手づかみで食べる幼児食のメリットとおすすめレシピ20選

幼児食 手づかみ 子育て

生後9カ月頃から始まる手づかみ食べは、離乳食が終わった後の幼児食にもおすすめです。「手づかみできる幼児食のメリットは何?」「幼児食におすすめの手づかみ食べレシピはある?」「幼児食で手づかみ食べを取り入れる際のポイントはある?」など気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、手づかみできる幼児食のメリットや食べる際のポイント、おすすめのレシピなどを紹介します。ぜひこの記事を参考に、幼児食でも手づかみ食べを取り入れてみてくださいね。

手づかみできる幼児食のメリット

手づかみできる幼児食には、子どもの成長に対してさまざまなメリットがあります。手づかみ食べを毎日の食事で取り入れるために、手づかみの食事がどのようなものかを知っておきましょう。

手づかみの食事とは?

手づかみの食事とは、子どもがスプーンやフォークなどの食具を使わずに、自分の手で持って食べられる食事のことをいいます。

手づかみの食事メニューに決まりはありません。おにぎりやサンドイッチ、野菜スティックなど、手で持って食べられるようなメニューを食事の中に取り入れることで、簡単に手づかみの食事を用意できます。

自立心を育てる手づかみの食事の効果

手づかみできる食事には、子どもの自立心を育てる効果が期待できます。自立心が高いと他の人からの指示に従うだけではなく、物事を自分で選択して行動できるようになります。

「自分の手で食べたいものを食べる」という経験は、子ども自身が達成感や満足感を味わえます。幼児期の子どもの自立心を育てるためにも、手づかみ食べができる食事を用意してあげましょう。

手づかみの食事が子どもの発達に与える影響

手づかみできる食事は、子どもの発達に対してよい影響をもたらします。手づかみ食べは、自分の目で食べ物を捉えて手で掴んで口に運ぶため、目や手指、口の協調運動が必要になります。

そのため、手づかみ食べが多いとスプーンやフォークなどの食具を上手に使えるようになったり、脳を刺激できたりするメリットがあります。

幼児食を手づかみで食べる際のポイント

幼児食を手づかみ食べする場合は、子どもの安全に配慮し工夫が必要です。子どもが自分で食べやすいメニューになるように、調理方法のポイントも押さえておくとよいでしょう。

安全に配慮して食材を選ぶ

幼児期の子どもは、まだ咀嚼機能が未発達であり、表面がツルッとした球体の食材や弾力が強いもの、かたすぎる食材は上手に食べられません。

無理に食べさせようとすると間違えて気管に入ってしまい、窒息事故を引き起こす可能性もあるため注意が必要です。

ミニトマトやぶどうなどの球体を与える場合は4等分にしたり、弾力が強いものやナッツなどのかたい食材は与えないようにしたりして、工夫しましょう。

食べやすい形とサイズに工夫する

幼児食を手づかみで食べる際は、食べやすい形やサイズにして与えましょう。手づかみ食べする場合の形状は、スティック状や楕円状、ひと口大などがおすすめです。

ひと口大にすると口にたくさん詰め込みすぎてしまう場合は、長めのスティック状にしたり口に入りきらない大きさにすることで、自分のひと口量を知ることができます。

子どもが自分で食べられるようサポートするため、食材の形やサイズを工夫してみてくださいね。

食材の調理方法と保存のポイント

幼児食で手づかみ食事をする際は、食材の調理方法に工夫を取り入れてみるとよいでしょう。

幼児食では、歯で噛み潰して食べられる程度のかたさにする必要があります。おにぎりやハンバーグ、ナゲットやおやきなどの比較的噛み潰しやすいメニューを取り入れるのがおすすめです。

また、多めに作って保存をする場合は、冷凍保存もおすすめです。あらかじめ、こんにゃくや豆腐などの冷凍に向いていない食材を使用せずに作るとよいでしょう。冷凍した幼児食は、2週間を目安に使い切るのも安全に食べるためのポイントです。

手づかみにおすすめの幼児食レシピ20選

主食や主菜、副菜やおやつなど、幼児食の手づかみ食べにおすすめのレシピを紹介します。幼児食の手づかみ食べには、子どもの成長に必要な栄養素を補える食べ物を取り入れるのもよいでしょう。

主食

子どもが活動するためのエネルギー源として、重要な役割をもつ主食。主食にはご飯やじゃがいも、麺類やパンなどの小麦をメインとする料理を取り入れましょう。

しらすと青のりのご飯おやき

しらすや青のりには、子どもの成長に必要なたんぱく質やビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。毎日の朝食やおやつとして取り入れるのもおすすめです。

【材料 1人前】

  • ご飯    80g
  • しらす    小さじ1杯
  • 青のり    少々
  • 片栗粉    小さじ2杯
  • しょうゆ   少々
  • サラダ油   適量

作り方

  1. しらすは熱湯をかけて塩抜きしておく
  2. ボウルにご飯と1、青のりと片栗粉・醤油を加えてしっかり混ぜ合わせる
  3. フライパンに油を熱し、楕円形に成形した2を両面焼く

参考:https://cookpad.com/recipe/2778787

ツナマヨおにぎり

簡単にできるツナマヨおにぎり。大人用として作る場合は、具材に塩を少々足すのもおすすめです。

【材料 2人前】

  • ご飯      160g
  • ツナ缶(水煮)  1/2缶
  • マヨネーズ    小さじ1杯
  • しょうゆ     数滴

作り方

  1. 水気を切ったツナ缶とマヨネーズ・しょうゆを混ぜ合わせておく
  2. ラップにご飯をのせ、真ん中に1をのせる
  3. ご飯で具材を包むようにラップごと握る

参考:https://cookpad.com/recipe/7871523

野菜入りお好み焼き

あらかじめ野菜類は電子レンジで加熱しておくことで、生野菜のパサパサ感が苦手な子どもでも食べやすくなります。ソースだけでなく、マヨネーズをかけても◎

【材料 2人前】

  • 豚ひき肉    30g
  • キャベツ    40g
  • ねぎ      10g
  • 小麦粉     大さじ4杯
  • 塩       少々
  • 水       大さじ3杯
  • サラダ油    適量
  • ソース     適量

作り方

  1. キャベツは千切りにして、ねぎは小口切りにする
  2. 耐熱皿にキャベツ・ねぎ・豚ひき肉の順にのせ、ふんわりとラップをする
  3. 水大さじ1(分量外)を加え、電子レンジ600Wで6分加熱する
  4. 水気を切り、粗熱が取れたら小麦粉と塩・水を加えてしっかり混ぜ合わせる
  5. フライパンにサラダ油を熱し、4を丸く落とす
  6. 中に火が通るまで両面焼く
  7. お皿に盛り付け、上からソースを塗る

参考:https://cookpad.com/recipe/1881046

鮭フレークのおやき

魚の骨や皮を取り除く必要がない鮭フレークは、手軽に魚を取り入れたい方におすすめです。鮭フレーク自体に塩味が付いているので、調味料は少なくてもしっかり味が楽しめます。

【材料 2人前】

  • じゃがいも     1個(100g)
  • 鮭フレーク     小さじ1/2杯
  • ブロッコリー     20g
  • 片栗粉        大さじ1杯     
  • マヨネーズ      小さじ1杯
  • サラダ油       適量      

作り方

  1. じゃがいもとブロッコリーはやわらかくなるまでゆでる
  2. つぶしたじゃがいもと、みじん切りにしたブロッコリーをボウルに入れ、鮭フレークと片栗粉・マヨネーズを加えてしっかり混ぜ合わせる
  3. フライパンにサラダ油を熱し、丸めた2を入れて両面焼く

参考:https://cookpad.com/recipe/3662168

ほうれん草のチーズおやき

自分で手で持って食べられるおやきレシピです。粉チーズを使用することで、チーズの風味を楽しめます。ケチャップを一緒に添えて、ディップソースとして使うのもよいでしょう。

【材料 1人前】

  • じゃがいも     1個(100g)
  • 玉ねぎ       30g     
  • ほうれん草        30g
  • 片栗粉       大さじ1杯
  • 粉チーズ      少々
  • サラダ油      適量
  • ケチャップ     数滴

作り方

  1. じゃがいもと玉ねぎ・ほうれん草はやわらかくなるまでゆでる
  2. じゃがいもは粗つぶし、玉ねぎは薄切りにしてほうれん草はひと口大に切る
  3. ボウルに2と片栗粉・粉チーズを加えてしっかり混ぜ合わせる
  4. フライパンにサラダ油を熱し、丸く成形した3を両面焼く
  5. 皿に盛り付けた後、ケチャップを上からのせる

参考:https://cookpad.com/recipe/4957324

食パンのきな粉フレンチトースト

砂糖は卵黄液に混ぜるのではなく、きなこと合わせて表面に使用することで甘さをしっかり感じられます。

【材料 2人前】

  • 食パン(6枚切り)  1枚
  • 卵           1/2個
  • 牛乳          50ml
  • バター         5g
  • きな粉         大さじ1杯
  • 砂糖        大さじ1/2杯

作り方

  1. 食パンは耳を切り落として、6等分にカットしておく
  2. バットに卵・牛乳を加えてしっかり混ぜ合わせておく
  3. 食パンを2に両面浸す
  4. フライパンにバターを熱し、3を弱火で両面じっくり焼く

参考:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1320013771/

おかず(主菜)

幼児食のおかずは、たんぱく質を補給するのに効果的なメニューです。手づかみ食べ用に成形しやすいハンバーグやつくね、ナゲットなどのレシピを取り入れてみるのもよいでしょう。

ミニハンバーグ

子どもが大好きなハンバーグレシピ。多めに作って冷凍保存しておくと、いざという時に簡単に食事を用意できるのでおすすめです。

【材料 3〜4人前】

  • 合い挽き肉    50g
  • 玉ねぎ      30g
  • 塩こしょう    少々
  • 牛乳       大さじ1杯
  • パン粉      大さじ1杯
  • サラダ油     適量
  • ケチャップ    適量

作り方

  1. 玉ねぎはみじん切りにして耐熱皿に入れ、ふんわりラップをして電子レンジ600Wで3分加熱する
  2. ボウルに粗熱をとった1と合い挽き肉、塩こしょうを加えて粘りが出るまでしっかり混ぜ合わせる
  3. 牛乳・パン粉を加えてまとまりが出るまで捏ね、丸く成形する
  4. フライパンに油を熱し、3を両面焼く
  5. 水大さじ1杯(分量外)を加えて蓋をし、弱火で中に火が通るまで加熱する

参考:https://cookpad.com/recipe/1851007

鶏ひき肉のつくね

調味料はタネに含まれているので、ゆでて作る鶏ひき肉のつくね。鍋に入れてもおいしく食べられます。

【材料 3〜4人前】

  • 鶏ひき肉     50g
  • 玉ねぎ         20g 
  • にんじん                  20g
  • 塩こしょう    少々
  • しょうゆ     小さじ1/2杯
  • 片栗粉      大さじ1.5杯

作り方

  1. 玉ねぎとにんじんはみじん切りにする
  2. 耐熱容器に1と水大さじ1杯(分量外)を加えて、ふんわりとラップをし電子レンジ600Wで3分加熱する
  3. ボウルに粗熱が取れた2と鶏ひき肉、塩こしょうとしょうゆを加えてしっかり混ぜ合わせる
  4. 片栗粉を加えてひとまとまりにする
  5. 鍋にお湯を沸かし、スプーン2本を使って4を丸く成形しながら落として中に火が通るまで加熱する

参考:https://cookpad.com/recipe/7541408

豆腐ナゲット

豆腐入りのナゲットはやわらかく、子どもでもパクパク食べやすい特徴があります。揚げ油を使用したくない場合は、フライパンで焼いて作るのもおすすめです◎

【材料 2人前】

  • 鶏むね肉     60g
  • 木綿豆腐     60g
  • 玉ねぎ      1/6個
  • パン粉      大さじ4杯
  • 塩        少々
  • サラダ油     適量
  • ケチャップ    適量

作り方

  1. 木綿豆腐は水切りして、玉ねぎはみじん切りにする
  2. ボウルに1と鶏ひき肉・パン粉・塩を加えてよく混ぜ合わせる
  3. 小判型に成形して多めのサラダ油で揚げ焼きする
  4. 皿に盛り付けて上からケチャップを落とす

参考:https://cookpad.com/recipe/7792616

肉団子

豆腐を加えることでふわふわに仕上がります。甘辛く子どもも喜ぶ味付けのレシピで、冷凍保存しておくのもおすすめです。

【材料 2人前】

  • 豚ひき肉    80g
  • 白ねぎ     40g
  • 絹ごし豆腐     20g
  • 片栗粉      大さじ1杯
  • 塩        少々
  • サラダ油    適量

(A)

  • 砂糖      小さじ1/2杯
  • 酒       小さじ1/2杯
  • みりん     小さじ1/2杯
  • しょうゆ    小さじ1/2杯

作り方

  1. 白ねぎはみじん切りにして、絹ごし豆腐は水切りをしておく
  2. ボウルに豚ひき肉・白ねぎ・絹ごし豆腐・片栗粉・塩を加えてしっかり混ぜ合わせる
  3. フライパンに油を熱し、直径2cm程度に丸く成形した2を転がしながら両面焼く
  4. 中に火が通ったらAを加えて全体に絡める

参考:https://oceans-nadia.com/user/833638/recipe/484647

じゃがいもの磯辺焼き

スティック状にすることでポテトフライのように楽しめる磯辺焼きのレシピです。子どものおやつや、あと一品用意したい時にもおすすめです。

【材料 2人前】

  • じゃがいも    中2/3個程度(80g)
  • サラダ油     適量
  • 塩        少々
  • 青のり      少々

作り方

  1. じゃがいもは皮を剥いてスティック状に切る
  2. 耐熱容器に1を入れてふんわりとラップをし、電子レンジ600Wで5分加熱する
  3. フライパンに少し多めの油を熱し、水気を切った2を揚げ焼きにする
  4. 表園に焼き色がついたら取り出して、青のりと塩をまぶす

参考:https://erecipe.woman.excite.co.jp/detail/125d15e94c006f34b9315d099bb519c6.html

豆腐ステーキ

ボリューム感たっぷりの豆腐ステーキレシピ。肉や魚をあまり食べてくれない時や、消化によい食べ物を用意したい時にもおすすめです。

【材料 3〜4人前】

  • 木綿豆腐    200g
  • 小麦粉     適量
  • 白ねぎ     1/3本
  • サラダ油    適量

(A)

  • しょうゆ    大さじ1杯
  • 砂糖         小さじ2杯
  • だし汁     大さじ2杯

作り方

  1. 木綿豆腐は水切りをして長方形に切り、小麦粉をまぶしておく
  2. フライパンに油を熱し、みじん切りにした白ねぎを炒める
  3. 白ねぎを端に寄せて、真ん中で木綿豆腐を全面焼く
  4. 白ねぎがしんなりしたらAを加えて煮詰める

参考:https://cookpad.com/recipe/7798400

おかず(副菜)

幼児食で副菜は、ビタミンやミネラル・食物繊維などの補給に役立ちます。野菜類も手づかみしやすいように工夫して与えましょう。手軽に手づかみ食事を用意したい場合は、普段の食事に野菜スティックを加えるのもおすすめです。

卵焼き

ほんのりした甘味が楽しめる卵焼きレシピです。卵焼きは作ったあと、1個ずつラップをして冷凍保存袋に入れて冷凍保存も可能です。多めに作っておくのもおすすめ。

【材料 3人前】

  • 卵      2個
  • サラダ油   適量

(A)

  • 砂糖     小さじ1杯
  • しょうゆ   数滴
  • 塩      少々

作り方

  1. ボウルに卵を割り入れ、Aを加えて混ぜ合わせる
  2. 卵焼き器に油を熱し、1を1/3量ずつ加えて手前から奥に巻いていく
  3. 2をあと2回繰り返してひと口大に切る

参考:https://www.sirogohan.com/recipe/atuyaki/

小松菜のチーズ焼き

小松菜などの手づかみしにくい食材は、チヂミ風にすることでまとまりやすくなります。小松菜はカルシウムやビタミン類が豊富で栄養価も高いので、子どもの副菜としても向いています。

【材料 2人前】

  • 小松菜      2~3株程度
  • にんじん     20g
  • 小麦粉      大さじ3杯
  • 水        大さじ1杯
  • ピザ用チーズ   大さじ1杯
  • サラダ油     適量
  • ケチャップ    適量

作り方

  1. 小松菜はひと口大にして、にんじんは千切りにする
  2. フライパンにサラダ油を熱し、1をしんなりするまで炒める
  3. 粗熱が取れたらボウルに2と小麦粉・水・ピザ用チーズを加えてしっかり混ぜ合わせる
  4. フライパンに再度サラダ油を熱し、3を両面焼く
  5. ひと口大になるように包丁で切る

参考:https://cookpad.com/recipe/2061120

野菜スティック(きゅうり、人参、セロリなど)

シンプルな野菜スティックはごまドレッシング風のディップソースを付けることで、子どもでもおいしく食べられます。きゅうりやにんじん以外にもセロリや大根・いんげんやかぼちゃなどでも作るのもおすすめです。

【材料 1〜2人前】

  • きゅうり    5cm程度
  • にんじん    5cm程度

(A)  

  • マヨネーズ   小さじ1杯
  • しょうゆ     数滴   
  • すりごま    小さじ1杯       

作り方

  1. きゅうりとにんじんはスティック状に切る
  2. にんじんはゆでてやわらかくする
  3. Aを混ぜ合わせておく
  4. スティック野菜を皿に盛り付けてAを添える

おやつ

幼児期の子どもにとって第4の食事ともいわれているおやつ。おやつには、普段の食事で不足しがちな食物繊維やカルシウム・鉄分などの栄養素を補える食材を使用するのもよいでしょう。

チーズいももち

子どもウケ抜群のチーズいももちは、糖質やカルシウムなどの栄養を補えるレシピです。ピザ用チーズは中に入れることで、手を汚さずに食べられます。

【材料 2人前】

  • じゃがいも    中1個
  • 塩        少々
  • 片栗粉      大さじ1杯
  • ピザ用チーズ   適量
  • サラダ油     適量

作り方

  1. じゃがいもはぶつ切りにしてから、ゆでてつぶしておく
  2. ボウルに1と塩、片栗粉を加えてしっかり混ぜ合わせる
  3. 6等分にして丸め、中にピザ用チーズを入れて包む
  4. フライパンにサラダ油を熱し、3を弱火〜中火で中に火が通るまで両面焼く

参考:https://cookpad.com/recipe/4072932

さつまいもスティック

さつまいもは、子どものエネルギー源になる糖質や食物繊維が豊富な食べ物です。きな粉をまぶすことで、たんぱく質も一緒に補えます。

【材料 2人前】

  • さつまいも    中1/3~1/4
  • きな粉       小さじ1杯
  • 砂糖        小さじ1杯

作り方

  1. きな粉と砂糖は混ぜ合わせておく
  2. さつまいもはスティック状に切って水にさらす
  3. 2の水気を軽く切って耐熱皿にのせ、ふんわりとラップをして電子レンジ600Wで5分加熱する
  4. 1を全体にまぶす

参考:https://7premium.jp/recipe/search/detail?id=9445

かぼちゃのパンケーキ

パンケーキにかぼちゃを加えることで、かぼちゃの甘みがしっかり感じられておいしく仕上がります。野菜不足が気になる時の朝食にも向いています。

【材料 2〜3人前】

  • ホットケーキミックス    80g
  • 卵             1/2個
  • 牛乳            80g
  • かぼちゃ          80g
  • バター           適量

作り方

  1. かぼちゃは皮を削ぎ落としてひと口大に切る
  2. 耐熱容器に入れてふんわりとラップをし、電子レンジ600Wで4分加熱してつぶす
  3. ボウルに2と卵・牛乳を加えてしっかりと混ぜ合わせる
  4. ホットケーキミックスを加えて、粉っぽさがなくなるまでさっくり混ぜ合わせる
  5. フライパンにバターを熱し、1/2量ずつ加えて弱火で両面焼く

参考:https://www.kurashiru.com/recipes/168234b4-aaf7-497c-b960-eb59873d7c93

フルーツカット(バナナ、りんご、みかんなど)

バナナやりんご・みかんなどの果物は、子どものおやつにおすすめです。果物には糖質やビタミン・ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。

手軽におやつを用意したい時や偏食が気になる時にも向いています。形をかわいくカットすることで、子どもが楽しく食べられるようになりますよ。

【材料 1〜2人前】

  • バナナ     1本
  • りんご     1/8×2切れ
  • いちご     2個

作り方

(バナナボート)

  1. バナナは上部1/3部分の皮を剥く
  2. やさしく実を取り出して斜めひと口大にカットし、皮の中に戻す

(うさぎりんご)

  1. りんごはヘタを切り落とし、皮の部分にV字に切り込みを入れる
  2. 端からV字の切り込みより少し先まで包丁を入れて皮を剥く

(ハート型いちご)

  1. いちごは半分に切り、真ん中よりも上部分をV字に切る

上手に手づかみできるようになるポイント

幼児食で手づかみ食べレシピを取り入れても、なかなか上手に食べてくれないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、上手に手づかみできるようになるポイントについても紹介します。

子どものペースに合わせる

手づかみ食べが進むペースは、子どもによってさまざまです。手づかみ食べを嫌がるなら無理に進めようとせず、子どものペースに合わせて進めてあげましょう。

子どもが手づかみ食べを嫌がる原因には、さまざまな理由が考えられます。

単純に自分で食べるのが嫌というだけではなく、手が汚れるのが嫌だったり、熱くて持てなかった経験があったりすると、自分の手で掴んで食べることを嫌がることもあります。

子どもに合わせて手づかみ食べしやすいよう、工夫してみましょう。

食事の時間を楽しむ工夫をする

幼児食で上手に手づかみできるようになるためには、食事の時間を楽しむ工夫を取り入れることも大切です。

子ども自身が楽しんで食べられるように、家族みんなで食卓を囲んだり手づかみしやすい環境を整えてあげるとよいでしょう。

手づかみできる幼児食で子どもの成長を促進しよう!

食べ物を自分の手で持って食べる手づかみ食べ。手づかみできる幼児食は、子どもの成長や発達にさまざまなメリットをもたらす可能性があるため、毎日の食事で積極的に取り入れてみましょう。

どんなメニューを用意すればいいかわからないという方は、ぜひこの記事の手づかみレシピを参考にして、子どもの成長をサポートしてみてくださいね。

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