スパイシーな香りで食欲をそそるカレー粉ですが「何歳から食べさせてもいいの?」、と疑問に思うママ・パパも多いのではないでしょうか。
カレー粉には唐辛子やブラックペッパーなど、辛みのある香辛料が多く使用されており、幼児食に使用するにはいくつか注意点があります。
この記事では、幼児食におすすめのカレー粉と人気のレシピを紹介します。幼児食にカレー粉を使用する際の注意や選び方も解説するため、参考にしてみてください。
幼児食にカレー粉が使えるのは何歳から?
カレー粉は離乳食のカミカミ期にあたる、9〜11ヵ月頃から食べることが可能です。幼児食に使用するカレー粉は、辛みが少なく添加物や塩分が少ないものを選びましょう。
生後9ヵ月〜2歳頃の味覚形成期にさまざまな食材や味を経験することで、味覚のトレーニングになります。
しかし、カレー粉には香辛料が多く含まれており、子どもにとって刺激の強い調味料の1つでもあります。
消化器官に負担を与えないように香りづけ程度に使用し、5歳くらいまでは大人の半量以下にとどめておきましょう。初めて与える際は耳かき1杯分からスタートし、徐々に量を増やして行くのがおすすめです。
3~5歳頃になると大人と同じカレー粉をたべられるようになりますが、大人用のカレー粉は辛みや塩分・添加物が多いため、摂り過ぎには注意しましょう。
以下は、年齢別にカレー粉を選ぶ時のポイントと注意点・おすすめのカレー粉についてまとたものです。カレー粉を選ぶ場合の参考にしてください。
ポイントと注意点 | おすすめのカレー粉 | |
1歳 | ・子ども向けのカレー粉を使用する ・初めは耳かき1杯程度から | ・S&B カレーの王子さま顆粒 ・はじめて食べるバーモントカレー |
2~3歳 | ・薄味にする ・甘口のものを選ぶ | ・無添加こどものためのカレールウ ・Smile&「はじめてのカレー」 |
4~5歳 | ・大人用の甘口カレー粉が食べられる ・中辛以上の辛さは使用しない | ・S&Bのセレクトスパイス・辛くないカレー ・S&Bの特製エスビーカレーロマパウダー ・S&B食品赤缶カレー粉 |
6歳以上 | ・大人と同じカレー粉が使用できる ・食べ過ぎや塩分 ・脂質の過剰摂取に注意する | ・ハウス バーモントカレー甘口 ・GABANカレーパウダー |
幼児食に使うカレー粉の選び方
幼児食に大人のカレー粉を使用してしまうと、辛すぎたり添加物が多く含まれていたりします。さらに、幼児期は体が急成長する時期のため、栄養バランスに注意しなければなりません。
普段の食事だけでは不足しがちな栄養素が含まれているカレー粉がおすすめです。こちらを参考に、子どもに合ったカレー粉を選びましょう。
甘口のものを選ぶ
子どもは唐辛子やブラックペッパーなど、辛みのある食材に慣れていないため甘口のものを選びましょう。
大人向けのカレー粉は刺激の強いスパイスが多く使用されており、子どもにとって刺激が強すぎます。子どもの消化器官は発達途中であり、辛みの強い香辛料は刺激が強く胃腸の負担になります。
さらに、子どもは味覚を感じる味蕾という器官が多く、大人よりも辛さを敏感に感じ取ります。幼児食に向けのカレー粉には「子ども用」や「1歳からの~」などの記載があるため、チェックしてみましょう。
添加物の少ないものを選ぶ
幼児食に使用するカレー粉は、添加物ができるだけ入っていない商品を選びましょう。添加物の過剰摂取は胃腸への刺激が強かったり、発がん性があったりするため注意が必要です。
カレー粉にはアミノ酸等の調味料や、増粘剤などが含まれている場合があります。添加物を確認する場合は、パッケージに記載されている、原材料の部分をチェックしてみてくださいね。
鉄分やカルシウムなどの栄養素が含まれているのものを選ぶ
幼児食に使用するカレー粉は鉄分やカルシウムなど、不足しがちな栄養素が含まれているものを選びましょう。幼児期は体が急成長する時期のため、栄養素をしっかりと摂取しなくてはなりません。
特に、血液のもとになる鉄分と骨を形成するのに必要なカルシウムは不足しがちといわれているため、積極的に摂取しましょう。
必要な栄養素が不足すると下記の症状が出てくる可能性があるため、注意が必要です。
- 全身の倦怠感
- 集中力の低下
- 免疫力の低下
- イライラしやすい
- 発達障害
幼児食におすすめのカレー粉5選
スーパーやインターネットでは、多くの種類のカレー粉が販売されており「どのカレー粉を選べばいいか分からない」という方も多いでしょう。
ここでは、幼児食におすすめのカレー粉を5つ紹介します。どれもスーパーで取り扱っている商品ばかりなので、ぜひお試しください。
※ 各商品の原材料などの詳細は、商品リンクからご確認ください。
ハウス食品「はじめて食べるバーモントカレー」
「はじめて食べるバーモントカレー」はくるみ以外の特定原材料7品目を使用していないため、食物アレルギーを持つ子どもに配慮されています。
幼児期に不足しがちなカルシウムも加えられているため、栄養バランスのよいカレー粉と言えるでしょう。
粉末タイプのため量の調節が簡単で、取り分けメニューを作る際にも活躍します。香りや見た目は本格的ですが、スパイスの刺激を抑えた、子どもも食べやすいおすすめのカレー粉です。
特徴 | 特定原材料7品目を使用していない・不足しがちなカルシウムを加えている |
アレルゲン | 豚肉・りんご |
商品ページ | ハウス食品公式サイト |
エスビー食品「カレーの王子さま」
カレーの王子さまは、アレルギー特定原材料等28品目を使用していない、幼児食におすすめのカレー粉です。
野菜のうま味でまろやかに仕上げてあり、刺激が少なく優しい味わいになっています。使用している野菜は、以下の通りです。
- かぼちゃ
- さつまいも
- じゃがいも
- 白菜
- 玉ねぎ
1箱4袋入りになっており、スティックタイプのため使いたい量だけ利用できる点も魅力です。
特徴 | 特定原材料等28品目不使用・粉末のスティックタイプ |
アレルゲン | ー |
商品ページ | エスビー食品公式サイト |
エスビー食品「赤缶カレー粉」
赤缶カレー粉は30種類以上の厳選されたスパイスやハーブで調合されており、老若男女問わず人気のカレー粉です。唐辛子やブラックペッパーなども入っているため、幼児食に使用する際は使用量に注意してください。
初めて使用する際は耳かき1杯程度から始め、少しずつ増やしていきましょう。子どもによっても辛みが好きな子・苦手な子がいるため、好みによっても使用量を変更してください。
赤缶カレー粉はアレルギー特定原材料等28品目を不使用のため、アレルギーのある子どもも一緒に食べられます。
特徴 | アレルギー特定原材料等28品目を不使用 |
原材料 | ターメリック、コリアンダー、クミン、フェネグリーク、こしょう、赤唐辛子、ちんぴ、香辛料 |
アレルゲン | ー |
商品ページ | エスビー食品公式サイト |
ハウス食品「バーモントカレー(甘口)」
CMでもお馴染みのりんごとはちみつのまろやかな甘さが特徴の、ハウスバーモントカレー(甘口)です。どのスーパーでも取り扱いのある定番のカレーのため、食べたことのある方も多いのではないでしょうか?
100%国産のりんごをペースト状にして加えており、自然な甘さを取り入れています。さらに、乳製品を加えてあるため、まろやかでコクがあるのが特徴です。
こちらの商品はカレールウのため、脂質や塩分などに注意しましょう。
特徴 | 100%国産のりんごペーストと風味豊かなハチミツ使用 |
アレルゲン | 小麦・乳成分・大豆 バナナ・鶏肉・豚肉・りんご |
商品ページ | ハウス食品公式サイト |
GABAN「カレーパウダー」
カレーで有名なハウス食品と、スパイスのGABANが共同開発したカレーパウダーです。20種類以上のスパイスやハーブを特徴に合わせて焙煎し、温度や時間をコントロールしています。
奥深い香りとコクを引き出した、本格的なカレーパウダーです。GABANのカレーパウダーはスパイス・ハーブが原料の100%占めており、添加物が入っていません。
特徴 | スパイス・ハーブ原料100% |
アレルゲン | ー |
商品ページ | ハウス食品公式サイト |
カレー粉を使ったおすすめの幼児食レシピ5選
ここではカレー粉を使ったおすすめの幼児食レシピを紹介します。どれも簡単なレシピなので、ぜひ参考にしてみてください。
カレーライス
カレー粉を使用して、ルウから手作りするカレーライスです。市販のカレールウは添加物が使用されている場合が多いため、気になる方はルウから手作りしてみてください。
【材料 (大人2人前+子ども2人前)】
- 豚肉 160g
- 人参 1/2本
- 玉葱 1個
- じゃがいも 2個
- 小麦粉 40g
- カレー粉 2g
- バター 15g
- 水 70cc
- 中濃ソース 10g
- ケチャップ 10g
- 塩 小さじ1/2
- 水 1L
- 固形コンソメ 1個
【作り方】
- フライパンにバターを入れ加熱して溶かし、小麦粉を入れて炒める
- 火を止めてカレー粉と水入れ、とろみが出るまで混ぜる
- 豚肉・人参・玉葱・じゃがいもを食べやすい大きさにカットする
- 鍋に水1Lとコンソメ・豚肉・人参・玉葱を入れて10分程煮る
- じゃがいもを加え、柔らかくなるまで煮る
- ルウを入れ15分程煮る
- 塩・ソース・ケチャップを加えて味をみて調節して完成
※カレー粉は炒めると辛みが増すため、加熱し過ぎに注意しましょう。
※きのこやブロッコリー・コーンなど、子どもの好きな野菜に変更するのもおすすめです。
タンドリーチキン
タンドリーチキンはヨーグルトも入っており、味がマイルドになるため辛みの苦手な子にもおすすめのメニューです。年齢や好みに合わせてカレー粉の量を調節してみましょう。
【材料(4人分)】
- 鶏肉もも 200g
- 塩 小さじ1/2
- こしょう 少々
- ヨーグルト(全脂無糖) 大さじ1
- ケチャップ 大さじ1
- カレー粉 小さじ1
- おろしにんにく 少々
【作り方】
- 鶏肉以外の材料をポリ袋に入れ混ぜ合わせておく
- 鶏肉をポリ袋に入れ、20~30分漬けておく
- 180℃に熱したオーブンで20~30分焼く
- 食べやすい大きさにカットして完成
※オーブンでの過熱が面倒な場合は、フライパンで焼いても問題ありません。火の通りが心配な方は、鶏肉をカットしてから漬け込んでフライパンで焼きましょう。
※タレが焦げ付きやすいため弱火で加熱し、しっかりと中まで火を通してください。
ドライカレー
リンゴやレーズンが入っているため、自然の甘さが楽しめるドライカレーです。野菜を全てみじん切りにするため、野菜嫌いな子でも食べやすくなっています。
【材料(6人分)】
- 米 2合
- バター 10g
- 豚ひき肉 100g
- 人参 1/2本
- 玉ねぎ 1/2個
- ピーマン 1個
- レーズン 10g
- りんご 1/4個
- 油 大さじ1/2
- カレー粉 小さじ1/2
- ケチャップ 小さじ2
- ウスターソース 小さじ1
- 塩 小さじ1/2
【作り方】
- 人参・玉ねぎ・ピーマン・りんごをみじん切りにしておく
- レーズンは水につけてやわらかくし、みじん切りにしておく
- 鍋に油をひき、ひき肉を炒める
- ひき肉の色が変わってきたら人参・玉ねぎ・ピーマン・りんご・レーズンを加えて炒める
- 火が通ったら塩・カレー粉・ケチャップ・ウスターソースを加える
- 2合分のお米を炊き、炊き上がったらバターを入れて混ぜておく
- ご飯と肉を混ぜ合わせて完成
※砂糖を使わずにりんごとレーズンの甘みを生かしたドライカレーです。りんごが無い場合は、りんごジュースで代用もできます。
たらのカレーフライ
魚が苦手な子どももカレー味にすることで、喜んで食べられます。揚げる際に油が跳ねるため、火傷に注意してください。
【材料(2人分+幼児1人分)】
- 鱈の切り身 3切れ
- 酒 適量
- カレー粉 小さじ1
- 小麦粉 大さじ3
- 片栗粉 大さじ1
- 水 60〜70cc
- 塩胡椒 適宜
- 油 適量
【作り方】
- 鱈の骨と皮を取り除き、食べやすい大きさにカットしておく
- 両面に軽く塩胡椒をしたら、酒を振りかけて10分置く
- ボウルにカレー粉・小麦粉・片栗粉・塩胡を入れて混ぜ、水を少しずつ加えながらとろみのある衣液を作る
- 鱈衣をつけて、揚げ油で揚げて完成
※余った衣液を使ってえのきやナスなどの、野菜フライも作れます。
※油跳ねが気になるようでしたら、キッチンペーパーで鱈の水分を取ってから衣を付けてみましょう。
カレーピラフ
ミックスベジタブルを使った彩の良いカレーピラフです。野菜も一緒に摂取できるため、栄養バランスのよいレシピといえます。
炊飯器に材料を全て入れて、スイッチを押すだけなので、フライパンやヘラなどの調理器具を使用せずに済みますよ。時短レシピでもあり、調理中は子どもとの時間に充てられるメリットもあります。
【材料(3~4人前)】
- 米 2合
- 水 2合分
- ミックスベジタブル 120g
- ベーコン 50g
- バター 10g
- カレー粉 小さじ3〜4
- 塩胡椒 適量
【作り方】
- 米を研ぎ規定より少なめの水を入る
- 材料を全て炊飯器に入れ炊く
- ご飯が炊けたら味をみながら塩胡椒をして味を整えて完成
幼児食のカレーなら宅配サービスもおすすめ◎
仕事や子育ての合間に、栄養バランスを考えて料理をするのは大変ですよね。毎日のご飯作りに、ストレスを感じているパパ・ママも多いのではないでしょうか。
そんな時には、幼児食の宅配サービスを活用するのがおすすめです。
ここでは、幼児食冷凍宅配サービスのmogumoのカレーメニューを紹介します。mogumoは管理栄養士監修の、栄養バランスを考慮して作られた幼児食なので、安心して使えます。。
mogumo「やさいの旨みがギュッとつまったチキンカレー」
やさいの旨みがギュッとつまったチキンカレーは、鶏肉とトマト・玉ねぎ・りんご・バナナなどの野菜の旨みが詰まったメニューです。具材はトロトロに溶け込んでいるので、まだ噛む力が心配な子どもにも安心して与えられます。
冷凍保存ができるので、いざという時のストックにもぴったりですよ。
内容量 | 100g |
調理方法 | ・湯煎の場合:冷凍パックのまま熱湯の中で、3分間程度温める。 ・電子レンジの場合:冷凍パックのまま、500Wで約3分程度温める。 |
対象年齢 | 1歳6ヶ月頃〜 |
価格 | ・8食セット:1食あたり543円 ・12食セット:1食あたり525円 ・18食セット:1食あたり478円 ※送料はエリアによって異なります。詳細はこちらをご覧ください。 |
栄養素 | エネルギー128kcal、たんぱく質4.6g、脂質7.7g、炭水化物10.0g、食塩相当量1.4g |
アレルゲン | 小麦・鶏肉・バナナ・豚肉・リンゴ |
【商品レビュー】
- 一歳5ヵ月でグルメ&少食な娘。カレーはレトルトは食べてくれません。
- しかしこのカレーはバクバクと食べてくれほぼ完食!残ったカレーを食べてみるとめちゃくちゃ美味しい!これはいい!と思い定期便を契約するきっかけとなりました。
- 普段あまり食べない子ですが、完食しました。レンチンで作れて簡単で、お昼など外遊びから帰ってすぐご飯!というときに便利です。
- 大人が食べてもとても美味しい味で子供も大好きで食いつき抜群です!忙しい時や楽したい時にも使えて大人にも子供にもいい商品です!
引用元:mogumo公式サイトより一部抜粋
mogumo「ほっぺがおちる! お子さまポークカレー」
ほっぺがおちる! お子さまポークカレーは、豚肉や牛乳のほか、りんごピューレ・粗ごしトマト・かぼちゃペースト・椎茸・人参ペーストなど、さまざまな野菜が入っているお子さまカレーです。
野菜は裏ごしかピューレ状になっているものが多いため、野菜嫌いな子どももパクパク食べられます。
野菜がたくさん入っているので「普段お肉ばかり食べてしまう」「野菜を食べてくれない」など、野菜不足が心配なママにおすすめです。
内容量 | 100g |
調理方法 | ・湯煎の場合:冷凍パックのまま熱湯の中で、3分間程度温める。 ・電子レンジの場合:冷凍パックのまま、500Wで約3分程度温める。 |
対象年齢 | 1歳6ヶ月頃〜 |
価格 | ・8食セット:1食あたり543円 ・12食セット:1食あたり525円 ・18食セット:1食あたり478円 ※送料はエリアによって異なります。詳細はこちらをご覧ください。 |
栄養素 | エネルギー162kcal、たんぱく質4.2g、脂質10.8g、炭水化物12.0g、食塩相当量1.6g |
アレルゲン | 乳成分・小麦・バナナ・豚肉・りんご |
【商品レビュー】
- 使い方に関して: 家に帰るのが遅くなって夕飯を作ってあげられない時にすぐチンして出せるので助かっています。しかもスーパーで売っている市販のレトルトと違い子供に優しく野菜もたくさん入っているので罪悪感なく出せます。
- 偏食な息子も食べられます!2歳の息子がいますが、偏食で野菜も嫌いな子ですがこちらのカレーはパクパク食べて完食してくれます!こちらもとても嬉しいです。
- 普段はキャラクターのレトルトカレーをあげてるのですが、こちらのカレーにしてからは明らかに食べるペースも早く、あっという間に完食してくれます!
引用元:mogumo公式サイトより一部抜粋
幼児食にカレー粉を使う際の注意点
カレー粉は簡単に味付けができ、便利な調味料ですがいくつか注意点があります。香辛料を含む調味料だからこそ、子どもの年齢や発達状況に合わせて使用しましょう。ここでは幼児食にカレー粉を使用する際の注意点を紹介します。
少量ずつ与える
カレー粉には唐辛子やブラックペッパーなど、辛み成分の強い香辛料が多く含まれているため小量ずつ与えていきましょう。
9ヵ月頃から使用できるカレー粉ですが、幼児の場合も初めの頃は香りづけ程度にしておきます。何度か与えてみて問題が無いようなら、小量ずつ増やしていきましょう。
アレルギー成分に注意する
カレー粉を選ぶ際にはパッケージを確認して、アレルギー成分に注意しましょう。特に、小麦粉や乳製品など、子どもがアレルギーを引き起こす食材が含まれている場合があります。
子ども向けのカレー粉には、パッケージの表に使用しているアレルギー原材料が書いてある場合が多く、分かりやすいのが特徴です。
一方、大人向けのカレー粉では原材料表にしか表記していない場合があるため、購入する際はパッケージ裏の原材料表を確認しましょう。
アレルギー特定原材料8品目 | えび・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生(ピーナッツ) |
アレルギー特定原材料に準ずるもの20品目 | アーモンド・あわび・いか・いくら・オレンジ・カシューナッツ・キウイフルーツ・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・マカダミアナッツ・もも・やまいも・りんご・ゼラチン |
幼児食にカレー粉を使う際のよくある悩みとその解決方法
幼児食では新たな食材を使用する際に、さまざまな疑問が出てくるでしょう。ここでは、幼児食にカレー粉を使用する際に、よくある疑問を紹介します。疑問や不安解決にお役立てください。
大人と同じカレー粉は使える?
大人と同じカレーは、3~5歳頃が与える目安といわれています。しかし、3歳までの子どもに大人のカレー粉が全く使えない訳ではありません。
大人のカレー粉は、香辛料が効いており胃腸への負担も大きいため、使用する際は量を調節しましょう。他の調味料を中心に、香りづけ程度に与え始めるのがおすすめです。
カレー粉を初めて使うときはどれくらいの量がベスト?
カレー粉を初めて使用する際は、香りづけ程度に抑えて耳かき1杯分から始めましょう。
離乳食や幼児食に利用する際は、できるだけ甘口のものか子ども向けのカレー粉を使用してください。その後、問題が無ければ少しずつカレー粉の量を増やしていきましょう。
幼児食にカレー粉を取り入れて料理のレパートリーを増やそう!
「なんだか最近、同じような味付けばかりになっている」という方は、ぜひカレー粉を試してみてください。カレー粉は簡単に味付けができ、離乳食や幼児食に重宝する調味料です。
しかし、大人向けのカレー粉は辛みが強く、幼児食の味付けには適しません。幼児食へは子ども向けのカレー粉や、甘口のカレー粉を使用しましょう。
カレー粉を使って料理のレパートリーを増やすと、いつもと違う味付けに子どもたちも喜んでくれますよ。苦手な食材もカレー味にすることで「食べられた!」という場合も多くあります。
子ども向けのカレー粉を取り入れて、楽しい食卓を演出してみてください。
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