スプーンやフォークが少しずつ使えるようになって、食べる楽しみが増えてくる2歳。その一方で、好き嫌いや偏食、遊び食べなど、食事のマナーに頭を悩ませてしまう方も多いのではないでしょうか?
「子どもにイライラしてしまう」、「毎日の食事作りがしんどい…」などに悩んだときに一度試してみて欲しいのが、幼児食のレトルトです。
今回は2歳向け幼児食レトルトのメリットや選ぶコツ、おすすめについて紹介します。2歳児の食事に悩んだときの参考にしてみてくださいね。
【2歳向け】幼児食のレトルトのメリット|忙しい時にも大活躍◎
幼児食のレトルトとは、主に1歳半から5歳頃の幼児を対象にしたレトルト食品のことです。そのため、2歳児の食事としても大活躍!
レトルト食品とは、釜を使って加熱殺菌した袋詰め食品のことで、長期保存できるのが大きなメリットです。また、忙しいときにも大活躍しますよ。2歳児の食事に取り入れると、どんなメリットがあるのか見ていきましょう。
子どもに合わせた栄養が摂れる
幼児食のレトルト食品では、子どもの成長に合わせた栄養が取れるよう考えて作られています。そのため、2歳の幼児期に必要な栄養素も補うことが可能です。
エネルギー量やたんぱく質・脂質のような主要な栄養素だけでなく、不足しがちな鉄・カルシウムが補えるよう配慮されたものもありますよ。
自炊で栄養をバランス良く補うために、何品もおかずを作るのは大変ですよね。幼児食向けのレトルトがあると、全てを一から料理をする手間を省き、栄養バランスを手軽に補うことが可能です。
大きさ・味が子ども向けに調整されている
レトルト食品と聞くと、味や塩分量が気になるという方も多いと思います。しかし、幼児食向けのレトルト食品は、エネルギーや脂質・塩分量などが子どもに合わせて調整されているのが特徴です。
また、幼児向けなので2歳の子どもが食べやすいように食材の大きさにも配慮されています。例えば、子ども用のレトルトカレーでは、辛さや塩分量が子ども向けに調整され、安心して与えることができます。
食材も、スプーンですくって食べやすい大きさ・喉に詰まりにくい大きさになっているのも嬉しいポイントです。
温めるだけですぐに食べられる
幼児食のレトルト食品は、温めるだけですぐに食べられるのがメリットです。お腹がすいて子どもが待ち切れないとき、ママやパパの体調が優れないときなど、不測の事態が起こることもありますよね。そんなとき、幼児食のレトルト食品なら手軽に食事の準備ができますよ。
2歳児の場合、イヤイヤ期・気分ムラなどで食事が進まないこともあります。「食べたい!」と言われた時、自炊だと料理の完成までに時間がかかりますが、幼児食のレトルトならすぐに提供が可能です。
アレルゲンや添加物へ配慮されたものも
幼児食のレトルトには、アレルゲンや添加物に配慮された商品があります。
アレルゲンとは、アレルギーの原因となる物質のことで、食品表示基準で表示を義務付ける「特定原材料」と、表示を推奨する「特定原材料に準ずるもの」が設定されています。
原材料名や栄養成分表示が記載されている部分に表示されているため、食物アレルギーが心配なときは、これらの項目をチェックしてみましょう。
また、幼児食のレトルトには「無添加」にこだわった商品も販売されています。食の安全面や、できるだけ添加物を避けたいと考えている場合は、こちらもおすすめです。
ストック食としても使える
レトルトの幼児食は、保存期間が比較的長いためストック食としても使えます。食品を密閉容器(レトルトパウチや缶など)に詰めて加圧・加熱殺菌することで、常温でも長期保存が可能になっています。
また、パウチ包装のレトルト食品なら薄型であまり幅をとらず、管理しやすいのもメリット。子どもの長期休みや献立に悩んだとき、災害時を含む非常時にも使え、ストックしておくだけで心の安定につながります。
また、温めるだけで食べられるので、買い出しや食べ終わった後の洗い物が少なくなるのも嬉しいポイントです。
【2歳向け】幼児食のレトルトを選ぶコツ
2歳は消化器官や味覚の発達段階であり、大人と同じ食事を与え続けると、生活習慣病や偏食につながる可能性があります。そのため、レトルト食品の選び方には注意が必要です。
ここでは、幼児食のレトルトを選ぶ5つのコツについて解説していきます。商品のどの部分をチェックすれば良いかもまとめているので、商品を選ぶ時の参考にしてみてください。
対象年齢をチェック
レトルトの幼児食は、食品によって対象年齢が異なる場合があります。例えば、子どもの成長段階に合わせて、1歳半頃~2歳、3歳頃以降から食べられるものなどがあります。
年齢の区分けによって、具材の大きさや食材、味付けなどが異なります。子どもの成長に合わせた形態・味付けになっているので、安心して食べられますよ。また、幼児に必要な栄養が取れるのも嬉しいポイント。
レトルトパウチの表面の左上、右上などに「◯歳から」と表記されていることが多いので、商品を選ぶ場合は、確認してみましょう。
塩分量や味付けをチェック
2歳児にとって味付けは、今後の味覚を形成するための重要な要因。そのため、幼児食のレトルトを選ぶ場合は、以下の塩分量の基準を覚えておきましょう。
- 1-2歳:男児3.0g未満/日、女児2.5g未満/日
- 3-5歳:3.5g未満/日
参考文献:日本人の食事摂取基準(2025 年版)|厚生労働省
多くの幼児向けレトルトはこの基準を参考にしているため、まずはパッケージ裏面の「栄養成分表示」を確認しましょう。
大人用のレトルト食品を使う場合、塩分を1/2~2/3程度に抑え、かつお節や少量のコンソメで風味を足せば、減塩してもおいしく食べられます。
アレルゲンをチェック
食物アレルギーが心配な場合は、レトルト幼児食のアレルゲン表示を必ず確認しましょう。幼児食のレトルトには、特定原材料8品目不使用やグルテンフリー対応の商品もあります。
詳細は「原材料名」「栄養成分表示」に記載され、パッケージ裏面や端に書かれることが多いです。
また、食品製造過程で意図せず混入する「コンタミ」にも注意。「本工場では○○を含む製品を生産しています。」などの表示があれば、医師の指示に従い、避けるようにしましょう。
添加物をチェック
幼児食のレトルトで添加物が気になる場合は、食品表示ラベルをチェックしましょう。表記のルールとして、食品表示ラベルの「/」マークの後に添加物が記載されるようになっています。
代表的な食品添加物を3つ紹介します。
- お菓子やゼリーなど:アスパルテーム(合成甘味料)
- ハムやソーセージなど:亜硝酸ナトリウム(発色剤)
- 清涼飲料水など:安息香酸ナトリウム(保存料)
基本的に日本で使用されている添加物は、食品安全委員会で安全性が確認されており、食べても健康に問題はありませんが、気になる方はこちらを確認して商品を選びましょう。
保存方法をチェック
幼児食のレトルトは基本常温のものになっています。冷蔵庫が使えない環境でもストックがしやすく、幅を取らずに置いておけるのが嬉しいポイント。
商品によっては「高温多湿を避けて保存」や「冷暗所で保管」といった指示がある場合があるため、パッケージに記載された保存方法や期限を必ず確認しましょう。旅行中や外出時に持ち運びするときは特に注意が必要です。
また、レトルト食品と同様にストックが可能な「冷凍」「冷蔵」の商品は、必ず指定の温度で保管しましょう。指定された保管方法と異なる場合、食品の衛生面に問題が生じます。必ず商品の注意書き確認しましょう。
2歳児向け幼児食レトルトの種類と特徴
2歳向けの幼児食レトルトには、主にスーパーで購入するような市販品・宅配サービスで購入できるものの2種類があります。それぞれ特徴が異なるため、ライフスタイルによって使い分けると便利です。
日々の食事作りの負担を減らしたいときに、商品の種類や特徴を知って、悩んだときのお役立ちアイテムとして頼ってみましょう。
スーパーや市販で購入できるもの
スーパーや市販で購入できる幼児食には、カレールーやパスタソースなどがあります。欲しい時、すぐ買いに行けるのがメリットです。
子ども向けの味つけで、ごはんや麺にかけて食べやすくしたり、具材を足してアレンジしたりと、工夫次第で肉や野菜がたっぷりと摂れます。
幼児期に不足しがちな栄養素が摂れるレトルトや、1食分の野菜が摂れるものなど子どもとパパ・ママ目線の両方に配慮した商品も多く、他のおかずと組み合わせれば栄養面での安心感も生まれますよ。
幼児食に特化した宅配サービスでも購入可◎
幼児食に特化した宅配サービスでは、幼児に人気のメニューや専門家が監修した栄養バランスの整ったメニューを購入することが可能です。
サービスによって、野菜の旨みたっぷりのカレーや辛くない中華風あんかけなど、具だくさんで子どもの好みに合わせたメニュー選びもできますよ。
手作りではなかなか難しい料理も手軽に取り入れられ、子どもの発達や味覚に合わせた食事が、簡単に準備できるのも魅力です。
「便利だと思うけれど、高そう…」「どれがいいのかわからない」という方には、お試しコースや初回限定サービスを提供しているものがおすすめですよ。
2歳児向け幼児食のレトルトを探しているならmogmoもおすすめ
mogumoは幼児食の冷凍宅配サービスです。1食分がスリムな形状のパウチで個包装されていて、レトルト食品と同様にストックしやすいのがポイント。
管理栄養士監修のもと、24種類以上のバリエーション豊かなメニューがあり、幼児期に必要な栄養が補えるよう作られています。
また、幼児期の味覚や消化機能の発達を考慮し、塩分は控えめに調整。食べるときは電子レンジや湯煎で2〜3分温めるだけで、すぐに食卓に並べられますよ。
<mogumoサービスの概要>
公式サイト | mogumo |
対象年齢 | 1歳6ヵ月頃〜 |
価格 | ・8食セット:1食あたり543円 ・12食セット:1食あたり525円 ・18食セット:1食あたり478円 |
送料 | エリアによって異なります。詳細はこちらをご覧ください。 |
mogumoほっぺがおちる! お子さまポークカレー
野菜や果物の旨みがたっぷりの幼児向けのポークカレーです。豚肉や玉ねぎ、トマト、かぼちゃなど、数種類の具材の旨みが溶け込み、ほっぺがおちてしまうようなおいしさです。
食の好みがはっきりしてくる2歳児では、なかなかおかずを食べてくれないときや、栄養面が心配になることもあります。そんなときにぜひ選んでみてほしい一品です。
食事準備の時間がとれなかったときや、大人がカレーを食べるときなどにもおすすめです。
内容量 | 100g |
調理方法 | ・湯煎の場合:冷凍パックのまま熱湯の中で、2分間温める ・電子レンジの場合:冷凍パックのまま、500Wで約2分温める |
栄養素 | エネルギー 162kcal、たんぱく質4.2g、脂質10.8g、炭水化物12.0g、食塩相当量1.6g |
アレルゲン | 乳製品、小麦、バナナ、豚肉、りんご |
【商品レビュー】
- 偏食で野菜も嫌いな2歳の子ですが、こちらのカレーはパクパク食べて完食してくれます!
- もともとカレーは好きな方でしたが、種類によっては食い付きがマチマチ。。こちらのカレーは食い付きが凄かったです。
- 大盛りご飯にしたのに、おかわり!と言っていました。また購入します。
参考:mogumo公式サイトより引用
mogumo国産鶏のうま塩からあげ
塩麹や米麹の旨みが引き立つ、国産鶏のからあげです。市販のからあげで気になる塩分量も、mogumoの幼児食なら安心!
塩麹や米麹の旨みがあり、塩分が100gあたり0.5gと少なくても、子どもがパクパク食べてくれますよ。
自然解凍してもおいしく食べられるので、お弁当にもおすすめ。「今日のメインは何にしよう…」と悩んだときに、ストックしてあるとなにかと便利なからあげ。
トースターで焼くと衣がサクサクに仕上がるので、ぜひ試してみてください。
内容量 | 100g |
調理方法 | 2個の場合、500Wの電子レンジで2分加熱 |
栄養素 | エネルギー 344kcal、たんぱく質18.1g、脂質25.8g、炭水化物11.3g、食塩相当量0.5g |
アレルゲン | 鶏肉、小麦 |
【商品レビュー】
- 子供のお気に入りです!味付けもちょうど良く、一番好きな唐揚げです!
- もぐもぐパクパク食べてくれてます!毎回感動して泣きそうになっています。
- 一つを3つに切ってあげると、大きな口を開けて美味しそうに食べてくれました。
参考:mogumo公式サイトより引用
mogumo具たくさん優しいミネストローネ
具だくさんで野菜の旨みたっぷりのミネストローネです。手作りだとコトコト長時間煮込んで作るミネストローネも、レトルトなら温めてすぐ食卓に出すことができます。
忙しい朝や余裕のない夕食にはもちろん、子どもが風邪を引いて食欲がないときにもさらっと食べられるのが特徴です。
野菜がちょっぴり苦手な子どもでも、「これなら食べられる!」という声が多数ある商品です。mogumoのパンと合わせれば、エネルギーもしっかり補えます。
内容量 | 100g |
調理方法 | ・湯煎の場合:冷凍パックのまま熱湯の中で、2分間加熱 ・電子レンジの場合:冷凍パックのまま、500Wで約2分加熱 |
栄養素 | エネルギー 58kcal、たんぱく質2.7g、脂質3.1g、炭水化物5.5g、食塩相当量1.2g(推定値) |
アレルゲン | 大豆、豚肉、ゼラチン |
【商品レビュー】
- 野菜食べない息子がこれならバクバクご飯と混ぜて食べるー!!これははいつも頼んでいます
- 子どもも食べやすく、具もたくさんでした!
- 子供が気に入って、いつも完食してくれてます。
参考:mogumo公式サイトより引用
2歳児向けの幼児食レトルトでよくある質問
2歳児向けのレトルトの幼児食を取り入れていく上で、周りには相談しにくいけれど気になることもしばしば。
「毎日食べても問題ない?」「大人用でも大丈夫?」「添加物が気になる…」など、ここでは幼児食レトルトのよくある質問について回答します。悩みを解消して、今後の使い方の参考にしてみてくださいね。
毎日食べさせても問題はない?
幼児食のレトルトを毎日食べていても、問題はありません。しかし、単品のみや同じ商品が続く場合、栄養が偏る恐れがあります。
そのため、栄養バランスには配慮して活用しましょう。レトルト食品に入っていない食材を補うと、簡単にバランスが整いますよ。
例えば、カレーやオムライスなどの洋風料理には、野菜・果物などを追加してビタミン・ミネラルを取り入れます。
さっと仕上げたい夕食時には、レトルト食品でメイン料理を準備すれば、しっかりとした食卓になります。
忙しい朝は、パンだけでなく温めるだけレトルトのスープを添えるのもおすすめです。上手に組み合わせてみましょう。
大人用のレトルト食品は食べさせても大丈夫?
大人用のレトルト食品は、野菜の大きさや固さ、味付け(塩分量)が幼児食と大きく異なります。
そのため、2歳の子どもに与えることはおすすめできません。特に2歳児の場合は、噛む力や消化機能がまだまだ未発達なため、大人用のレトルト食品を食べた場合に、食材がかたくて食べにくい、丸のみして喉につまってしまう恐れもあります。
味も2歳児にとって濃い場合が多く、味覚を育てる幼児期には不向きです。
もし大人用のレトルト食品を使用するなら、味を出し汁で半分ほど薄く調整しましょう。
添加物が気になる…
子どもの食事には安心安全なものを選んであげたいですよね。食品添加物の基準値は、年齢や性別による違いを考慮して決められており、幼児食のレトルトに使用されている量であれば、子どもに対して健康に影響はないと言われています。
「それでも添加物が気になる!」という場合は、香料・着色料不使用などのレトルト食品を選ぶと良いでしょう。市販品だけでなく、幼児食の宅配サービスには無添加のメニューもあります。
冷凍保存が可能な商品が多いので、ストック食が欲しい場合はこちらも活用してみましょう。
2歳児向けの幼児食レトルトを上手に活用しよう!
今回は、2歳児向けのレトルト幼児食のメリットや選び方を紹介しました。味付けや添加物が気になるレトルト食品でも、メリットや選び方を知った上で活用すれば、忙しい毎日の大きな味方になりますよ。
「栄養バランスを考えた食事にしたいけれど、何をあげたらよいか分からない」「レトルトで手抜きをしたいけど添加物が気になる…」と悩んだときは、工夫がいっぱいのmogumoの幼児食宅配サービスもおすすめです。
ママやパパの心にゆとりができ、家族そろって楽しい食事ができるようにサポート。ぜひご活用くださいね!
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