「2歳になるけれどなかなか自分でご飯を食べてくれない」と、お悩みのママも多いのではないでしょうか。自分で上手に食べられるようになるには手づかみ食べから、スプーンやフォークの練習に移るなど、段階を踏んで進める必要があります。
この記事では、2歳児が自分でご飯を食べる練習法や、上手に食器を使うコツを紹介します。なかなか自分でご飯を食べられないとお悩みのパパママは、正しい練習法を知り子どもの成長をサポートしてあげましょう。
2歳児が自分で食べる練習はどうスタートする?

2歳頃になると「そろそろ自分で食べる練習をさせなきゃ」と思いつつも、どうやって練習させればいいの?と疑問を抱くママも多いのではないでしょうか。まずは、子どもの発達状況や自分で食べる練習のやり方を把握しておきましょう。
まずは発達段階をチェック
自分でごはんを食べる練習をさせるタイミングは、子どもが自分で食べたいと感じた時期がベストといわれています。
食事中に手づかみでご飯を食べようとしたり、スプーンを持とうとしたり「自分で食べたい」という行動が現れたら、ママやパパがサポートしてあげましょう。
しかし、2歳児頃の指先や手首の発達状況は個人差が大きく、自分で食べたいと感じる時期にも差があります。2歳になったからといって無理に自分で食べさせようとせず、子どもの体と心の発達状況に合わせてスタートさせましょう。
練習のための環境を整える
2歳の子どもに自分でご飯を食べる練習をさせる際は、安全で集中できる環境を整えてあげることが重要です。食事に集中できるようテレビを消して、おもちゃや絵本などは片付けておきましょう。
また、食事中に正しい姿勢を保てるように、足裏がしっかりと床に付くようにイスやテーブルの高さを調節します。
自分で食べる練習をしている最中は食べこぼしも多いため、すぐに拭けるよう布巾やおしりふきを用意しておきましょう。
子どもが使いやすい食器を用意
自分で食べる練習をスムーズにおこなうためには、発達状況や利き手に合わせて最適な食器を用意することが重要です。
- 握りやすく滑りにくいスプーンやフォーク
- 底の深いお皿やお椀
- 利き手に合ったカトラリー
- 月齢に合わせた大きさ
- 割れにくいプラスチックやシリコン製
練習用のスプーンやフォークは食べやすいように角度が付いており、右手用と左手用に分かれているため利き手に合わせて選べます。食材をすくいやすいよう底が深く、フチに立ち上がりがある食器もおすすめです。
▼幼児食の食器について詳しく知りたい方はこちら
段階に合わせた食事を準備する
自分で食べる練習をする際は、月齢や発達段階に合わせた献立作りが大切です。2歳頃はまだ乳歯が生えそろっておらず、咀嚼力や嚥下力に個人差があります。
幼児食の進み具合に応じて、食材の固さや大きさを変えて提供してあげましょう。手づかみ食べの頃は柔らかすぎず、握りやすい形状がおすすめです。
スプーンやフォークを使い始めたらすくいやすいようとろみをつけたり、刺して食べやすい形状に調理してあげましょう。
【段階別】2歳児が自分で食べる練習方法
「自分で食べられるようになるには、どのような練習法があるの?」と、疑問に思うママも多いのではないでしょうか。子どもが自分で食べられるようになるには、まずは手づかみ食べから始め、スプーンやお箸に移行していきます。ここでは、段階別の練習方法を紹介するので、参考にしてみてください。
手づかみ食べの練習

<ポイント>
- 指でつまむなら1㎝のサイコロ状
- 握るなら5㎜~1㎝ほどの太さ
- フォークでつぶせるかたさ
- 汁気の少ない物を選ぶ
手づかみ食べは子どもの「自分で食べたい!」の第一歩です。なかなか手づかみ食べをしない子には「手で食べてもいいよ」「ママ(パパ)も一緒に手で食べようかな」など、手づかみ食べを促すような声かけをしましょう。
子どもは食材を手で掴んで口に運ぶ動作を繰り返すことで、手先が発達して上手に一人で食べられるようになります。
手づかみ食べは1人で食べられるようになる第一ステップのため、子どもの気持ちを尊重し、たくさんの経験を積ませてあげましょう。
スプーン・フォークの練習

<ポイント>
- カレーやシチューなどとろみのある料理
- 月齢や発達状況に応じて持ち方を教える
- スプーンの持ち方は段階を追って練習する
手づかみ食べに慣れてきたら、練習用のスプーンを使用して自分で食べる練習を始めます。まずは、カレーやシチューなど、とろみが付いている料理がおすすめです。
はじめは柄を上から握る「にぎり持ち」と呼ばれる方法で練習を開始し、慣れてきたら下からスプーンを握る「つまみ持ち」に進みます。次に、親指・人差し指・中指の3本で持つ「おはし持ち」へとステップアップしていきます。
はじめは食べやすい形状の献立を取り入れ、成功体験を増やしてあげましょう。
食器の使い方

<ポイント>
- 食材や料理によってスプーンやフォークを使い分ける
- お皿やお碗に手を添えさせる
2歳頃はスプーンやフォーク以外にも、食器の使い方やテーブルマナーを教えていく時期です。最近ではプレート型になっている食器を使用している家庭も多く、口をお皿に近づけてたべる「犬食い」をする子も少なくありません。
2歳~3歳頃から茶碗・汁椀・平皿を使用し、まずは茶碗やお皿が倒れないように手を添える練習から開始します。
汁物はスプーン、かたさのあるものはフォークを使用するなど、食器の使い分けも徐々に教えていきましょう。
▼2歳児の食事の基本はこちらをチェック
2歳におすすめ!子どもが自分で食べやすいmogumo

毎日忙しい中で手づかみ食べができるメニューや、子どもが一人で食べやすい献立を考えるのも大変ですよね。
特に、大人と同じ献立から取り分ける場合は、子どもが自分で食べられるメニューが少なかったり、一人で食べにくかったりするでしょう。
そんな時は、温めるだけで簡単に提供できる、幼児食の宅配サービスがおすすめです。冷凍幼児食のmogumoでは、2歳の子どもが自分で食べられるようなメニューを豊富に取り揃えています。
「子どもが自分で食べられるメニューって少なくて、いつも同じようなおかずになってしまう」と、献立にお悩みのママにもおすすめです。
<mogumoサービスの概要>
公式サイト | mogumo |
対象年齢 | 1歳6ヵ月頃〜 |
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2歳児が自分で食べる練習にぴったり!おすすめメニュー
食べやすい食材や献立は同じようなものばかりで、もっとレパートリーを増やしたい!と感じているママも多いのではないでしょうか?ここでは、手づかみやスプーン・フォーク別に、2歳の子どもが自分で食べやすいメニューを紹介します。
手づかみ食べの練習になる食材・料理

<食材>
- スティック野菜
- フルーツ
- おやつにもピッタリ!国産さつまいもパン
- サクッ!とおいしい キッズコロッケ -3個入り-
手づかみ食べの練習には、握りやすく食べやすいかたさの食材がおすすめです。スティック野菜はにんじんや大根などを4㎝ほどの棒状にカットし、軟らかく煮るだけで簡単に提供できます。
煮物を作る際に子どもの分だけスティック状にしておくと、家族みんなで同じメニューを食べながら手づかみの練習もできるためおすすめです。
フルーツはバナナやいちご・薄皮を取ったみかんなどが適しており、加熱しなくてよいためママの負担も軽減できます。
パンは手や服が汚れる心配もなく、子どもも手づかみしやすいため、朝ごはんにピッタリの食材です。mogumoのおやつにもピッタリ!国産さつまいもパンなら、甘味もあって子どもが自分でパクパク食べてくれること間違いなし!
手掴みしやすいサイズ感のサクッ!とおいしい キッズコロッケも、手作りするのが大変なコロッケが温めるだけで数分で食べられるのでおすすめです。
<料理>

- 一口ナゲット
- 鮭とわかめのまぜおにぎり
- やわらかジューシー 肉焼売
手づかみ食べをさせる際は子どもが持って食べやすく、手や服が汚れにくい献立を取り入れましょう。
一口ナゲットは持ちやすく一口で食べきれるため、子どもも自分で食べよう!と感じやすいメニューです。
おにぎりは俵型や一口大・三角形など、形を変えるだけでも子どもの興味を引きますよ。また、鮭とわかめのまぜおにぎりのように具材を混ぜ込んでしまえば、炭水化物やたんぱく質を同時に摂取できるため、時間のない朝にもおすすめです。
やわらかジューシー 肉焼売は手づかみしやすいうえに、大人と同じメニューが食べられる喜びも味わえるメニューとなっています。mogumoのやわらかジューシー 肉焼売は、子どもが食べやすい柔らかさに仕上げているので、安心して活用してくださいね!
スプーンですくいやすいメニュー

<メニュー>
2歳児が自分でスプーンを使って食べる場合はとろみが付いており、すくいやすいメニューがおすすめです。
mogumoのコーンたっぷりチーズグラタン・お子さまポークカレー・中華あんかけなどは、とろみが付いており、ご飯と混ぜながら食べられるため、時間が無い時にも活躍します。
ふわふわたまごのオムライスもスプーンですくいやすいメニューとなっていますが、ご飯と卵を一緒にすくえない場合はママが手伝ってあげましょう。
カレーやオムライス・グラタンなどは大人もスプーンで食べるメニューのため、真似をして食べる練習ができるのもポイントです。また、同じ献立を一緒に食べられる喜びが味わえますよ。
フォークを活用できるメニュー

<メニュー>
- 国産鶏のうま塩からあげ
- サクッ!とおいしい キッズコロッケ
- ハンバーグ
- 肉団子
- マカロニたっぷりチキングラタン
少しかたさがあるメニューや、かじり取って食べる大きさの料理はフォークを使って食べる練習に最適です。
手づかみ食べでも活躍したサクッ!とおいしい キッズコロッケは、軟らかいため2歳の子どもでも自分で刺しやすく、一口大なので崩れにくいのもポイントです。
国産鶏のうま塩からあげやハンバーグはある程度かたさがあるため、前歯でかじり取る練習にもなります。
マカロニたっぷりチキングラタンはスプーンとフォークどちらでも食べられ、ホワイトソースはスプーン、マカロニはフォークなど、食器の使い分けを教えるには最適です。
2歳児が自分で食べる練習でモチベーションを保つコツ!

2歳頃は自我が芽生えて自分で食べたがる一方、うまく食べられずに癇癪を起こしてしまう場合も少なくありません。自分で食べる練習を続けていくには子どものモチベーションを保ち、楽しく練習できる環境を作ってあげましょう。
褒め方のポイント
2歳の子どもにとって自分でご飯を食べることはとても難しいため、上手に食べられたらたくさん褒めてあげることが重要です。
自分で食べる練習をしている時期は、子どもが「また頑張りたい!」と思えるような声かけをすることで、モチベーション高く練習に取り組めます。
「上手にすくえたね」「お口に運ぶのが上手だね」「自分で食べられてすごい!」と褒めることで、子どもの自信にもつながります。
もし、上手に食べられなくても「頑張って偉いね」など過程を褒め、次の練習を頑張りたくなるような声掛けをしてあげましょう。
楽しい雰囲気づくり
自分で食べる練習のモチベーションを保つためには、食事中の楽しい雰囲気作りが大切です。食事の時間が楽しくなると子どもの食事への興味も高まり、自分で食べてみようと練習する意欲も湧きます。
また、食事中の雰囲気作りだけでなく、料理の盛り付けをアレンジしてみるのもおすすめです。キャラクターの形に盛り付けたり、野菜やフルーツを使って彩りをプラスしたりしてみましょう。
親の心構え
2歳の子どもに自分で食べる練習をさせる際は、親が焦らないよう気長に見守ってあげることが重要です。
「いつまでも手づかみ食べをしてしまう」「スプーンを正しく持てていない」など、練習の進み具合に不安を感じてしまうパパママも少なくありません。
子どもが頑張って練習している際にパパママが焦って注意や催促をしてしまうと、子どものやる気が削がれてしまいます。
指先の発達には個人差が大きく、成長すればしっかりと自分で食べられるようになるため、焦らず子どものペースに合わせて練習をさせてあげましょう。
2歳児が自分で食べる練習で困ったときの対処法

2歳頃は遊び食べをしてしまったり、すぐに集中力が切れてしまったり、練習中に困ってしまうママも多いのではないでしょうか。ここでは、食事の練習中に起こるよくある困り事の対処法を紹介します。
遊び食べをしてしまう…どうすればよい?
子どもは食べ物を触って軟らかさや食感・温度などを感じ取り、さまざまなことを学ぶため遊び食べも重要な成長過程と言えます。
しかし、遊び食べがひどい場合は、食事と遊びの時間を区別できるよう、遊び始めてしまったら食事を終わらせることも大切です。
また、お腹がいっぱいの状態では遊んでしまうため、食事の時間にお腹が空くようおやつの時間や量に注意しましょう。
2歳頃は遊び食べをする子どもも多くいますが、成長に欠かせない大切な行為です。頭ごなしに怒ったりせず、子どもが積極的に食べられる環境を整えながら大らかな気持ちで見守ってあげましょう。
食べこぼしが多いのが気になる
2歳頃は食べこぼしが多く、テーブルや床が汚れてしまって掃除の大変さに悩むママも多いのではないでしょうか。しかし、2歳頃は自分で食べ始めたばかりで、まだうまく食べられません。
食べこぼしが多い場合は少し多めに作って、必要な量が食べられるように調節してあげましょう。
服の汚れに関しては、ポケット付きの食事スタイやエプロンの活用がおすすめです。テーブルや床の掃除に関しては、新聞紙や使い捨てのシートなどを敷いて対応しましょう。
集中力が続かない…
「自分でご飯を食べ始めたけれど、すぐに飽きてしまう」という子どもも多くいます。2歳児頃は一つの事に集中できる時間が短く、食事を開始してもすぐに飽きてしまう場合も少なくありません。
また、好奇心が旺盛な時期でもあり、気になるものがあるとそちらに気が取られて食事に集中できないパターンもあります。
食事中はテレビを消したり、おもちゃや絵本などを片付けたり、集中できる環境を整えてあげましょう。
周りの子に比べて進みが遅い
「いつまでも手づかみ食べをやめない」「スプーンがうまく使えない」など、同じ月齢の子と比べて「うちの子大丈夫かな?」と不安になるパパ・ママも多くいます。
2歳頃の指先の発達は個人差が大きいため、周りの子に比べて進みが遅い場合も心配いりません。「自分で食べたい」という気持ちや、指先の発達が進んでくれば、自然と上手に自分で食べられるようになります。
子どもの発達に関して気になる場合は、専門の公的機関に相談してみましょう。
2歳児が自分で食べられるようサポートしよう!
2歳頃は手づかみやスプーンを使って食べる練習を始めますが、まだまだうまく食べられないためママのサポートが重要です。食べやすい献立や使いやすいカトラリーを用意し、自分で食べられる喜びを経験させてあげましょう。
しかし、練習中は食べこぼしや遊び食べが多い時期でもあり「毎日の食事が大変」と負担を感じているママも少なくありません。
そんな時は、幼児食の宅配サービスを活用して食事の負担を減らし、子どもが楽しく自分で食べられるよう、サポートに専念するのもおすすめです。ぜひ活用してみてくださいね!
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