国民の祝日でもある5月5日はこどもの日。「こどもの日にはどんな意味がある?」「子どもに人気のこどもの日レシピはある?」など気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はこどもの日の意味や重要性、幼児に人気のこどもの日レシピを紹介します。こどもの日を楽しむ過ごし方についても解説するので、ぜひこの記事を参考にこどもの日を楽しんでみてくださいね。
こどもの日こそ凝った幼児食を!
年に一度のこどもの日には、子どもが喜ぶごはんを用意して一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
どんな幼児食を用意したらいいかわからないという方はこどもの日の意味や重要性を知って、こどもの日のレシピに取り入れてみるのもよいでしょう。
こどもの日の意味と重要性
5月5日のこどもの日は、端午の節句とも呼ばれる祝日です。こどもの日は、子どもの健やかな成長と幸せを祈るという意味があります。
元々は男の子の健やかな成長を祈る日でもありましたが、1948年に「5月5日はこどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日」として定められ、こどもの日といわれるようになりました。
子どもがいるご家庭ではとても関係性の深い重要な祝日なので、こどもの日には子どもに人気のある料理や雰囲気を楽しめるレシピを取り入れるのがおすすめです。
幼児に人気のこどもの日レシピ10選
こどもの日は、子どもがいるご家庭ではとても大切な祝日です。子どもの健康や幸せを祈って、普段よりも豪華な食卓にしてみるのもよいでしょう。幼児に人気のこどもの日におすすめのレシピを紹介するので、ぜひ参考にして作ってみてくださいね。
鯉のぼりグラタン
<材料…幼児2人分>
- 鶏もも肉 60g
- 玉ねぎ 中1/4個
- ほうれん草 25g
- サラダ油 適量
- バター 小さじ1
- 小麦粉 大さじ1
- 牛乳 100ml
- 塩 少々
- パン粉 大さじ1
<飾り用>
- ケチャップ(うろこ) 適量
- スライスチーズ(白目) 1枚
- 焼きのり(黒目) 適量
- 玉ねぎは1cm幅の薄切りにする。ほうれん草と鶏もも肉は1cm角に切る。スライスチーズと焼きのりは丸くハサミで切っておく。
- 鍋にサラダ油を熱し、玉ねぎとほうれん草、鶏もも肉を炒める。
- フライパンにバターを熱し、小麦粉を加えてダマにならないように混ぜ合わせる。少しずつ牛乳を加えてとろみが出るまで加熱する。
- 3に2、塩を加えて混ぜ合わせる。
- 耐熱皿に4を入れて上からパン粉をのせ、トースターで10分焼く。
- スライスチーズの上に焼きのりをのせた目を飾り付け、ケチャップでうろこを描く。
サーモンパイ
<材料…幼児2〜3人分>
- 冷凍パイシート(20×20cm) 2枚
- 鮭の切り身 1切れ(100g)
- 玉ねぎ 50g
- しめじ 20g
- バター 大さじ1
- 小麦粉 大さじ2
- 牛乳 150ml
- 塩 少々
- 卵黄 1個分
- 玉ねぎとほうれん草は1cm角に切る。しめじは細かく切り、鮭は1cm角にする。
- フライパンにバターを熱し、1を加えて火が通るまで炒める。
- 火を止めて小麦粉を加え、全体に混ぜ合わせる。
- 弱火〜中火にかけながら牛乳を少しずつ加え、とろみが出るまで加熱する。
- 塩を加えて味をととのえる。
- 綿棒で伸ばしたパイシートにのせてもう1枚のパイシートと挟み、フォークで縁を止める。上から包丁で線を浅く入れて切れ目をつける。
- 上から卵黄を塗り、200℃に予熱したオーブンで20分程度焼く。
チキンチャップ
<材料…幼児3〜4人分>
- 鶏もも肉 150g
- 片栗粉 大さじ1
- 玉ねぎ 50g
- サラダ油 適量
- ケチャップ 25g
- ウスターソース 10g
- 砂糖 小さじ1/2
- 鶏もも肉はひと口大に切り、片栗粉をまぶす。玉ねぎは1cm幅の薄切りにする。
- フライパンに油を熱し、1を炒める。
- 火が通ったらケチャップ、ウスターソース、砂糖を加えてとろみが出るまで炒める。
鯉の形のキャラクターおにぎり
<材料…幼児1人分>
- ごはん 90g
- 鮭フレーク 3g
- 焼きのり 1枚
- スライスチーズ 1枚
- ごはんは2等分にして、鮭フレークを混ぜたものと白ごはんのもの2種類を作る。
- 焼きのりはこいのぼりの胴体用に長方形に切り、片側に三角の切れ目を入れる。黒目用にもハサミで丸くカットする。胴体用2個と黒目用4個を作る。
- スライスチーズは白目用に2個丸くカットし、胴体のうろこ用に三日月型の模様を作る。
- 1のおにぎりをそれぞれ俵型に成形する。
- 上に焼きのりで作ったこいのぼりの胴体、チーズで作った白目とうろこ、黒目用の焼きのりの順にのせる。
かぶと型の野菜サンドイッチ
<材料…幼児1人分>
- サンドイッチ用食パン 2枚
- ツナ 40g
- マヨネーズ 3g
- ハム 1枚
- スライスチーズ 1枚
- ケチャップ 適量
- パンとハムはそれぞれ対角線状に切り、4等分にする。スライスチーズは縦に長い三角形に切り4つ作る。
- ボウルにツナとマヨネーズを加えてしっかり混ぜ合わせる。
- 2をパンに挟み、上からスライスチーズ、ハムの順にのせる。
- ケチャップを真ん中に落とす。
カラフルフルーツスティック
<材料…幼児2人分>
- いちご 25g
- キウイ 3g
- パイナップル 20g
- バナナ 適量
- いちごは半分に切る。キウイとパイナップル、バナナはひと口大に切る。
- 竹串にいちごとバナナを交互に刺す。もうひとつの竹串にキウイとパイナップルを交互に刺す。
小さなサモサ風春巻き
<材料…幼児2人分>
- 春巻きの皮 1枚
- 合い挽き肉 50g
- じゃがいも 20g
- ピザ用チーズ 適量
- カレー粉 小さじ1/4
- しょうゆ 小さじ1/2
- 小麦粉 適量
- サラダ油 適量
- じゃがいもは皮をむいて5mm角に切る。
- 耐熱容器に1と合い挽き肉を加え、ふんわりとラップをし電子レンジ600Wで3分加熱する。
- 水分が出ていれば水を切り、ピザ用チーズとカレー粉、しょうゆを加えて和える。
- 細長く切った春巻きの皮の手前に三角の形になるように3を置き、奥に向かって小さな三角形になるように折り畳んでいく。
- 少量の水で溶いた小麦粉ののりで、最後に巻いた部分を止める。
- サラダ油できつね色になるまで揚げ焼きする。
デコレーションカレーライス
<材料…幼児2人分>
- ごはん 120g
- 豚ひき肉 40g
- 玉ねぎ 1/4個
- にんじん 30g
- じゃがいも 中1/3個
- サラダ油 適量
- 水 120ml
- サラダ油 小さじ2
- 小麦粉 大さじ1
【A】
- カレー粉 小さじ1/3
- ケチャップ 小さじ1/3
- ウスターソース 少々
- 砂糖 小さじ1/3
- 玉ねぎとにんじんはひと口大に切っておく。じゃがいもはひと口大に切って水にさらしておく。
- 鍋にサラダ油を熱し、豚ひき肉と1を炒める。
- 水を加えて食材がやわらかくなるまで煮る。
- 別の鍋にサラダ油小さじ2を加えて熱し、小麦粉を加えてダマにならないように炒めてブラウンルウを作る。
- 3に4とAを加えて、味をととのえる。
こいのぼり卵焼き
<材料…幼児2〜3人分>
- 卵 2個
- 砂糖 小さじ1/2
- 塩 少々
- みりん 小さじ1/2
- だし汁 小さじ1
- サラダ油 適量
【飾り付け】
- スライスチーズ 1枚
- 焼きのり 1枚
- ボウルに卵、砂糖、塩、みりん、だし汁を加えてしっかり混ぜ合わせる。
- 卵焼き器にサラダ油を熱し、1を薄く入れて手前から奥に向かって巻いていく。数回繰り返して成形する。
- 1.5cm幅に切り、片方に切れ目を入れてこいのぼりのしっぽ部分を切り取る。
- 白目用の丸いスライスチーズとうろこ用の三日月型、黒目用の丸い焼きのりをハサミで切って作る。
- 3にスライスチーズ、焼きのりの順にのせる。
野菜のテリーヌ
<材料…幼児2人分(9cmのパウンド型)>
- にんじん 30g
- オクラ 2本
- コーン 大さじ1
- 水 250ml
- コンソメ 小さじ1
- 粉寒天 2g
【ソース】
- ケチャップ 小さじ1
- マヨネーズ 小さじ1
- にんじんは薄くスライスして、星型でくり抜く。オクラは小口切りにする。
- 1をやわらかくなるまでゆでる。
- 鍋に2とコーン、水、コンソメを加えて火にかけ、粉寒天を加えて1分程度煮る。
- パウンド型にラップをし、3を流し入れ冷蔵庫で30分以上冷やし固める。
- 固まったら型から取り外し、食べやすい大きさに切る。
- ケチャップとマヨネーズを混ぜ合わせたオーロラソースを添える。
幼児と一緒に楽しむこどもの日の過ごし方
こいのぼりやかぶとを飾る以外にも、何かしてあげたほうがいいのかな?と思いつつも、どうやって過ごせばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
こどもの日の定番の飾り付け以外に、子どもと一緒に楽しんで過ごす方法を紹介します。
親子で作る楽しい料理
子どもと一緒にごはんを作ったりおやつを作ったりして、料理を楽しむのもよいでしょう。
子どもにとって料理は新鮮で楽しく、ママやパパと一緒に楽しめる食育のひとつです。食材を自分で触れて調理することで、食の体験が広がり食べる意欲につながります。
自分で作った料理はいつもよりおいしく感じられて、パクパク食べてくれるかもしれません。
食中毒の予防のためにも、料理の開始前にはしっかり手を洗ってから作り始めましょう。
こどもの日の食卓を彩るデコレーション
特別感を演出するために、普段とは違ったデコレーションを取り入れてみるのもおすすめです。華やかなデコレーションにしたい時は、こいのぼりやかぶとの形に成形したり、果物やあられなど鮮やかな色の食材を使ったりすると豪華に仕上がります。
簡単に普段と違う雰囲気を味わいたい場合は、お皿1枚に盛り付けるワンプレートの料理にするだけでも特別感を楽しめるのでおすすめです。
子どもの日こそ楽しい食育を!
5月5日のこどもの日は、子どもの健やかな成長や幸せを祈る日。子どもの成長を祈って、普段とは違う特別な料理を取り入れてみるのもおすすめです。
子どもと一緒に料理をすると食べ物を大事にする感謝の心が育まれたり、食べる意欲が湧いたりするメリットもあるのでぜひこの記事を参考にして、こどもの日こそ楽しい食育を取り入れてみてくださいね。
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