幼児食が始まり、1人で食べるということに興味を持ち始めたら、食器にもこだわりたいものです。ただ、食器といっても様々な素材やデザインがあり、どれを選べばいいか迷いますよね。
そこで、本記事では幼児食に適した子ども用の食器の選び方を解説していきます。最後には、幼児食を食べ始めた子どもに最適なおすすめの食器も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
幼児食に適した食器の選び方
幼児に適した食器を選ぶ際には、素材の安全性、形状の使いやすさ、魅力的なデザインが重要です。子どもが食器を使うことで食事に興味を持ち、食事を楽しめるようなアイテムを選びましょう。
ここでは素材別の食器の特徴と、子どもが使いやすい形状のポイントについて詳しく説明します。
【素材別】幼児用食器の特徴
様々な素材の食器が売られている中で、幼児食に適した素材の食器があります。
- プラスチック・メラミン製の食器
- 陶器製の食器
- 木製・竹製の食器
プラスチック・メラミン製の食器
プラスチックやメラミン製の食器は軽くて割れにくいため、幼児食には最適です。
さらに色鮮やかで、多彩なデザインが施されたものは、子供の食事の興味を引き出します。
ただし、プラスチック・メラミン製の食器は色や匂い移りしやすいという欠点があるので、カレーやミートソースなど色や匂いの強いものは避けて使うといいでしょう。
陶器製の食器
陶器製の食器は、匂い移りや色移りが少なく、使う料理を選ばないことがメリットです。
また、子どもが持つにはすこし重たいのですが、安定感があるため、食事中のひっくり返しを防ぐことができます。
ただし、陶器製の食器は落とすと簡単に割れてしまうので、取り扱いには注意が必要です。気をつけていても割れてしまうことがあるので、常に怪我をする危険性が付きまといます。
木製・竹製の食器
木製や竹製の食器は自然素材の温もりがあり、軽量で持ちやすく、優しい手触りが特徴。
また、落としても割れにくく耐久性に優れていますが、水に弱いので、使用後はしっかり乾燥させる必要があります。
プラスチック・メラミン製の食器と同様に、色や匂い移りしやすいので注意が必要です。
食器の形状と子どもの使いやすさ
普段私たちは箸を使って食事をするため、食器の形状を気にしたことがないかもしれません。
しかし、箸が使えない子どもはスプーンやフォークをつかって食事をするため、食器の形状によってはうまくすくうことができません。
では、すくいやすい形状とはどんなものなのか解説していきます。
すくいやすい形状の重要性
子どもが自分で食事をしやすいように、スプーンですくいやすい形状の食器を選ぶことが大切です。
- 広めの縁がついている食器
- 重量感があり安定した、深めの食器
- 食器の内側にかえしがある食器
広めの縁がついていることで手で支えやすく、食器の内側にかえしがあるとすくった時に食べ物が自然とスプーンに乗るので最後の一口まで食べることができます。
また、程よい重量感があればすくったときにぶれることがなく、強い力が加わってもひっくり返しを防ぐこともできるのです。
すくいやすい食器を使用することは、たくさん食べてくれるようになるだけでなく、自分で食べられるようになると食事の時間を楽しめるようになります。
食器のデザインが子どもの食事に与える影響
子どもの食事において食器のデザインは、単なる見た目以上の重要な役割を果たします。
色や形、キャラクターなどの要素が子どもの食への興味や食事の楽しさを引き出すため、適切なデザインの選択が重要です。
魅力的なデザインの選び方
子ども用食器を選ぶ際に、興味を惹く魅力的なデザインを選ぶというのも大事な要素です。
子ども用の食器として売られているものは、キャラクター物が比較的多いイメージがありますよね。しかし、キャラクター物の食器には利点がある一方で、欠点もあります。
ここでは、キャラクター物の利点と欠点や、食器のカラーとデザインが影響を与える要素について解説していきます。
キャラクター物の利点と欠点
キャラクター物の食器は子どもの食への興味を引き出し、食事の時間を楽しくするという利点があります。
また、「子どもがごはんを食べてくれない」という悩みに対して、キャラクターが食器の底に描かれている物を使えば、キャラクターを見るために最後まで食べるよう促すことができます。
しかし、子どもが特定のキャラクターに執着すると、他の食器を使わなくなってしまったり、そのキャラクターに気を取られて食事が進まなくなったりする可能性も。
キャラクター物の食器は成長に合わせて上手に使っていきましょう。
食器のカラーとデザインの重要性
明るく楽しいカラーの食器は、食事の時間をより楽しくします。
大人でも、食器が色鮮やかであったり、素敵なデザインの食器で食事をすると食欲が湧いてきたり、より美味しいと感じることがあるでしょう。
色とりどりの食器や、特別感のあるデザインの食器は視覚的にも魅力があり、子どもの食への関心を高める効果が期待できます。
食器の機能性と便利さ
食器の機能性も重要な選択基準です。電子レンジ対応の食器であれば、そのまま電子レンジにかけることができ、用意する手間が省けるだけでなく、洗い物を減らすことができます。
また、食洗機対応であれば、食器洗いを食洗機に任せることができるので、日常的な使用における便利さを考慮することが、忙しい家庭にとっては特に重要です。
電子レンジ・食洗機対応の食器
忙しいときは、電子レンジや食洗機に対応した食器があると家事がとても楽になります。
電子レンジや食洗機に対応しているか、取扱説明書や食器の裏面に記載されていればいいのですが、記載がなくわからない時がありますよね。
以下、簡単にまとめていますので参考にしてください。
使用できるもの | 使用できないもの | |
電子レンジ | ・陶器製の食器・耐熱性プラスチック容器・シリコン容器・耐熱性ガラス | ・金、銀メッキのもの・メラミン食器・漆器・耐熱性のないガラス・木製、竹製の食器 |
食洗機 | 上記と同じ | 上記のものに加えて、・軽く飛ばされやすい物 |
ただし、通常は電子レンジや食洗に使用ができない食器でも、特殊加工により使用可能な食器もあるので、取扱説明書をしっかり読んで使用するようにしてください。
電子レンジや食洗機に対応した食器を使用することで、食事の準備や後片付けの時間を短縮でき、日々の生活をより快適にします。
幼児食器のおすすめ食器をご紹介!
ここでは、幼児食に適したおすすめの食器を5つ紹介します。
安全性、使いやすさ、デザインなど、様々な観点から選ばれたこれらの食器は、子どもの
食事の時間をより豊かに、そして楽しいものに変えてくれることでしょう。
森のジグソープレート
ジクソーパズルのような特徴的な形をした「アグニー」の「森のジグソープレート」は、3枚で1セットになっており、使い方は自由自在。
一見保管に場所をとりそうですが、使わない時は3枚のプレートを重ねコンパクトに収納することができます。
このプレートはビーチという木材を使用しており、質感はすべすべと滑らかで、木製ですが硬くて丈夫なのが特徴です。
また、職人さんが1つ1つ丁寧に削り出しているからこそできる「もぐもぐカーブ」を採用しているので、子どもが一人で食べる時にもスプーンでおかずがすくいやすくなっています。
木製なので、電子レンジ使用不可ですが、食洗機は使用可能です。
キッズディッシュ ベア
大人も子どもも見ているだけでワクワクする、くまさんシルエットがかわいいお皿です。素材はプラスチックにウレタン塗装を施した漆器で、電子レンジや食洗機にも対応しているのが嬉しいポイント。
手触りがスムースで、軽くて扱いやすく、何より子どもが落としても割れない素材がいいですよね。
また、専用のフタをつかえば食べ残しの保存ができ、積み重ねもできるので冷蔵庫内でスペースに困りません。
さらに、専用のフタは容器の下に敷くことで滑り止めとしても使えるので、ちょっと手が当たってお皿ごと床に…なんてことも防げます。
使わない時はスタッキングできるので収納が便利な点もおすすめポイントです。
参照元:KIDS DISH | tak
ハッピーマット
「ezpz」の「ハッピーマット」はランチマットとプレートが一体型になった画期的なデザインが特徴です。
食べこぼしをしっかりキャッチするだけでなく、平らなテーブルであればしっかり吸着して動かないのでひっくり返す心配もありません。
高品質で安全なシリコン素材を使用しており、劣化しにくく衛生的で、安心して子どもも使用できます。電子レンジ・冷凍・食洗機に対応しているので、家事の負担を楽にすることでしょう。
京焼の「こぼしにくい器」
京都の職人が1つずつ手作りしている「こぼしにくい器」は、料理の色が映える鮮やかな黄色が特徴です。内側にある”返し”のおかげで、小さな子どもも上手にすくって自分で食べることができます。
また、電子レンジ・食洗機対応で、さらにオーブンにも対応しており、オーブンを使った料理も作ることができるので料理の幅が広がりますね。
「子どもに割れるものをつかわせたくない」という気持ちはわかりますが、割れたら叱るのではなく、どうして割れてしまったのか一緒に考えることで、ものを大切に扱うことを学んでいくはずです。
もしも、お皿が割れたり欠けたりしても、金継ぎや銀継ぎでお直ししてもらえるので、長く使うことができ、割れたこともいい思い出になることでしょう。
参照元:京都府から 京焼の こぼしにくい器 | aeruオンライン直営店aeruオンライン直営店
みんなでたべよっ! 幼児セット 4点セット オーブン 電子レンジ 食洗機対応
「NARUMI」の「みんなでたべよっ!」は栄養士と育児用品の製造のプロが開発した子ども食器です。
1種類ずつサイズ感や重さ、形状など、子どもが食べやすいよう計算されており、乳児期から幼児期まで長く使うことができるのがポイント。
子どもが大好きな動物のイラストが描かれており、食事の時間を楽しくし、好き嫌いなく食べてほしいという願いが込められています。
また、割れにくい強化耐熱磁器テクノセラムという素材を使用しており、電子レンジ・食洗機・オーブンに対応しているのも嬉しいですよね。
参照元:みんなでたべよっ! 幼児セット 4点セット オーブン 電子レンジ 食洗機対応 (40433-33139)
上手に楽しく食べられる幼児食食器を活用しよう
本記事では、プラスチック・メラミン製、陶器製、木製・竹製という異なる素材の食器の特徴と、子どもが使いやすい形状やデザインについて解説してきました。
幼児食に使える食器選びは、安全性、使いやすさ、デザインが重要です。
さらに、電子レンジや食洗機対応などの機能性も重視すると家事の負担を軽減することができます。また、幼児食に適した5つのおすすめ食器も紹介してきましたが、これらは自宅用にはもちろん、プレゼント用にもぴったりです。
これらの情報を参考に、子どもの食事時間を豊かで楽しいものにするための最適な食器を選んでみてください。
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