幼児食で人気のれんこんレシピ10選|食物繊維たっぷりで大人も楽しめる

子育て

食物繊維たっぷりのれんこんは、その独特の食感などが大人にも子どもにも人気の食材です。

今回は、れんこんをよりおいしく食べるコツや、家族みんなで楽しめるさまざまなレシピなどを紹介します。記事を参考に、幼児食のレパートリーを広げましょう。

幼児食のれんこんレシピをおいしく仕上げるコツ

幼児食のれんこんをおいしく仕上げるコツを2つ紹介します。れんこんをもっとおいしく感じてもらうために、チェックしてみてくださいね。

食感が変わる!あく抜きの方法を使い分けよう

れんこんをおいしく仕上げるために、あく抜きをしましょう。あく抜きの方法で食感が変わるので、料理によって使い分けてくださいね。

初めに、れんこんは切ってすぐに、水か酢水にさらしてあくを抜きます。切ってそのまま放置すると、茶色く変色してしまうので見栄えも悪くなります。

れんこんは、水にさらしてあく抜きをすると、調理後はほっくりとした食感になります。煮物の場合にぴったりなあく抜き方法です。

反対に、酢水につけてあく抜きをすると、シャッキリとした歯ごたえのある食感に仕上がりますよ。さらに、酢水の場合は、みずよりも茶色く変色しにくいので、白さや食感を大切にしたい「サラダ」「ちらし寿司」に使うときは、こちらがおすすめです。

料理に合わせた切り方を選ぶ

れんこんは、カットする厚さによって食感が変わります。また、繊維に沿って切るか、繊維を断つように切るかでも食感に変化が生まれるでしょう。

れんこんを厚く切ると、ホクホクした食感になるので煮物やフライにおすすめです。反対に薄く切るとシャキッとした食感になり、きんぴらやれんこんチップスを作るときにぴったり。

また、れんこんを繊維に沿って切ると、歯ごたえある食感になり炒め物に使うと食べごたえのある料理に仕上がります。

繊維を断つように切ると、少し柔らかさのある食感になり、ホクホクとした天ぷらを作りたい時に適しています。このとき、乱切りにすると、切り口の表面積が大きくなって味がしみやすくなりますよ。筑前煮のように、食材に味をしみこませたい場合に試してみてください。

幼児食に人気のれんこんレシピ10選

大人が食べてもおいしい人気のれんこん幼児食レシピを10通り紹介します。お好みのレシピを見つけてみてください。

れんこんと挽肉の炒め煮

豚ひき肉を使ったれんこんレシピです。れんこん以外の野菜も組み合わせてボリュームたっぷりの食べごたえがあるメニューです。

これ1つでも、たんぱく質・ビタミン・ミネラルが補えるので、料理に時間をかけられない方にもおすすめです。

【材料(2人分)】

  • 豚ひき肉 100g
  • れんこん 150g
  • にんじん 50g
  • 大根 50g
  • ごぼう 50g
  • 油 大さじ1
  • ★だし汁 300cc
  • ★しょうゆ 大さじ1
  • ★みりん 小さじ2
  • ★砂糖 小さじ1

【作り方】

  1. れんこん・にんじん・大根・ごぼうは皮をむいて1cm角に切る
  2. れんこん・ごぼうはさっと水にさらす
  3. 鍋にれんこん・にんじん・大根・ごぼうを入れ、水をひたひたになるまで加えて軟らかくなるまで約30分煮る
  4. フライパン等にサラダ油を熱し、豚ひき肉を炒める
  5. 肉に火が通ったら3と★を加え、時々混ぜながら強めの中火で煮る
  6. 煮汁が無くなったら完成

参考:根菜と挽肉の炒め煮☆離乳食完了期・幼児食|cookpad

れんこんのきんぴら

「あと1品欲しい」という時にぴったりな副菜メニューです。まとめて作って冷凍することも可能。汁気が出にくいので、お弁当のおかずとしても大活躍します。

【材料(2人分)】

  • れんこん 150g
  • にんじん 50g
  • ごま油 大さじ1
  • ★砂糖 大さじ1
  • ★みりん 大さじ1
  • ★めんつゆ 大さじ2
  • ★酒 大さじ3

【作り方】

  1. れんこんとにんじんを厚さ2ミリのイチョウ切りにそれぞれ切る
  2. れんこんはさっと水にさらして、あく抜きする
  3. 熱したフライパンにごま油をひき、1を入れ中火で5分程炒める
  4. れんこんとにんじんがしんなりしてきたら、★調味料を入れて全体に絡める
  5. 火を止めてアルミホイルやクッキングシートで落し蓋をして冷ましながら味をしみこませる

参考:蓮根のキンピラ|cookpad

れんこんチーズ

れんこんとチーズだけで作るシンプルな料理。手軽に作れて、カルシウムも補えるのが嬉しいポイントです。おやつにもおすすめです。

【材料(2人分)】

  • れんこん 150g
  • サラダ油 小さじ1
  • ピザ用チーズ 30g

【作り方】

  1. れんこんを2mmのイチョウ切りにして、さっと水にさらす
  2. フライパンにサラダ油を引いて中火で炒める
  3. れんこんが焼けたらチーズを均一に振りかけ、チーズが溶けたら火を止める

参考:幼児食にもおつまみにも◎レンコンチーズ|cookpad

のり塩れんこんチップス

パリッとした軽い食感と、のりの風味が食欲をそそるメニューです。ポテトチップスのように手づかみで食べやすいので、ぜひおやつの時間に作ってみてくださいね。

【材料(2人分)】

  • れんこん 150g
  • 片栗粉 大さじ1
  • サラダ油 適量
  • ★青のり 1g
  • ★塩 小さじ¼

【作り方】

  1. れんこんは厚さ2mmの輪切りにして、さっと水にさらして水気をクッキングペーパーでふきとる
  2. れんこんに片栗粉をまぶす
  3. フライパンに底から1cmの高さのサラダ油を入れて160°Cに熱し、1のれんこんを入れて薄いきつね色になるまで揚げる
  4. れんこんが熱いうちに★をまぶす

参考:つい手が止まらなくなる♪のり塩れんこんチップス|DELISH KITCHIN

えびとれんこんの春巻き

れんこんのシャキシャキとプリッとしたえびの食感が楽しい春巻きです。たんぱく質が補えるので、メイン料理におすすめの一品。

【材料(2人分)】

  • 春巻きの皮 6枚
  • むきえび 150g
  • れんこん 150g
  • 長ねぎ 10cm
  • サラダ油 適量

★調味料

  • 酒 大さじ1
  • 塩 小さじ1/4
  • 片栗粉 大さじ1

★水溶き薄力粉

  • 薄力粉 大さじ1
  • 水 大さじ1

食べるとき

  • 醤油 適量

【作り方】

  1. ねぎをみじん切りにする
  2. れんこんは粗みじん切りにしてさっと水にさらして水気を切り、キッチンペーパーで水気をふきとる
  3. えびは背腸を取って水洗いし、キッチンペーパーで水気をふきとってから包丁で叩いてペースト状にする
  4. ボウルにえび・ねぎ・調味料を入れて粘りが出るまで混ぜる
  5. れんこんを加えて混ぜる
  6. 小さなボウルで水溶き薄力粉の材料を混ぜる
  7. 春巻きの皮を1枚ずつ取って角を下にしておき、5の1/6の量をのせ、手前から巻き、巻き終わりに水溶き薄力粉をぬってとじる
  8. フライパンに底から2cm程度のサラダ油を入れて160℃に熱する
  9. 春巻きを入れて焼き色がつくまで約3分揚げ、裏返して焼き色がつくまで約3分揚げる
  10. 器に盛ってしょうゆを添える

参考:お箸がすすむ♪えびとレンコンの春巻き|DELISH KITCHIN

つくねのれんこんはさみ焼き

食べごたえ抜群の「つくねとれんこんのはさみ焼き」。ひき肉メニューのバリエーションを広げたい方にぴったりですよ。大人もおいしく食べられるので、子どもと一緒に楽しんでくださいね。

【材料(4人分)】

  • 鶏ひき肉 200g
  • 卵 1個
  • 木綿豆腐 50g
  • パン粉 70g
  • にんじん 50g
  • 玉ねぎ 100g
  • しいたけ 50g
  • れんこん 250g
  • 塩 小さじ¼
  • サラダ油 大さじ1
  • ★砂糖 大さじ1
  • ★みりん 大さじ2
  • ★醬油 大さじ2
  • ★酒 大さじ3

【作り方】

  1. れんこんを厚さ4mmの輪切りにして、さっと水にさらしキッチンペーパーでしっかり水気をとる
  2. にんじん・玉ねぎ・しいたけはみじん切りにしておく
  3. ひき肉・卵・片栗粉・塩・みじん切りにした2.と、木綿豆腐・パン粉をボールに入れて混ぜる
  4. 3をれんこんの穴までしっかり詰めるようにして、挟んでいく
  5. サラダ油大さじ1をフライパンにひいて、中火で両面軽く焼き目が付くまで焼く
  6. ★の材料をフライパンに入れて蓋をして中まで火を通す

参考:幼児食〜OK☆ つくねの蓮根はさみ焼き|DELISH KITCHIN

れんこんと桜えびの落とし揚げ

桜エビのピンクが色鮮やかなれんこんと桜えびの落とし揚げ。れんこんをすりおろして使うので、柔らかい食感に仕上がります。幼児でもパクパクと食べやすいレシピです。

【材料(2人分)】

  • れんこん 200g
  • 乾燥桜えび 大さじ2
  • 青のり 1g
  • 天ぷら粉 大さじ3
  • 水 大さじ1
  • サラダ油 適量
  • 塩 ひとつまみ

【作り方】

  1. れんこんは半量はすりおろし、残りは5mm角に刻んでさっと水にさらす
  2. ボウルにサラダ油以外の材料を全て入れて混ぜる
  3. 鍋に底から2cmの高さまでサラダ油を入れて170℃に熱し、2をスプーンで落とし入れ、きつね色になるまで約3分揚げる
  4. ひとつまみ塩をかける

参考:天ぷら粉で!れんこんと桜えびの落とし揚げ|DELISH KITCHIN

れんこん餃子

皮を使わずに、れんこんでタネを包んだ変わった餃子レシピです。シャキッとした食感をより強く楽しめます。大人のおつまみにもなるので、たくさん作ってストックしておくと便利です。

【材料(2人分)】

  • 豚ひき肉 200g
  • れんこん 100g
  • ニラ 1/2束
  • 薄力粉 適量
  • ごま油 大さじ½

★調味料

  • 酒 大さじ1
  • しょうゆ 大さじ1/2
  • オイスターソース 大さじ1/2
  • おろししょうが 小さじ1
  • おろしにんにく 小さじ1/2

【作り方】

  1. れんこんをスライサーで薄切りにしてさっと水にさらし、キッチンペーパーで水気をふく
  2. ニラは根元を少し切り落としてみじん切りにする
  3. ボウルに豚ひき肉・ニラ・★を入れて粘りが出るまで混ぜる
  4. れんこんの片面に薄力粉を薄くまぶし、3を等分にのせて半分に折りたたむ
  5. フライパンにごま油を入れて熱し、4を入れて焼き色がつくまで中火で焼く
  6. 裏返して肉に火が通るまで約3分焼く

参考:シャキッと食感!れんこん餃子|DELISH KITCHIN

鮭とれんこんの炊き込みごはん

れんこんのホクホクした食感がおいしい炊き込みご飯のレシピです。鮭が入ってたんぱく質も補えるので、準備に時間をかけづらい朝食に出しても良いですね!

【材料(4人分)】

  • 米 2合
  • 水 2合分
  • 無塩鮭 2切れ
  • れんこん 200g
  • にんじん 100g
  • 2倍濃縮めんつゆ 大さじ2
  • 酒 大さじ1

【作り方】

  1. 米を洗い、30分ほど浸水させる。
  2. 蓮根を1センチ角の角切りにして水にさっとさらし、ざるにあげる
  3. 人参を千切りにする
  4. 釜に米と2合の目盛まで水を入れ、全ての具材と調味料を加え炊飯する。

参考:めんつゆで簡単!鮭と蓮根の炊き込みごはん|cookpad

磯辺れんこん餅

もちもちとした食感がクセになるれんこん餅のレシピです。成形するとき、子どもに手伝ってもらって一緒にクッキングするのも楽しいですよ。

【材料(2人分)】

  • れんこん 150g
  • 片栗粉 大さじ2
  • 塩 ひとつまみ
  • 焼きのり 1/4枚
  • サラダ油 大さじ1

★調味料

  • 酒 大さじ1/2
  • みりん 大さじ1/2
  • 砂糖 小さじ1/4
  • しょうゆ 大さじ1/2

れんこんにまぶす用

  • 片栗粉 適量

【作り方】

  1. れんこんは4枚を厚さ2mmの輪切りにし、水にさらしてキッチンペーパーで水気をふき、片面に片栗粉を薄くまぶす
  2. 残りのれんこんをすりおろし、軽く水気を切る
  3. 焼きのりをキッチンバサミで4等分に切る
  4. ボウルにすりおろしたれんこん・片栗粉・塩を入れて混ぜる
  5. 4等分に丸めてそれぞれを厚さ1cmほどに成形し、薄切りにしたれんこんを片栗粉の面を下にしてのせて軽くおさえる
  6. フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、れんこんの面を下にして並べ、焼き色がつくまで焼く
  7. 上下を返し、中に火が通るまで3分ほど焼いたら★を加えて煮からめる
  8. 焼きのりを巻く

参考:もっちり食感にハマる♪磯辺れんこんもち|DELISH KITCHIN

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幼児食にも使える食材「れんこん」の特徴

ここでは、幼児食にも使える「れんこん」の特徴について解説します。特徴をおさえて、料理の中に上手に取り入れてみましょう。

節の順でシャキシャキからもっちりに食感が変わる

れんこんは、節によって食感が違います。小さく細い部分は、芽に近い若い節で、シャキシャキした食感が特徴です。サラダやきんぴらにおすすめ。

反対側の大きく育った節は、でんぷん質が多く繊維質もあり、じっくり火を通すともっちりとした食感になります。煮込み料理をするとおいしくなりますよ。

真ん中あたりの節は、シャキシャキの食感・もっちりした食感の両方が楽しめます。まるまるとした節なので、はさみ焼きのようなれんこんの形を活かした料理にしてみましょう。

食物繊維・糖質がたっぷり取れる

れんこんには食物繊維と糖質が豊富に含まれています。食物繊維は便のかさをふやしたり、腸内の善玉菌の餌になったりするため、腸内環境を整えて便秘の予防に効果的です。

また、糖質が多いため、もちもちとした食感が楽しめるのも特徴です。糖質は、体を動かすエネルギー源になるため、活動量が増えてくる幼児には嬉しい栄養素です。

どんな調理方法とも相性が良い

れんこんは、淡白な味わいなので和・洋・中のどんな味付けとも相性が良いのが特徴です。組み合わせる食材を選ばず、さまざまな料理に活用できるので、食感やボリュームを増やしたい時に加えても良いですね。

いつもの料理に加えるだけで、印象が変わるので「レシピがマンネリしてきた」と悩む方は、ぜひ取り入れてみてください。

幼児食のれんこんレシピでよくある質問

最後に、幼児食のれんこんレシピでよくある質問についてまとめました。気になることがある方は、チェックしてから料理を作ってみてください。

れんこんは何歳頃から食べてもよいの?

れんこんは、早ければ生後9ヶ月頃から食べられます。そのため、幼児食に取り入れても問題ありません。

ただし、幼児はまだまだ噛む力が未熟なので、固さや食感などは食べやすくなるよう調整してあげましょう。まだ歯が生えそろっていない子どもの場合は、すり下ろしたり細かく刻んだりして調理するのがおすすめです。

作った料理は冷凍保存はできる?

れんこんを使用した料理は、冷凍保存してもおいしく食べられます。冷凍保存する場合は、料理を作った後、しっかり冷ましてから冷凍しましょう。温かいまま冷凍すると、容器や袋に蒸気が付いて料理が傷みやすくなりますよ。

また、温かいまま保管すると、冷凍庫内温度が上昇します。他に保管している食品が劣化する可能性もあるので、注意が必要です。

冷凍保存した料理は衛生面を考慮して、2週間を目安に早めに食べ切るようにしましょう。

アレルギーが起こることはあるの?

初めてれんこんを食べるとき、アレルギーが起こる可能性もあるため、子どもの様子を見守りましょう。最初は少量与えてみてから、問題ないことを確認します。

吐き出したり、体にかゆみがでたりするなど違和感を訴える場合はすぐに中止します。かかりつけ医の小児科に相談して、指示を仰ぎましょう。

幼児食にれんこんレシピを取り入れてみよう!

れんこんは、食物繊維や糖質を多く含んでいて栄養価が高く、様々な料理とも相性が良いのが特徴です。使い勝手が良く、幼児食にもおすすめです。今回は、大人もおいしく食べられるれんこんレシピをまとめて紹介しました。料理のレパートリーに困っている方は、ぜひお試しくださいね。

ただし、下処理や子どもの食べやすい大きさ・硬さに配慮して調理する必要があるため、忙しい時は、調理を負担に感じてしまうこともあるでしょう。

そのようなときには、mogumoの幼児食冷凍宅配サービスを活用してみましょう。mogumoでは、管理栄養士が監修した幼児向けのメニューを多数取り揃えています。湯せんや電子レンジで温めるだけで食べられてとっても便利。冷凍保存ができるので、ストックしておくこともできますよ。

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