる
  3. ふんわりとラップをして電子レンジ600Wで2分30秒加熱する
  4. ラップをかけたまま庫内で1分蒸らす

自分で食べたい気持ちを応援!手づかみメニュー

幼児期の子どもは自分で食べたいという欲求が強く現れる時期でもあります。子どもが手づかみで食べられるメニューを取り入れることで、夜ご飯をスムーズに食べてくれるでしょう。

野菜チヂミ

野菜嫌いでも食べてくれやすい野菜チヂミのレシピです。1品で炭水化物やたんぱく質、ビタミンが一緒に補えるので栄養バランスの良い食事を用意したい時や普段のおやつとして取り入れたい方におすすめです。

【材料(子ども1〜2人分)】

  • 豚ひき肉     50g
  • キャベツ     40g
  • ニラ       20g
  • しょうゆ     小さじ2/3
  • 小麦粉      大さじ4
  • 水        60cc
  • サラダ油     適量

【作り方】

  1. キャベツとニラは1cm角に切る
  2. 耐熱容器に1と豚ひき肉を加えてふんわりとラップをし、電子レンジ600Wで5分加熱する
  3. 2にしょうゆと小麦粉、水を加えてしっかり混ぜ合わせる
  4. フライパンに油を熱し、3を火が通るまで両面焼く

豆腐ナゲット

子どもウケ抜群の豆腐ナゲットは夜ご飯のおかずとしてはもちろん、普段のおやつにも向いているレシピです。もちっとしたやわらかい食感と大豆の素朴な味わいを楽しめます。

【材料(子ども3人前)】

  • 鶏ひき肉      60g
  • 木綿豆腐      60g
  • 玉ねぎ       1/8個
  • 人参        1/5本
  • パン粉       大さじ4
  • 塩         少々
  • ケチャップ     小さじ2
  • サラダ油      適量

【作り方】

  1. 玉ねぎと人参はみじん切りにする
  2. ボウルに水気を軽く切った木綿豆腐と鶏ひき肉・1・パン粉と塩を加えてしっかり混ぜ合わせる
  3. フライパンの底から1cm程度までサラダ油を加えて熱し、小判型にした2を火が通るまで揚げる
  4. 上からケチャップをかける

お好み焼き

おやつにもおすすめのお好み焼きは、野菜もたっぷり取れる手づかみメニューです。ソースが手につくのを嫌がる場合は、生地の中に混ぜ込んで焼いてもおいしく食べられます。

【材料(子ども1枚分)】

  • 豚ひき肉      30g
  • キャベツ      60g
  • 青のり       少々
  • 卵         1個
  • 小麦粉       大さじ3
  • 水         大さじ2
  • 和風顆粒だし    小さじ1
  • サラダ油                     適量
  • お好みソース    少々

【作り方】

  1. キャベツは粗くみじん切りにする
  2. 耐熱皿に豚ひき肉を加えてふんわりラップをし、電子レンジ600Wで3分加熱する
  3. ボウルに2とキャベツ・青のり・卵・小麦粉・水・和風顆粒だしを加えて、しっかり混ぜ合わせる
  4. フライパンに油を熱し、3を流し入れ火が通るまで両面焼く

栄養バランスとおいしさを兼ね備えた幼児食の夜ご飯で子どもの成長をサポート!

健やかな成長のために必要不可欠な幼児期の夜ご飯。幼児食の夜ご飯では栄養バランスと食べやすさを重視して、身体作りに必要な栄養素をしっかり補いましょう。

毎日作る夜ご飯では、ママやパパの調理の負担が軽減できるレシピもおすすめです。1品で栄養バランスがとれるメニューや、電子レンジ加熱だけで作れるようなレシピを取り入れてみてくださいね。

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