2歳の子どもの下痢は、風邪や消化不良などさまざまな要因によって引き起こされます。子どもに下痢の症状がある時は、体に負担がかからないような食事を意識しておくとよいでしょう。
2歳の子どもが下痢の時は、「どんな食べ物を選べばいい?」「食事はどうすればいい?」「おすすめのレシピは?」など気になる方も多いのではないでしょうか。
今回は、2歳の子どもが下痢をしている時の食事のポイントやおすすめの食品、下痢の時におすすめのレシピなどについて紹介します。
2歳の子どもが下痢の時|食事で注意すべきポイント

2歳の子どもが下痢をしている場合、普段と同じ食事を取ると体に負担がかかってしまう恐れがあります。無理に食べさせず、子どもの体調を見ながら食べやすいものを与えてあげましょう。今回は、2歳の子どもが下痢の時に意識したい食事のポイントを紹介します。
水分をしっかり補給する
下痢が続くと脱水状態になりやすいため、水分をしっかり補給することが大切です。体調不良で食事が取れない時は、特にこまめに水分を取るよう意識しておきましょう。
2歳の子どもは大人に比べて体に占める水分の割合が多く、少しの下痢や嘔吐でも脱水状態になりやすい傾向があります。また子どもは喉の渇きを上手に伝えられず、気付かないうちに脱水状態に陥ってしまう可能性もあるので注意が必要です。
水分補給には、水やお茶を基本として与えましょう。下痢が続いている場合は、一時的に子ども用経口補水液を取り入れるのもおすすめです。
消化によい食品を選ぶ
2歳の子どもに下痢がある場合は、消化によい食品を選ぶことも重要です。消化によい食べ物は食後の体に負担がかかりにくいので、体調不良時の食事にも向いています。
消化によい食品は体内で消化にかかる時間が短く、胃腸への負担も少ない特徴がある食べ物です。子どもに下痢の症状がある場合は、やわらかい食べ物や油分の少ないもの、刺激の少ないものなど消化によい食べ物を食事の中で取り入れるとよいでしょう。
調理法にも注意!
2歳の子どもが下痢の時は、食べ物以外にも調理方法での工夫も必要です。体に負担をかけないように消化をサポートするためにも、蒸したりやわらかく煮込んだりするような調理法を選びます。胃腸に負荷のかかる、油を多く使った調理法は避けましょう。
また、食材は小さめに切ったりペースト状にしたりすると、消化にかかる時間が短縮できるのでおすすめです。食事を用意する際は、できるだけ体に負担のかからない調理方法からレシピを選ぶのもよいでしょう。
受診した場合は医師の指示に従う
2歳の子どもの下痢が続いている場合や嘔吐も一緒に伴う場合は、病院を受診することも大切です。受診時には下痢がある時の過ごし方や食事など、どのように対応すればよいかアドバイスをもらって指示通り過ごすことを意識しましょう。
自己判断で食事を制限したり経口補水液を与えすぎたりしてしまうと、体調不良が悪化してしまう恐れもあります。自分で判断せずに、気になることがあれば医師に相談してみましょう。
2歳の子どもが下痢の時|どんな食品を選べばよい?
2歳の子どもが下痢の時は、消化によい食べ物やこまめな水分補給が重要です。とはいえ一体どんな食品を選べばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回は下痢の時におすすめの食べ物を選ぶコツを紹介します。避けた方がいい食べ物や下痢の時に向いている食べ物の特徴を知って、食事を用意する際に役立ててみてくださいね。
脂っこい食材は控える

2歳の子どもが下痢の時は、脂肪分が多く含まれている脂っこい食材は控えましょう。脂っこい食材は消化が遅く、胃腸に負担がかかりやすいので体調がすぐれない時には向いていません。下痢や消化不良がある時で脂っこい食材を与える場合は、少量にすることを意識しておきましょう。
<脂っこい食べ物>
- 脂身の多い肉類(豚バラ肉や牛カルビ、サーロインなど)
- フライドポテトやからあげなどの揚げ物
- ハムやウインナーなどの加工品
- ピザやハンバーガーなどのファストフード
- バターや生クリームなどの乳製品 など
食物繊維が多いものは避ける

2歳の子どもに下痢の症状がある場合は、食物繊維が豊富な食べ物を避けておくのもよいでしょう。
食物繊維は、腸の動きを活発化させて便通を促す働きがあります。下痢の時は、普段と比べて腸が過敏になったり動きが過剰になっていたりするため、食物繊維を取りすぎると下痢を悪化させてしまう恐れがあります。
特に、不溶性食物繊維が多い食べ物には注意が必要です。不溶性食物繊維は消化されにくく、腸内で膨らんでガスを発生させることがあるため避けておくとよいでしょう。
<食物繊維が多い食べ物>
- ごぼう
- ひじき
- 玄米や雑穀米
- 全粒粉パン
- オートミール など
糖質・たんぱく質が補えるものを選ぶ

下痢が続いていると体内の水分量が減って、体力が落ちてしまいます。エネルギーを補給するためにも、糖質やたんぱく質が補える食品を選ぶのも大切です。
糖質は活動のためのエネルギー源となり、体力を維持するために必要な栄養素です。また、たんぱく質は腸内で吸収される際に便を固めてくれる役割が期待できます。下痢の時には、適量を取り入れるとよいでしょう。
たんぱく質が豊富な食材を選ぶ際は、脂肪分が少なく消化に時間がかからない食べ物から選ぶのもポイントです。
<糖質・たんぱく質が補える食べ物>
- おかゆやうどん
- バナナやすりおろしたりんご
- 卵
- 鶏ささみ
- 豆腐 など
やわらかいものがおすすめ

やわらかい食材は消化が速い特徴があります。2歳の子どもに下痢がある場合は、胃腸への負担が少ないやわらかい食材を取り入れるのもよいでしょう。
やわらかい食べ物とは、食材そのものがやわらかい場合だけでなく、加熱することでやわらかい食感に変わるものも含まれます。2歳の子どもに下痢がある場合はやわらかい食材を選んだり、食べ物がやわらかくなる調理法を取り入れたりするのもよいでしょう。
<やわらかい食べ物>
- おかゆ
- 豆腐
- バナナ
- スクランブルエッグ
- 煮込んだ野菜類 など
2歳の子どもが下痢の時|おすすめと避けるべき調理法

2歳の子どもが下痢の時は、胃腸に負担がかからないような食事が大切です。子どもに食事を用意する際は、下痢の時におすすめの調理法や避けるべき調理法を理解しておきましょう。
下痢の時には煮る・蒸す・ゆでるなどの調理法を取り入れて、食材をしっかりやわらかく加熱する方法がおすすめです。これらの調理法は油を使わないため消化がよく、体への負担も減らせます。
しかし、揚げる・炒める・揚げ焼きなどの油をたっぷり使った調理法は、下痢の時の食事には向いていません。脂肪分が多いと胃腸に負担がかかりやすくなってしまうため避けましょう。
2歳の子どもが下痢の時の食事レシピ5選

下痢の時の食事のポイントは理解できても、実際にどんな料理を作ればいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。今回は2歳の子どもが下痢の時におすすめの食事レシピを5つ紹介します。
卵がゆ
「卵がゆ」はやわらかい食感で消化がよく、胃腸に負担をかけにくいので下痢の時の食事に向いています。だしの風味を活かしたシンプルな味付けなので、食欲がなくても美味しく食べられます。
【材料 1〜2人分】
- お米 1/2合
- 水 600ml
- 和風顆粒だしの素 小さじ1杯
- 卵 1個
【作り方】
- お米は洗って分量の水を入れ、沸騰するまで強火で煮る。沸騰したら弱火にし、水分が少なくなるまでよく煮込む。
- 和風顆粒だしの素を入れ、よく混ぜる。溶き卵を回し入れて中火にし、再びよく混ぜる。
- 卵に火が通れば出来上がり。
※塩分控えめなので、足りなければ塩を足して食べてください。
ミルクポトフ
「ミルクポトフ」は下痢の時に不足しがちな水分を食事からも摂取できるメニューです。牛乳を加えることで、まろやかな味わいが楽しめます。胃腸に負担がかからないように、野菜はしっかり加熱してやわらかく調理しましょう。
【材料 5人分】
- 大根 1/3本
- 人参 1/2本
- 玉ねぎ 1/2個
- キャベツ 1/4個
- ツナ缶(水煮) 1缶
- オリーブオイル 大さじ2杯
- 水 500ml
- ブイヨン 2個
- 牛乳 500ml
【作り方】
- 大根・人参・玉ねぎは8mm角に切り、キャベツは1.5cm程度のざく切りにカットする。
- オリーブオイルを鍋で熱して、玉ねぎが透き通るまで中火から強火で野菜を炒める。
- 2に水を入れ、強火で沸騰させる。煮立ったらブイヨンを入れる。
- 溶けたら牛乳を入れ、煮立たせる。
- 4を弱火にして水気を切ったツナ缶を加え、15分ほどかき混ぜながら煮たら完成。
※大人も食べる場合は、お好みで黒こしょうをかけてもおいしく食べられます。
煮込みうどん
「煮込みうどん」は具沢山の煮込みうどんです。主菜や副菜、汁物などの料理を用意する手間がなく、1食でいろんな食材を補えます。やわらかく煮たうどんは胃腸に負担をかけにくいので、子どもの体調がすぐれない時の食事にも向いています。
【材料 5人分】
- 水 3000ml
- だしパック 3袋
- 冷凍うどん 5玉
- たまねぎ 300g
- だいこん 250g
- にんじん 150g
- ちくわ 4本
- 味付けいなり揚げ 5枚
- おろししょうが 15g
(A)
- 味噌 120g
- 日本酒 大さじ2杯
- みりん 大さじ2杯
- 味付けいなり揚げのつゆ 大さじ2杯
- 醤油 大さじ1杯
- 白だし 大さじ1杯
【作り方】
- 大根は厚めのいちょう切り、にんじんは色紙切り、たまねぎは薄切り、ちくわは輪切りにする。
- 鍋に分量の水とだしパックを入れて、沸騰させたら1分後にパックを取り出し、1の具材を加える。
- 中火で熱し、灰汁が出たら丁寧に取り除く。
- いなり揚げを短冊切りにしておく。
- Aをよく混ぜ合わせて4に加え、4のいなり揚げも加える。
- 冷凍うどんとおろししょうがの絞り汁を加える。
- うどんが解けたら、少し煮込んで完成。
かぼちゃの蒸しパン
「かぼちゃの蒸しパン」は、電子レンジを使って作る蒸しパンレシピです。かぼちゃ本来のやさしい甘みが加わるので、食欲がない時でも食べやすく子どものエネルギー補給にもおすすめです。
【材料 マフィンカップ10個分】
- かぼちゃ 200g
- ホットケーキミックス 150g
- 牛乳 100ml
- はちみつ 15g
- 砂糖 大さじ1杯
- サラダ油 10g
- ピザ用チーズ 20g
【下ごしらえ】
作り方に入れ込むと、わかりづらくなるような手間のかかる下ごしらえのみこちらへ
例)調味液を作り、食材を漬け込んだ後冷蔵庫で1日寝かす(A)、のようなもの
【作り方】
- 耐熱容器にかぼちゃと水(分量外)を少し入れ、ラップをして電子レンジ600Wで3分30秒加熱する。
- トッピング用のかぼちゃ50gは皮つきで1cm角に切る。残りのかぼちゃは、皮をむいて小さく切り、ボールに入れて潰す。
- 2の潰したかぼちゃに牛乳、はちみつ、砂糖、サラダ油を加えよく混ぜる。
- ホットケーキミックスを加えて混ぜ、溶けるチーズを加えて混ぜる。
- カップの半分程度まで4を入れる。トッピング用かぼちゃを乗せる。
- レンジで600W 2分30秒加熱する。生地が膨らんだらできあがり。
参考元:かぼちゃの蒸しパン|クックパッド
バナナヨーグルト
「バナナヨーグルト」は、2歳の子どもが下痢の時の食事に向いています。バナナは、消化がよく、胃腸に負担をかけたくない時にも向いています。なめらかな食感で食べやすいので、食欲がない時や食事が喉を通らない時にもおすすめです。
【材料 幼児1人分】
- バナナ 1/3本
- 無糖ヨーグルト 50g
- はちみつ 小さじ1/2杯
【作り方】
- バナナをフォークで軽くつぶす。
- ヨーグルトとはちみつ、1をしっかり混ぜ合わせる。
2歳の子どもが下痢の時にも食べられるmogumoの幼児食

※体調が悪い時は医師の診断に基づき、どの程度の食事が食べられる状態かを確認のうえご利用ください。
子どもの下痢が続いていると、水分や栄養が足りているのか心配になってしまいますよね。子どもの体調が悪いと食事を用意する時間もなく、バタバタしてしまうママやパパも多いのではないでしょうか。
そんな時におすすめなのが、幼児食冷凍宅配サービスの「mogumo」。mogumoの料理は全て調理済みなので、電子レンジで温めるだけで簡単に食事を用意できます。
2歳の子どもが下痢の時でも食べやすいメニューも豊富にあるので、いざという時のためにストックしておくのもよいでしょう。下痢の時にもおすすめのmogumoのメニューを3つ紹介します。
<mogumoサービスの概要>
公式サイト | mogumo |
対象年齢 | 1歳6ヵ月頃〜 |
価格 | ・8食セット:1食あたり543円 ・12食セット:1食あたり525円 ・18食セット:1食あたり478円 |
送料 | エリアによって異なります。詳細はこちらをご覧ください。 |
mogumoダシ香るもちもち五島うどん

「mogumoダシ香るもちもち五島うどん」は、だしの風味がしっかり香る細麺のうどんです。シンプルなうどんなので、下痢があって食欲がない子どもでも食べやすいメリットがあります。うどんの麺には程よいコシがあるので、もちもちとした食感も楽しめます。
冷凍パックのまま電子レンジで温めるだけで簡単に作れるので、体調不良の子どもをみながら簡単に食事を用意したい方にもおすすめです。
内容量 | 360g【(麺60g・スープ120g)×2袋】 |
調理方法 | 冷凍パックのまま、電子レンジ500Wで約4分間加熱 |
栄養素 | エネルギー 102kcal、たんぱく質 3.7g、脂質 0.3g、炭水化物 20.8g、食塩相当量 2.3g(推定値)※1食分(180g)当たり |
アレルゲン | 小麦・大豆・豚肉 |
【商品レビュー】
- だしの味がしっかりしていて麺も細く食べやすかった。
- すごく美味しいみたいで、食べるスピードも早く、お汁まできれいに残さず食べました。
- 食べやすかったようでお汁まで全部1人で完食しました!
参考:mogumo公式サイトより引用
mogumoカラダにやさしいほっこりコーンポタージュ

「mogumoカラダにやさしいほっこりコーンポタージュ」は、とうもろこし本来の甘みが美味しいコーンポタージュです。まろやかな味わいで飲みやすいので、2歳の子どもが下痢の時の食事にもおすすめです。
子どもの食欲がなくて食事を嫌がる場合でも、何か栄養のあるものを食べさせたいという時に取り入れるのもよいでしょう。パスタのソースなど、アレンジして活用するのもおすすめです。
内容量 | 100g |
調理方法 | 電子レンジの場合:500Wで約2分、600Wで約1分40秒加熱湯せんの場合:未開封の冷凍パックを熱湯に入れ、約2分加熱 |
栄養素 | エネルギー 100kcal、たんぱく質 3.3g、脂質4.7g、炭水化物 11.9g、食塩相当量 0.6g |
アレルゲン | 乳成分・小麦・えび・大豆・鶏肉 |
【商品レビュー】
- おいしい!と言いながらいつも飲んでいます。
- コーンの甘味があり、ちょうどいい塩味でおいしく食べれています。
- よくある市販の粉のコーンスープは飲まないのに、こちらのコーンポタージュは自分から進んで飲んでくれます!
参考:mogumo公式サイトより引用
mogumo高タンパクで栄養たっぷり 赤魚のみりん焼き
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「mogumo高タンパクで栄養たっぷり 赤魚のみりん焼き」は、電子レンジで加熱するとこんがり皮の部分に焼き目が付く赤魚のみりん焼きです。ふっくらとした身の赤魚で、ほのかな甘みが付いているので子どもでも美味しく食べられます。
骨なし魚が使用されているので、2歳の子どもでも食べやすい特徴があります。少し食欲が出てきて、栄養のある食事を用意したい時に取り入れるのもよいでしょう。
内容量 | 45g |
調理方法 | 電子レンジの場合:500Wで約1分36秒、600Wで約1分20秒加熱 |
栄養素 | エネルギー 116kcal、たんぱく質 17.4g、脂質 3.4g、炭水化物 2.6g、食塩相当量 0.4g |
アレルゲン | 小麦・大豆 |
【商品レビュー】
- 赤魚のみりん焼きは身がふわっふわで味付けも優しく、骨も取り除かれているので子供が喜んで食べてくれます!
- 魚はほとんど食べてくれないのですが、これは美味しかったようで、ぱくついてくれました。
- 市販の魚よりも身が柔らかいので食べやすいのか息子が食べてくれました。
参考:mogumo公式サイトより引用
2歳の子どもが下痢の時の食事やレシピでよくある質問

「食事をあまり食べてくれないけど、食べさせた方がいい?」「食事を取るとすぐに下痢をしてしまう」「下痢の時に生の果物は与えてもいい?」など気になる方も多いのではないでしょうか。2歳の子どもが下痢の時の食事や、レシピに関するよくある質問についてお答えします!
食事があまり進まない…量は気にしなくてもOK?
2歳の子どもが下痢をしていて食事をあまり食べない場合、無理に食べさせる必要はありません。食べられるものがあれば、少量でも構わないので与えてあげましょう。
栄養不足が気になって無理に食べさせてしまうと、胃腸に負担がかかって下痢を悪化させてしまう恐れもあるので気をつけましょう。食べられる食事の量が少ない時は、こまめな水分補給を意識しておくのも大切です。
食べるとすぐに下痢をしてしまう…やめた方が良い?
食べるとすぐに下痢をしてしまう場合は、無理に食べさせるのは避けて消化にいい食べ物を少量与えてみて様子を見るのもよいでしょう。
しかし、食後すぐに下痢をしてしまう状態は、風邪や消化不良などの原因だけでなく食中毒や食物アレルギーなどが影響している可能性もあります。
食後の下痢が続いている場合は、かかりつけの病院を受診して医師にどう対応すればよいか相談してみてくださいね。
生ものはダメと聞いたが、生の果物は大丈夫?
生ものは消化に時間がかかるため、下痢の時に食べるのは避けておきましょう。生の果物も下痢の症状がひどい時は、避けておくのがおすすめです。
生の果物も加熱したものに比べると、消化に時間がかかる特徴があります。特に酸味の強いいちごやオレンジ、グレープフルーツなどの果物類は、胃腸に刺激を与えてしまうため避けましょう。
バナナなどのやわらかい果物は、下痢の症状が落ち着いてきて子どもが食べられるようであれば生のまま与えてもよいでしょう。
お菓子を与えてもよい?
2歳の子どもが下痢の時は、お菓子を与えるのは避けておくとよいでしょう。スナック菓子やクッキーなどのお菓子類には、脂肪分や砂糖がたっぷり使われています。
そのためお菓子は消化に時間がかかりやすく、胃腸に負担がかかるので、下痢の時には向いていません。体調が回復するまではおかゆやバナナ、スープなどの消化によい食べ物を取り入れましょう。
経口補水液は大人用でも問題ない?
水分と電解質を素早く補給できる経口補水液は、大人用を2歳の子どもに与えても問題はありません。子どもの体重1kgにつき1日あたり30〜50mlを目安に与え、飲み過ぎないように気をつけましょう。
しかし、経口補水液には塩分も含まれているため、子どもによっては大人用の経口補水液を嫌がってしまう可能性もあります。
子ども用の経口補水液は塩味や酸味を抑えているので、もし大人用を嫌がるようであれば子ども用の経口補水液を取り入れてみるのもよいでしょう。
参考:お子さまが吐いたら、下痢をしたら~小児急性胃腸炎診療ガイドライン2017年度版より~|大塚製薬工場
2歳の子どもが下痢の時、消化によい食事レシピを活用しよう!
大人に比べて下痢による脱水症状が現れやすい2歳児。2歳の子どもが下痢の時は、こまめな水分補給を意識しながら胃腸に負担のかかりにくい消化によい食べ物を取り入れましょう。
子どもが下痢の時は機嫌が悪かったりオムツ替えが大変だったりして、ママやパパも精神的や身体的に疲れ切ってしまいますよね。
そんな時は、下痢の時でも食べやすいようなメニューがある幼児食宅配サービスを活用してみるのもおすすめです。食事作りの負担を軽減しながら、子どもの回復をサポートしてくださいね!
▼その他、子どもが体調不良の時の食事についてはこちら
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